점포명 |
Miwa Yugawara
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장르 | 료칸/민박 |
예약・문의하기 |
0465-46-6111 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上206 |
교통수단 |
유가와라 역에서 1,724 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥50,000~¥59,999
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지불 방법 |
카드 가능 전자 화폐 가능 |
개별룸 |
가능 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간 |
이럴 때 추천 |
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홈페이지 | |
오픈일 |
2019.12.3 |
久々に温泉に入りに湯河原へ。こちらは2019年12月オープンと新しいお宿です。温泉のあるまともな宿に来たのはリバーリトリート以来と1年以上振り。そう言えばレヴォは富山と岐阜の山奥に移転してオーベルジュとなった様です。はよ行かな。
夕食はダイニングで。浴衣でもOKですが、割と雰囲気はちゃんとしています。
食事はこんな感じ。イタリアンと和食のあいのこみたいな感じです。
ドリンクを頂こうとメニューを拝見。ペアリングセットはシャンパーニュ、ロゼ、ピノの3種で4800円とお高め。その他普通にグラスは白赤共に7種ほどあり、1000円以下が殆どでこちらは割にリーズナブルです。ボトルも6000円代が殆どと酒で稼ぐ気はあまり無いのかも知れません。
竹炭を練り込んだパンが最初から置いてあります。特筆すべきものはありませんが、オリーブオイルはまあまあ美味しかった。
フランチャコルタがグラスで1000円だったので。オーダーしたら来たのがこれ。え、何これ?明らかに少ないんですけど。しかも泡が抜けきっていて全然美味しくない。ここまで酷いスタートは初めてでガチでクレームしようかと思いました。
お腹が減ってると人間イライラするのでとりあえず食べます。まずは素揚げした野菜とニンニクとじゃがいものピューレ。うーん、ピューレがトップバッターにしては重い。素揚げした野菜も普通です。フランチャコルタとこの一皿目で早くも私の心の扉が急速に音を立てて閉まっていくのが分かります。ああ、あの店の時と同じ閉まり方だよお。
一杯目があんな量だったのですぐ飲み干し、次へ。ソアーヴェクラシコがグラスは900円で、ボトルは6000円という様な値付けであり、やっぱりこれも一杯が少ないのかと恐る恐る頼むと普通に一杯取りでした。何かよう分からん値付けだな。別に良いワインでは無いでしょうが、安いし値段の割に味は悪く無いので気を取り直します。
ちなみにスタッフの方はこのメニューを見ていても分かる通りワインの事は誰もあまり分からない様子でした。という事で審美眼が試されます。ビールや日本酒もあるので気になる人はそれでも良いでしょう。イタリアンだけど。
シュー生地に帆立と苺を挟んだもの。美味くも無ければ不味くもない。手前のチーズをただ焼いたやつが1番美味しかった。なんだかな。
スープはコンソメスープにカットした野菜をじゃがいものスライスで巻いたものが入っています。このコンソメスープが温い。皿も温く、絶妙にダメな温度。逆にすごい。
お刺身。車海老、鯛、鮑、鮪を土佐醤油で頂きます。子供騙しな面子ですが、これが美味しい。車海老なんか素晴らしい甘味で、鯛も悪くない。結論を言ってしまうと、この1番手をかけない刺身が1番美味しいお皿でした。
ヴェルメンティーノ。ね、しっかり入ってるんですよ。これもグラスは900円なのにボトルは6000円なんです。これなら誰もボトル頼まないと思うんだけど。
メニューを見るとリゾットが出たらしいのですが、写真も味も忘れてしまいました。連れは美味しい時は饒舌に、そうでも無い時はポツポツと話すのですが、この日はほぼ無言でした。
シャルドネ。賢明な方はもうお気づきだと思いますが白のグラスは品種に関わらず全部一緒です。ワインに罪は無い。
マンゴーのグラニテ。業務スーパーで買うマンゴーのシャーベットみたい。ちなみにそんなものが売ってるのかは知りません。
流石に赤はグラスを変えて来ました。サルデーニャの何がだったかな。メルローとカベルネみたいな味。ちゃんと美味しい。グラスは合っていませんがワインに罪は無い。
またしても撮り忘れ。どんだけやる気ないねん。低音調理の牛肉が出た様で、温いというメモだけ残していました。なんなのこの芸風。
ダチョウのタリアータ。なにこれ。小指の先ぐらいの小さなポーション。牛肉の後なのも分からないし、ボリュームも少な過ぎる。小さすぎて味なんてよく分かりません。
最後はトリュフご飯。わざわざシェフが出てきて黒トリュフをご飯の上にスライス。露骨な映え狙いです。承認欲求の塊みたいなギャルならとりあえずムービー撮るんでしょうが、私は社畜のおっさんなので冷ややかな目で見ていました。ちなみに連れも死んだ魚の目してました。
味もとりあえずトリュフかけときゃ満足するでしょみたいな投げやりな味です。香りも弱く、トリュフもスライスが厚すぎて何食ってんだか分かりません。ここまで来て腹立ってきた。
デザート。この見た目よ。ダサい。ファミレスでももうちょい頑張るぞ。フルーツはおいしかった。やはり手をかけないものは美味しい。
最後に部屋でお夜食でとよくわからない酢漬けのテリーヌみたいなのを頂きました。私は食べなかったですが、連れ曰く、別々に食べた方が美味しいとの事。食ったんかい。
予想していましたが、食事は全然ダメですね。単純に料理としてのセンスも良くないし、調理も微妙だし、全然美味しくない。連れも同様の評価でした。
料理への愛が全く感じられません。とりあえずレシピ通り作っているという感じ。和食とイタリアンの組み合わせという事ですが、どっちつかずだし、何を目指してるのかも分かりませんでした。
スタッフの方は総じて感じが良いのが唯一の救いです。洗練されているというよりは楽しく過ごしてもらいたいという気持ちをどんなスタッフの方からも感じました。
ただこの価格帯の宿のレストランと考えるとやはりもう少し洗練されていて欲しいという気持ちはあります。ワインの知識にしても全然です。これらは全て従業員の問題ではなく、経営者の問題です。ハードばかり充実させて、とりあえずこうやっとけば良いだろ的な感じがします。
帰りは皆さんで揃ってお見送り。こういう所はとても温かくて素晴らしい。それだけに経営者とシェフの実力不足が痛い。良いシェフを連れてくるのも経営の問題なので結局はトップが全然ダメなんでしょう。
ちなみに朝食もお察しの通り、見るものなし。そしてこれまで行ったお宿の中でトップクラスに量が少なかった。ご飯と味噌汁はお代わり可能との事でしたが見限りました。白米に関しては魚沼産のこしひかりとの事でしたが、どう考えても私が家で炊く、スーパーで1番安い米と遜色ありません。
舞台は良く、役者も悪く無い、でも脚本がからっきし。そんなお宿です。ハードは良いので素泊まりでもと思いますが、湯河原で外食も厳しいしなあ。何ともテンションの上がらない一泊二日でした。