ジャズの流れるCP最高の創作和食 : Nagomi

2014.10　１６５０円のお昼の御膳を食べに伺いました。
内容は最初に茶わん蒸し、その後４つに区切られたお重にお造り、蒸し物、揚げ物、色々おかずと
実にバラエティ豊か。
茸の餡がかかった茶わん蒸しは熱々でホッとする味わい。
お造りは中トロ、赤身、鯛、揚げ物は秋刀魚の大葉味噌揚げ、蒸し物は銀杏等が入った蕪蒸し。
様々なお料理が盛り込まれた八寸的な一画にはさつま芋レモン煮、高野豆腐、つぶ貝、筋子等
お酒のあてになりそうなつまみの数々。
どれも丁寧に作り込まれているので￥１６５０でいただけるとは何ともお値打ちです。
これにご飯とみそ汁、プチデザートも付いてます。
この価格でこの内容ならば文句のつけようがないほど。
中トロなんかも身がねっとりとしていて美味しかったですし、また季節を変えて伺いたいと思います。
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2013.09　地元のお友達３人でランチタイムに再訪。
今回も３５００円のコースを頂きました。

・先付　　　帆立と茄子、エリンギに生姜のすりおろしがかかっていて
　　　　　　　夏の清涼感と秋の訪れを感じさせてくれる一皿でした。
　　　　　　　生姜がきいていましたがサッパリとした後味で辛味もちょうどよかったです。
・八寸　　　綺麗な竹籠に彩り良く様々なお料理が盛り付けられておりました。
　　　　　　　アサリの茶わん蒸し、秋刀魚の春巻き、明太子を練り込んださつま揚げ、ブドウの天麩羅、
　　　　　　　ズイキの煮物、南瓜カステラ、椎茸寿司、子持ち鮎の煮付け、いくら。
　　　　　　　かなり豪華な品数に思わずため息がこぼれます。
　　　　　　　アサリの茶わん蒸しにはクリームチーズが入っているのでまろやかで濃厚な味わい。
　　　　　　　あさりの旨味もしっかり感じられるとても美味しい茶碗蒸しでした。
　　　　　　　椎茸のお寿司が意外なほど美味しくてびっくりしました。
　　　　　　　明太子を練り込んだ練り物もふっくらと柔らかい口当たりで美味しく
　　　　　　　最後に食べて欲しいと言われたぶどうの天麩羅は爽快な後味で面白い食感でした。
・向付　　　蛸、しまあじ、鮪等４種類のお造りは大変豪華です。
　　　　　　　鮪は赤身、中トロ、大トロの３種類があるので食べていて楽しいです。
　　　　　　　中トロ大トロのとろける食感はたまりません！
　　　　　　　しまあじもねっとりとして美味。
・焼物　　　鰆の八丁味噌。
　　　　　　　この時期の鰆も大変美味しいそうで甘めの八丁味噌と絡めて頂きました。
　　　　　　　万願寺唐辛子、栗の甘露煮、茗荷の甘酢漬け、さつま芋のレモン煮、茸類と
　　　　　　　添えられてる野菜も上品な味付けで美味しいです。
・煮物　　　豚の角煮。
　　　　　　　前回もそうでしたがソースがオリジナリティ溢れるもので家庭的なお料理でも
　　　　　　　家ではまず食べた事のない味わいです。
　　　　　　　お魚もお肉も白いご飯が欲しくなるような美味しいおかずです。
・食事　　　トウモロコシの雑炊。
　　　　　　　満腹でもスルスルと胃におさまる優しい味わいの雑炊でした。
・デザート　いちじくのコンポート。
　　　　　　　柔らかく煮込まれたいちじくに爽やかなヨーグルトソースがかかっています。
　　　　　　　サッパリしてはいるものの後引く甘さもありバランスの良いデザートでした。

３５００円でこの内容は本当に有り難いです。
特に前菜のお皿では他店では食べられないような面白い料理に出会えるので
和食を食べ慣れた方にも新たな驚きがあると思います。
ここは近所という事もありますが、たまに変わり種を楽しみたい方にはおススメです。
　　　　　　　
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2013.08
茅ヶ崎のさくら道にある小さな創作ダイニングの「和浪」。
和浪と書いて「なごみ」と読みます。
普段は１５００円でおかず４品が付くお得感あるランチ１本ですが
今回は事前予約で夜に出す３５００円のコース料理を頂いて参りました。

小さなお店ですが店前に２台停められる駐車場があり、店内はカウンター席と
その奥に８人までは余裕で座れるお座敷があります。
お店は男性２人でまわしているようです。

今回頂いたコースは以下の通り。

・先付

　素麺のゼリー寄せ。
　お酢がかかっているので全て崩しながら頂きます。
　キュウリやトマトも入っていて彩りも豊か。
　清涼感ある美味しい先付でした。

・前菜

　このお皿が出て来た時は正直驚きました。
　真っ白いお皿に７品のお料理が盛り付けられていてとっても豪華。
　牛乳豆腐、イカ墨を練り込んだ魚素麺、南瓜カステラ、しゃこから揚げ、サーモン手毬寿司、
　鶏肉チーズ焼き、魳一夜干し、鱧の南蛮漬けと盛りだくさん。
　牛乳豆腐はお豆腐よりも弾力感があり、ほんのり甘味があってとても美味しい。
　スモークサーモンの手毬寿司は酢飯に白ごまがまぶされていてかなり好みの味わい。
　鶏肉チーズ焼きは鶏肉の香ばしさとチーズが絡んで焦げ好きにはたまらない一品。
　鱧の南蛮漬けはお酢がばっちりきいていてど真ん中の味わい。

・お造り

　蛸やかんぱち、鮪等の４種類。
　鮪は中トロも入っていてとろける食感。
　３５００円のコースで中トロまで頂けるとは思ってなかったので得した気分です。

・お肉

　鴨といちじくの甘い生姜ソース。
　添え物野菜はとうもろこし、しし唐、アスパラガス、ズッキーニ、さつま芋、茗荷の酢漬け。
　トロットロのいちじくと鴨肉が甘めのソースと絡んで、どこかホッとする味わいです。
　添えられたお野菜もそれぞれ美味しくボリュームもあるお肉料理でした。

・お魚

　煮鮎のネバネバソース。
　背骨を除いた煮鮎とおくらとわさびを和えたネバネバソースで頂きます。
　わさびをもう少しきかせてある方が良かったかなとは思いますが
　これはこれで食べやすい煮魚でした。
　添えられた冷たい夏野菜もお皿に彩りよく盛り付けられていて特に
　味のしみた椎茸が美味でした。

・食事

　冷や麦。
　ここにもネバネバ食材のモロヘイヤが乗っていました。
　コシのある冷や麦はお肉やお魚を食べた後でもするすると胃におさまり
　生姜の味が後味を爽やかにしてくれました。

・水菓子

　西瓜と葡萄。
　うん、このくらいがちょうどいいと妙に納得。
　なんだかんだ結構食べた後ですし暑い時期には甘ったるい甘味より
　こういったフルーツが助かります。


お腹いっぱいになってお店を後にしましたがランチタイムにはお客さんが
続々と入って来て皆さん静かにお食事をされていました。
店内も１人でフラッと入りやすく、１５００円で頂けるランチにもお刺身や
お魚料理等豪華なおかずにご飯、お味噌汁がついてます。

ご近所にお住いの方であれば一度訪問する価値はあると思います。
事前に予約すれば予算に応じてコース料理も提供してくれるので
使い勝手のいいダイニングです。
とにかく落ち着ける雰囲気なのでゆったりお食事したい方にはおススメです。