점포명 |
Kuro son(Kuro son)
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장르 | 이자카야、향토 요리、해물 |
예약・문의하기 |
088-873-2624 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
子供はおことわり |
주소 |
高知県高知市本町3-4-13 |
교통수단 |
土佐電気鉄道(路面電車) 大橋通より 오하시도오리 역에서 56 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥5,000~¥5,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥8,000~¥9,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
30 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 カウンターは禁煙 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
아이동반 |
子供お断り |
비고 |
撮影は料理のみOK(店内、調理場は不可) |
新しい愛車の慣らしを兼ねて高知へ1泊旅
淡路島経由で四国へ上陸し、徳島道、高知道経て
”駆け抜ける歓び”を感じながら高知へ
桂浜、はりまや橋、高知城、ひろめ市場と観光名所を散策し
この日のばんごはんで訪れた店は「居酒屋 黒尊」
旅行が決まったタイミングで予約を入れた人気店
予約の際に”うちは量が多いから、必ず一軒目でお腹すかして来て下さい”とのお達し
ひろめ市場では、忠実それを守って、見るだけで我慢しました
●予約必須の人気店
お店は、観光スポット「ひろめ市場」から”とさでんのチンチン電車”の線路を越えたエリア
天神橋通りから西へ入る、昔乍らの雰囲気漂う、飲み屋街って感じの横丁に在ります
「居酒屋 黒尊」と表示された、何の形かは?な一枚板の看板が目印
引戸を開けると、こじんまりとした店内、カウンター10席程度、
奥には座敷が在りますが詳細は不明です
料理は海鮮もの尽くしで、大将のおまかせが基本
苦手な食材やアレルギーの配慮は料理の提供前にお伺いを立てて貰えます
全てがボリューミーなので、途中で幾度も胃袋の加減を確認してくれます
17:00の予約で、少し早めに店に到着
店の前で待っていると、女将さんが店内へ案内してくれました
その後はアッと云う間にカウンターも座敷も満席
ダメ元なのか?予約なしで来店する人が続きましたが、遅い時間も予約で満席の様で、全員が玉砕
1か月以上前に予約の電話入れて良かったと思いました!
■炙り鰹の酢の物
”蟹身とリュウキュウの酢の物”の代替料理です
リュキュウは、高知県特産の野菜で、郷土料理にもよく使われる”はすいも”の事
シャキシャキとした食感が特徴で、茎の部分のみを食べる里芋の種類
独特の食感を活かした野菜です
鰹の酢の物は、炙ったものを割いて玉葱と小口切の青葱と合せて在ります
やや甘めの味付けですが、少し生姜が利かせて在ってさっぱりとした後味です
■造り盛合せ
とにかく厚切りなのが第一印象、しかも4切れずつ並んでいます
これで2人前だと思うと、この先完食できるか?不安が過りました
さざえ、縞鯵、清水さば、鯛、鰤の五種が皿一杯に盛られています
・さざえ
貝殻の割に中身が大きいんです
身は弾力が在りズシリとした噛み応え
肝の淡い苦味が旨みたっぷりです
・縞鯵
脂ののりが程よく、少し多めに醤油を纏わせて食べました
・清水さば
清水さばは、土佐清水で水揚げされるゴマサバのことです
”縞鯵”以上に脂がのっていて、光もの独特な旨さが在ります
・鯛
白身で淡白ですが、旨みは十二分
コリコリの歯応えで、鮮度の良さが伺えます
寝かせてモチッとしたのも美味しいですが、違った美味しさです
・鰤
えッこんなにたっぷりの山葵?
山葵よりはやや鮮やかな緑色のものは、”ぬた”です
”鰤ぬた”は、地元の伝統的な料理
葉にんにくに、味噌や酢を混ぜて作られた”ぬた”を鰤や鯛の刺身に合せて食べます
醤油は付けずに、”ぬた”だけで食べるのが流儀、これがかなり美味しいんです
他の刺身にも流用して食べましたが、どれも美味しく食べれました
■鰹たたき
結論から先に述べると、今まで食べた鰹や鰹のたたきの中で、1番と云い切れる美味しさ
まぁ60年も生きてると、絶対とは云い切れませんが、食べた瞬間にそう思いました
妻も”こんなに美味しい鰹は食べた事がない”的な感想だった様です
”鰤ぬた”に負けない位に身が厚く、火入れ加減が縁のほんの一部だけ薄く
レアな部分のルビー色の艶っぽさが、”美味しいだろう”って誇らしげ
”そのまま、何も付けずに、温かい内に食べて”が大将からの厳命
ひと切れめは、そのままパクリ!
