『完璧』 ~最高の宿で最高の食事を~
二週続けての京都。先週は満室で予約出来なかった俵屋さんへ。
今回は茜の間。初めての新館で、しかも3階。採光が良く明るい部屋、小さめでとても可愛らしい。旧館の暗めで落ち着いた雰囲気も素敵ですが、明るくフレッシュなこんな雰囲気も良いですね。全体的な造りは元より、ディテールも妥協することなく拘って造り込んでいる点は一緒。ただ内装の質感と調度品、窓の外には高層マンションが見えてしまうなど、旧館ほどの「非現実的」さを感じられないのも事実。俵屋フリーク向けの部屋ではないでしょうか?
マンションなど外の景観は簾で配慮し、緑を眺めながら食事を頂きます。
・おしぼり
良い香りがします。この香りを嗅ぐと「俵屋さんに来た~」と実感します。石鹸の香りだそうです。
・わらび餅
いつも楽しみにしています。今回は特別に美味しく感じました~ 冷たさなのでしょうか? 不思議です♪
【夕食】
写真の献立参照下さい(笑)
素朴、実直、忠実。。。 どう表現すればよいのでしょうか? 胸にストンと落ちる、腹に落ちる味なのです。基本である出汁を大切にした日本料理で、この真面目さを愛してやみません。どの品も美味しかったです♪ 今回とくに印象的だったのが次の2品です。
・煮物…月見蕪の朧仕立て
碗の蓋を開けると、裏に満月の絵が描かれています。この時期にしか使えない碗ですよね~ 贅沢です。蕪を満月に見立て、碗の絵柄と外に見える本物の満月。3つもお月さまがあります。蕪の中に鴨の挽肉が詰まっており、熱々ハフハフで小籠包のようでした~
・温物…鱧の千利煮
今年は様々な鱧を食べました。この鱧の千利煮は、今年食べたすべての鱧料理の評価を覆すほどの破壊的な旨さでした。見た事もない骨切りの細やかさで牡丹が咲いています。至近の豆腐屋さんの豆腐は、ほのかに甘くて、その柔らかいこと柔らかいこと。熱々の牡丹鱧、豆腐、榎茸をポン酢で頂きます。「ポン酢につけて食べる」で連想するものとは全く別次元の味わいです。あまりに美味しいので、ほんのりとした塩梅に鱧の出汁が効いたツユとポン酢をそれぞれ飲み干してしまいました(笑)
【朝食】
前回はぐじの干物が食べられたけど、今回はリストになし。部屋の格でしょうか? でも 鰈とハタハタの干物は旨いのです。そしていつもの湯豆腐。湯豆腐マシーンの中に、豆腐屋さんの豆腐と湯葉屋さんの湯葉がたっぷり入っています。
ご飯、お味噌汁、香の物という当たり前のものが当たり前に美味しいです。固めの炊きあがりが好みなのですが、俵屋さんのちょっと柔らかめの白米に徐々に嵌り始めています。
今回気になったのは英語で書かれたディナーメニューです。天麩羅、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉と如何にもな日本食がラインアップされています。俵屋旅館のすき焼きってどうなのかしら? きっと凄まじく美味しいですよね? でも懐石を食べ尽くしたいので当分無理ですね(笑)
ディティールにも拘る。決して妥協しない。
伺う度に魅力に取り付かれてしまいます。
また宜しくお願いします。
2015年2月投稿
『食べログ』を利用し始めた頃、10年ほど前でしょうか、俵屋旅館は和食のカテゴリーでトップ3にランキングされていました。以来ずっと憧れ。しかし京都に行くことは滅多になく、あっても予約が取れない。やっとの初訪問は2013年2月。毎年賀状をありがとうございます。2015年も既に予約を2つ、訪問が楽しみです。
それでは初訪問の時の感想を・・・
高評価の和食を食べるために、宿泊が義務になっている、と思っていました。
まったく違いました(笑)
料理がメインの宿ではなく、給仕・部屋・建物そして料理、その全てが主役でした。
全てを推し量って提供する給仕
テレビでさえ引き戸で隠すなど、和室として完成された部屋
外とは別世界を作り出している建物
年代物ばかりの調度品
土間の先にある手入れの行き届いた庭
その庭を最も美しく見れるよう計算された雪見障子
静寂、誰にも邪魔されない
まさに『非現実的』
そして提供される料理は、華美なものではなく素朴な京料理。
しかし食材一つ一つ丁寧な仕事がなされ、食べるのが勿体ないほど。
雪見障子越しに、舞いながらうっすらと積もりゆく雪を見ながら食事をする幸せ。
全てが『パーフェクト』でした。
温泉ではないことぐらいしかデメリットは見つかりません。
帰りの新幹線の中で、夜に注文した月替わりのお弁当と天巻き弁当を頂きながら、しみじみと幸福だった時間を振り返り、次はいつ行けるかなぁ~と。
점포명 |
Tawaraya(Tawaraya)
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장르 | 료칸、일본 요리 |
예약・문의하기 |
075-211-5566 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
京都府京都市中京区麩屋町通姉小路上ル中白山町278 |
교통수단 |
地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分程度 교토시야쿠쇼마에 역에서 269 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥60,000~¥79,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능、6인 가능、8인 가능 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,자리가 넓은,좌식 있음,일식 난방(코타츠; 마루청을 뜯어 그 위에 설치한 열원을 갖춘 밥상)있음. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집 |
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이럴 때 추천 |
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서비스 |
축하・서프라이즈 가능,음료 지참 가능,테이크아웃 가능 |
비고 |
お弁当の手配は事前か宿泊当日にできますが、火曜日受け渡しはできません。 |
今回は初めての連泊。
一泊目は常盤の間、二泊目は翠の間です。
柊家旅館との連泊も考えましたが、俵屋さんにして大正解でした♪
二日目の夕食に、なんと焼河豚と炊き込みご飯が登場!!
良い河豚が入荷した時だけなんですと仲居さんが話してくれました。
常連さんの中には、焼河豚目当ての方もいらっしゃるとか。
あと蘿蔔の炊き込みご飯。
炊き込みご飯の中でも上位の人気だそうです。
御馳走様でした。
またよろしくお願いします~