聲の力
初訪問。
マイレビさんがアップしてたコチラの桃コンポート画像に私の目が釘付けに。何コレ? むっちゃ気になるんですケド。あまりにも気になったので 思いきって行ってみた。
と、その前に注意点。
まずはコチラは予約非推奨である事。カフェなので ふらりと気楽に寄って欲しいって事のようです。
更に カフェなのですが、複数名訪問非推奨。できるだけお一人で訪ねてきて欲しいそうです。まあ普段からソロ活動の私には これはむしろありがたいけどね。
写真撮影OKですが、写真はあくまで自分の手元のみ。またテーブル上に撮影機材を拡げての撮影も非推奨。
店内では なるべく会話は控えて。
女性店主さんお一人だけで全てやられている店ですので、そこは素直に従いましょう。
店は目立つ看板とか無いので見逃さないように。
店内は アンティーク調の調度品や小物にアクセサリー類が整然と並べられていて そのセンスの良さにうっとり。しかも 並んでいる品のうちのいくつかは販売もされています。
メニューは画像参照。私は食事 飲み物 デザートのセット(1800円)で デザートは桃コンポート(プラス200円)に。ちなみに食事内容はちょくちょく入れ替わるそうです。この日は ヴィシソワーズにタコのパスタ。
オリーブオイルが爽やかに香るヴィシソワーズは フレンチレストランのそれとは明確に別物。あくまで軽く 爽やかに。
パスタは少し驚いた。チーズがかかっているから温製かと思って食べたら冷製パスタ。タコ ケッパー タマネギ トマト プラムの冷製パスタ。パスタはカッペリーニ(らしい。知らんけど)。生のプラムの思いきった使い方に少しドキッ。
パンもついてます。添えてあるオリーブオイルが上質。
そしてデザート。なんとも独特のフォルムの桃コンポート。ピンク色の花弁は なんと桃の皮! センスの良さがビンビンに伝わってくる。構成は 桃スープ(ていうかコンポートの溶液か?)桃ジュレ 桃コンポート バニラアイス 生クリーム ムラング。桃コンポートと生クリーム バニラアイスを一気にすくって口へ運ぶ。
甘美
陶酔
恍惚
どんな言葉が ふさわしいかしら?
一口目からハッキリと印象に残る。が、重くはならない。コンポートやムラングはしっかり甘いのだが、桃スープや桃ジュレが さっぱり目なので 上手にバランスが取れている。生クリームの軽さや、バニラアイスの香りの良さも 重さを感じさせない要因だらう。
見た目に惚れたデザートでしたが、いざ食べてみたら見た目より味に惚れなおした。
この時点で脳内のもう一人の私が騒ぎ出す。もっと食べたい…と騒ぎ出す。
異論は無い。
追加で カシスムース(750円)
タルト台 チーズクリーム カカオ カシスムース。飾りはラング・ド・シャ。
しっかり香り付けされたタルト台に、かなり濃厚なチーズクリーム、しっかり酸っぱいムース と強い味ばかり組み合わせてありながら しっかりひとつにまとめる巧みさ。カカオの香りが調律者。 濃いんだけど 美味しい。ベースが濃い分、飾りの果物や ラング・ド・シャは軽く。絶妙としか言いようがない。横須賀なんて遠い地に、こんな美味しいタルトがあると知ってしまったのは私にとって幸福なのか不幸なのか。
正直、食事は 抜群に旨いと言うワケではなかった。温度等、気になる部分もある。
が、デザートは凄かった。脳ミソにビンビンに響く。味もビジュアルも…だ。これは再訪しないワケにはいかない。
が、カフェとして見ると気になる点もちらほらと。
特に音。というか声。 お客で埋まってるカフェがほぼ無声というのは 異質を通り越して異端に思える。コロナ対策として会話を控えるのは理解できるが、店主さんの声も ほぼ無いというのは……
声というのは場の空気を一変するほど力のあるモノ。そしてカフェというのは空気感が大事な場所。こうした発言すると性差別云々言われるのだが、あえて言わせて貰うと 女性の声というのは場の空気を一気に華やかにする力を持っている。せっかく所持している力を駆使しないのは、見ている側としては ひたすら歯痒い。せめてデザート提供時だけでも 明るい声で 説明をするだけでも印象は全く違っていただらうに。
コロナ騒動が落ち着いた時には 店主さんの聲の力を魅せてもらえると信じて待つとしよう。
PS:他にも 店に対していくつかの疑問点やツッコミ所が散見されたが、あえてレビュー中では書かないでおきます。
점포명 |
La grive(La grive)
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장르 | 카페、양과자 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