魚よりも肉?って思える食べ応えと、それを引き立てる絶妙な塩梅の旨さ
ふた切れめは、辛味の在るニンニクスライスと山葵をのせてパクリ!
刺激が加わり、更に満足度が増しました!
”鰹の塩たたき”って数回しか食べた事が在りませんが
この店が発祥だって、ネットの情報で見掛けました!
刺身盛合せと鰹のたたきを食べ終えて、結構な満腹感
大将がそれを察したのか?
”この後、煮付けと揚げもの出すけど”って確認が入りました
これが最初で最後の高知かもしれないし・・・
こんな美味しい店でもっと色々食べたいし・・・
そんな思いで、”お願いします”って答えちゃいました
■煮付け
鉄鍋で、たっぷりの煮汁で熱々で提供されます
豆腐や大根、牛蒡なども一緒に煮付けて在るので
魚の煮付けと云うよりは、鍋料理見たいです
魚は、縞鯵が柵のままって感じで煮付けて在ります
身はしっとり、ふっくらしていて、適度に味が染みています
煮汁がやや甘めの味付けですが、魚本来の味と合わさると程よく味わえます
普段、煮魚って殆ど口にしませんが、これは美味しく残さず食べれました
一緒に煮付けて在る豆腐や大根、牛蒡も美味しく残さず食べました
いよいよ、満腹に近づきました
■揚物
残すところ数%って感じの満腹感でしたが、頑張って食べます!
揚物は、鮎とうつぼの唐揚げです
・鮎
鮎は、高知の清流”仁淀川び天然もの”との事
高知の川って、四万十川しか知らないもんなぁ・・・
ふっくら肉付きの良い鮎だと思います
熱々でした、手掴みで頭から尻尾の先まで余すことなく戴きました
内臓も嫌みのない淡い苦味で、むしろ旨みに感じました
・うつぼ
土佐の郷土料理の代表格のひとつ
”海のギャング”と呼ばれる、獰猛そうな姿からは想像のできない美味しさ
肉厚で柔らかな身は、鶏肉にも似たあっさりした食感
表皮に近いゼラチン質には濃厚な旨みが溜め込まれています
■寿司
いよいよ満腹度100%超えの状態
〆の料理は寿司です
胃袋の具合で貫数は調整可能との事でしたが
100%超えているにも関わらず、何の根拠もなしに”4貫”で註文
シェア出来る様にと、半分ずつに切り分けて提供してくれるそうです
・押寿司 リュウキュウと鯖
押し寿司なので少し硬めのシャリ
鯖は〆てないのかな?
リキュウに施された味わいと共に戴く感じです
・押寿司 鯛
鯛の下に大葉が敷いて在るので、食べた後に爽快感が残ります
通常の1貫を半分に切り分けて在るので
余裕で、ひと口で食べれるから、満腹でもイケちゃいます
・寿司 煮穴子
煮付けに比べると、甘さ控えめ
とろとろに柔らかく、口の中でとろけちゃいます
・寿司 いくら
シャリといくらって相性抜群ですよね
いくらは、自家製の味付け
妻はギブアップしたので、ひとりで食べ切りました
日本酒 全て、濵川商店(高知)
・美丈夫 ぽんかん
・発泡性清酒 純米大吟醸 美丈夫 舞 うすにごり
・美丈夫 純米酒 慎太郎
●最後に
妻共々、大満足でした!
実は、電話で予約を入れた際に、一旦は断られたんです
電話を切る直前に”早い時間でゆっくりできないけど”と大将から
どんな理由だったかは?ですが、席が確保できた事は大変ラッキーでした
この店で食事ができた事が、この旅の中で1番の思い出になりました!