점포명 |
Shemoa
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장르 | 프렌치、와인 바 |
예약・문의하기 |
075-212-2130 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
京都府京都市中京区御幸町通り御池上ル西側 |
교통수단 |
京都市交通局地下鉄東西線 京都市役所前駅下車 徒歩2分 교토시야쿠쇼마에 역에서 237 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥8,000~¥9,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥5,000~¥5,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、Diners) |
개별룸 |
불가 |
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금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음,오픈 테라스 있음,라이브 공연 있음 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
서비스 |
축하・서프라이즈 가능,소믈리에가 있음 |
홈페이지 | |
비고 |
【京都市中京区錦小路通烏丸東入ル北側より移転】 |
17時頃、2名で訪問しました。御幸町御池を上がって西側の並びにある路地を進むと「隠れ家」的にひっそりとお店があります。
COMME des GARCONSの店舗と長谷川ワタル建築研究所の間の左右の壁面が竹で装飾された路地です。
路地を進むに連れて、ありふれた日常の喧騒から緩やかに切り離され、お店が「単に空腹を満たすための場所」ではなく、「特別な食事を楽しむ場所」へと変わって行きます。
お店の建物はお隣の長谷川ワタル建築研究所が設計されたもので、天井は高く、庭との間のガラス戸は全て開放され、外部空間と一体的になるよう設計されています。
店内にいても差し込む自然光や空気の僅かな揺らぎなど、外の空間が店内に生み出す微かな気配が感じられることで、空間的のみならず、精神的にも窮屈に感じない作りになっています。
料理だけでなく、テーブルや椅子、お皿にカップも素敵でした。
【頂いた料理】
★シェフコース(税込8,030円)
オードブル2種、肉と魚のダブルメイン、全7品に選べるドリンクが付くコースをオーダーしました。
ドリンクはハウスワインを頂きました。
パンは芳醇な香りのバターが添えられています。
①ウニのフラン
②海の幸ゼリー寄せテリーヌ仕立て
③フォアグラとウズラ鳥のトリュフソース
④松茸のパイ包みスープ
⑤魚介の盛り合わせサフランソース
⑥牛フィレ肉のステーキ
⑦デザート・コーヒー
⑥のメインは他にシャラン産鶏の香草ソース、仔羊のロースト、牛タンの赤ワイン煮の計4種類から選択できます。
①ウニのフランは洋風の茶碗蒸しのような料理です。ウニの香りと卵の優しい風味を味わいました。
②海の幸ゼリー寄せテリーヌ仕立ては人気メニュー、とてもとても美しいです。ステンドグラスのような色とりどりの鮮やかな食材たちです。
海老、サーモン、帆立、オクラ、ブロッコリー、きゅうり、野菜はどれもフレッシュで瑞々しく、味付けされたキャベツの帯で整形されています。
③フォアグラとウズラ鳥のトリュフソースは、ウズラ鳥のプリッとした食感と肉の柔らかさが心地よく、そこにまったりとしたフォアグラの濃厚感が加わります。
ウズラ鳥は、柔らかい硬いという軸だけでは表現できない、弾力と身の柔軟さが同居するような食感です。
④松茸のパイ包みスープは、熱々で提供されパイを破ると松茸の香りがふんわりと広がります。パイもカチカチに焼き上げるのではなく、パイそのもののしっとり感を適度に残してあります。
⑤魚介の盛り合わせサフランソースは、白身魚、帆立、アスパラなど野菜を淡いカレー風味のペーストとサフランソースで頂きます。
フレンチでカレー風味というのはあまりないと思いますが、これが美味しいです。シェフのセンスが光るお料理です。
白身魚の淡白な旨味が淡い仄かなカレーの風味をまとうことで、新たな味覚を経験できます。経験に裏打ちされた発想がないと作れないお味だと感じます。
⑥牛フィレ肉のステーキは、噛み締める度に肉本来の味わいが溢れます。肉を食べた満足感で心も満たされて行きます。
⑦デザートはフルーツのテリーヌでした。柿、キウイ、梨など色とりどりのフルーツが散りばめられています。これまた美しいお料理です。
コーヒーのカップもクラシカルな雰囲気が出ています。
【総評】
お店の雰囲気も非常に良く、腕利きのシェフの魅惑の料理が楽しめるしっかりとした「レストラン」です。
シェフとマダムのお二人で切り盛りされているお店ですが、というよりむしろそれ故か、温かいホスピタリティのマインドを感じるお店です。
味覚、嗅覚は勿論、視覚的にも楽しめる美味しいお料理とワイン、美しい食器や調度品のセンス、建物を含めた室内空間の設計…
これだけの要素が揃っていて、約8,000円です。あまりコスパという言葉が好きでない私ですが、敢えて言います。高コスパです。
以前は、錦小路にお店を構えておられたようで、永年愛され続けるお店には、やはり理由があるのだと実感します。
食堂でも居酒屋でもバーでもダイニングでもない「レストラン」に来ている実感を是非味わってみて下さい。御馳走様でした。