神奈川県横須賀市上町1-1-14 |
교통수단 |
京浜急行横須賀中央駅から徒歩3分 요코스카추오 역에서 236 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
( 大テーブル1台、中テーブル1台、小さな丸テーブル1台。イスは5脚ほど。) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 駐車場のご用意がありませんので、 近くのコインパーキングをご利用ください。 |
공간 및 설비 |
차분한 공간 |
이럴 때 추천 |
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홈페이지 | |
오픈일 |
2018.5.11 |
비고 |
2020年7月現在は1名での利用のみ。 |
再訪。
前回訪問時は ややナーバスになってるよに見えた店主さんでしたが、この日は 笑顔を見せ 明るい声で対応してくれました。やっぱカフェは こうぢゃないとね。まあ小さなお子さんがいるようですんで感染対策でナーバスになるのは当然っちゃあ当然なんですけどね。
昼飯食った後にオヤツ目当てに行くも、残念ながら満席。席が空き次第、電話で呼び出してくれるとの事ですんで 電話番号を伝えて駅前でお買い物タイム。
一時間半ほどで呼び出し。カフェって事もあるし、席数も少ないので ある程度の待ち時間は覚悟したほが良いでしょう。
店内は僅か五席のミニマムな空間。そこに店主さんがセレクトされた家具や小物が並んでいます。セレクトのセンスが良いため、かなり映える空間に。また並んでいる小物のいくつかは販売もされてますので、どんな品があるか興味あるかたは店のインスタグラムを覗いてみるとよいでしょう。
席配置は二人テーブル×2と一人テーブル×1。 お一人様 二組を二人テーブルで相席にしたりしない方針のようですので、待ち人数の割に 待ち時間が長くなったりするでしょうがそこは我慢。また席配置でわかると思いますが、三人以上での訪問はやめたほが無難。
予約も受けてませんし、営業日も少ないと なかなかハードル高い店でわありますが それでもコチラの菓子は食べてみる価値ありデス。
メニュー及び価格は写真参照。
私は来る前からコレ!と決めていた タルト ポム。マイレビさんがアップしてたの見たら旨そうだったんよね。 それとカフェオレを。
提供されたタルト ポム、上に乗ってるバニラアイスがまん丸で ちょっと雪ダルマみたい。可愛い(^_^)
構成は パートブリゼ ダマンド 林檎(秋映) キャラメル。皿に散らしてあるのはシナモン風味のクランブル。
もうね、構成聞いただけで旨いと解る組み合わせですが これがやっぱり旨かった( ´∀`)
サクサクのブリゼ、ざっくりダマンド、ねっとりとろ~り林檎、カチンとキャラメル…と食感が素敵。
味も リッチなダマンドに じっくり焼かれた林檎の甘さと キャラメルの甘さで しっかり甘いのを 軽めのバニラアイスで軽減するナイスなバランス。林檎だからアイスはキャラメルのが……なんて食べる前には思ったけど、たぶんキャラメルアイスだとヘビー過ぎたろうね。
シナモン香るクランブルを まぶしつつ頂くと 、もう たまりません( ´∀`) 端的に言えば大好きです。
あまりに旨かったので モンブラン追加ぢゃい!
構成は メレンゲ 生クリーム マロンクリーム 栗渋皮煮のシンプル構成。だが、ベースのメレンゲの軽さが一味違う。このメレンゲ美味しいなぁ。てかコレ、桃コンポートに乗せてたメレンゲですね。
生クリームも軽くすっきりした味わいだが、マロンクリームはずっしり濃厚な味。うん、モンブランのマロンクリームは こうした濃厚なテイストのが私は好き。
トップの栗渋皮煮も控えめな甘さのため、マロンクリーム自体は濃厚でありながら、食後感は かなり軽いモンブランにしあがってます。個人的にはタルトポムのが刺さったけど、モンブランも充分良い出来です。
もう一品、ガトーショコラを頼みたくなりましたが、空席待ちが数組いるようでしたので ここは引き下がるとします。
今回も良かったです。
甘味の仕立てといい、店内レイアウトのセレクトといい ホントにセンスの良い店主さんですね。 いったい何者なんでしょうか?
私の家からは遠いし、色々と不便なトコもある店ですが 既に冬の甘味を楽しみにしている私がいます。 インスタグラムを拝見する限り、かなり引き出し多そうな店主さんですので 次回も期待しちゃいます。