점포명 |
Ganso kamonan ban honke
|
---|---|
장르 | 소바 |
예약・문의하기 |
0466-45-5033 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
17時以降予約可 |
주소 |
神奈川県藤沢市湘南台2-22-17 |
교통수단 |
쇼난다이 역에서 190 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料なし、お通し代なし |
좌석 수 |
28 Seats ( テーブル28席) |
---|---|
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近くにコインパーキング有。提携等のサービスは無し。 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,일본 청주(사케)에 고집 |
---|
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
위치 |
숨겨진 레스토랑 |
홈페이지 | |
가게 홍보 |
江戸時代から続く伝統の味をお楽しみください!
小田急江ノ島線、相鉄線の湘南台駅より徒歩3分のところにある『元祖 鴨南ばん 本 家』。 風味豊かな鴨南ばん、伝統の鴨せいろは当店の自慢であり、一番の人気メニューです。 「鴨南ばん」の歩みは江戸時代文化年間、日本橋馬喰町の鞍掛橋のたもとで始まります。 さまざまな歴史を経て、現在当店は8代目で200年あまりの伝統の味を守り続けております。 |
2023年3月18日(土)に東急新横浜線が開業し、同時に東急と相鉄の相互乗り入れが始まりました。
今後の首都圏の鉄道の新設については、JR羽田空港アクセス線(田町付近~羽田空港)や東京メトロ南北線(白金高輪~品川)、東京メトロ有楽町線(豊洲~住吉)、都営大江戸線(光が丘~大泉学園町)なども計画されていますが、それらと比べても、今回の東急、相鉄の相互乗り入れはビッグプロジェクトだったと思います。
これにより最も恩恵を受けるのは相鉄沿線にお住いの方々だと思われますが、2019年の相鉄・JR直通線に加えて東急ともつながったわけですから利便性も大幅に向上したものと思います。
相鉄沿線の地価は、それを見越して既に値上がりの傾向にはありましたが、戸塚在住中にこの沿線の方々とも知己を得ることが出来ましたので、そこは素直に喜びたいと思います。
私の住む武蔵小山も相互乗り入れの影響で通勤ラッシュが酷くなることも懸念されたのですが、今のところは乗る電車を間違えなければ大きな影響はないようです。
ただ、開業後、列車の遅延がこれまで以上に頻発している点は早く解消してもらいたいですね。
直通運転で便利になった海老名駅は、食べログ活動でもちょくちょくお邪魔しているところですが、もう一つの相鉄の終点駅である湘南台駅も便利になった駅に挙げられます。
武蔵小山からの直通便の多い海老名と比べると、湘南台は直通運転が1日に4本しかない(休日の場合)ため、利便性では劣りますが、相鉄直通電車に乗ると西谷駅で湘南台駅にスムーズに接続されるダイヤになっているので、やはりこれまでと比べれば格段に便利になりました。
それでも、新横浜や西谷、二俣川などの各駅での待ち合わせ、時間調整時間が長過ぎるのは今後改善してもらいたいですね。
スムーズに接続出来れば武蔵小山~湘南台は、現在の60分前後が50分程度で運行可能と見込まれますので。
戸塚在住時代は馴染みの町であった湘南台も最近は縁遠い存在になっていたのですが、直通線の開通で一変した感があり、この日は、直通線開通後2度目の訪問を敢行しました。
今回ランチで目指したのは、こちらの鴨南ばん専門店です。
鴨南ばん(鴨なん)そのものの由来については、当店のHPに詳しく書かれていますが、その興りは江戸時代の文化年間(1810年頃)と言いますから、11代将軍家斉の時代になりますね。
日本橋馬喰町の鞍掛橋(日本橋小伝馬町と馬喰町の間を流れていた浜町川に架かっていた橋)の袂で営業していた「笹屋治兵衛」という蕎麦屋が長崎の南蛮煮をアレンジして出したところ評判を呼んだことが鴨南ばんの嚆矢だそうです。
その笹屋治兵衛の3代目が「元祖鴨南ばん」の屋号を名乗り、そのお店は関東大震災で被災しますが4代目が浅草橋寄りに移転再興して、以降この屋号を引き継いでいくことになります。
その後、5代目の時に妻が「鴨せいろ」を考案し、各地に支店もできたため店名に本家をつけて現在の店名(元祖 鴨南ばん 本家)となります。
当地湘南台に店舗を移転したのは、2007年(平成19年)のことで、7代目がご当主の時代ということになり、現在は8代目が200年を超える「鴨なん」の歴史を継承しています。
当店の場所は、湘南台駅の西口側。
小田急線の西側を走る藤沢市道湘南台252号線沿いになり、駅西口の最寄り出口(B出口)からだと徒歩2分程度と比較的便の良い立地です。
ランチタイムは11時から営業のお店ですので、オープン直後の時間帯を狙ってお邪魔したところ、店頭に待ち客はいなかったのですが、店内には既に2組4名の客が入店していました。
店内はテーブル席のみですが、客席数は店舗情報では28席となっているところ、もう少し間引かれているものと思われます。
テーブル間には仕切りがあったり、仕切りが無くても間隔はたっぷりと取られています。
私は空いていた2人用テーブルに着席しました。
卓上にはメニューが置かれていますが、食事メニューは大きく分けて、①鴨蕎麦(鴨南ばん、鴨せいろ等)メニュー、②鴨蕎麦以外の蕎麦メニュー、③蕎麦前メニューに分かれます。
鴨蕎麦メニューは、本鴨と合鴨があり、鴨南ばんも鴨せいろも、合鴨@1,200円、本鴨@1,650円となっています。
鴨以外の蕎麦メニューは、せいろ@800円、とろろせいろ@1,250円、天せいろ@1,650円ですので、総体的に鴨メニューは割安な感じがします。
専門店の場合、その専門メニューは割高になるケースが多いのですが、当店は逆で、専門化されたメニューがお得な設定になっています。
本鴨と合鴨は、牛肉で言えば、和牛と交雑種の違いと言った方がより正確なのだと思いますが、感覚的には地鶏とブロイラーといったイメージがあり、コクがあって身に歯ごたえがあるのが本鴨、柔らかくて脂が乗っているのが合鴨みたいな感じですよね。
本鴨の方が断然高価なのは分かっているのですが、私みたいな舌レベルの人間には合鴨の方が美味しく感じることも多く、今回も合鴨の方をチョイスしました。
注文は、鴨せいろ(合鴨)@1,200円の大盛り(200円増し)です。
待つこと12分ほどで注文の品が出来上がってきました。
仄かに甘みを感じる鴨汁には、厚切りの合鴨ロースが5切れと縦切りにされた白ネギが入り、柚子を散らして風味付けしてあります。
鴨肉は柔らかくて、合鴨らしく割とたっぷりの脂が付いており、それが旨味につながっています。
その出汁が出た汁は、まろやかでコクがあります。
ただ、この鴨汁にくぐらせていただいた蕎麦は、それほど特徴のある蕎麦ではありません。
コシもそれほど強くなく、蕎麦の香りもイマイチで、鴨(汁)と比べると、蕎麦へのこだわりは今一つなのかなという気がしました。
メニューを見ても蕎麦に関するこだわりは全く書かれていません。
ただ、大盛りにしただけあって、量はたっぷりあり、この点は満足でした。
歴史ある名店にしては食べログ評価が3.5点を割っている点は疑問がありますが、これは現店舗の歴史自体はそれほど古いわけではないことが影響している可能性もあり、また、当店をレビューしている私のフォローレビュアーさん9名のうち6名が3.5点~3.6点という中庸の評価に留まっていることを考えると、やはり私が感じたのと同じイメージを持った人も多いのではないかと思われ、総合評価3.5点割れも宜なるかなという感じがします。
少なくともなんちゃってではないということは言えますが、老舗を感じるこだわりが完璧ではないこともまた事実です。
一言で言えば、評価の難しいお店ですね。