久しぶりに伺いました : Yamamoto Menzo

日曜日
山元麺蔵さんへ
9時から電話し続けましたが、つながったのは9:25。それで取れた予約は15:40。

うーん、もう完全にお昼ではなくなってますが、せっかくなので伺おうと。


鶏ささみ天みぞれうどん
辛つけ麺　
ごぼう天

一味、七味、山椒、柚子胡椒と揃っていて、味変も楽しい。

うどんのコシが、他の追随を許さないですね。生きている、と言っても過言ではないレベル。
うどん店でバイトしている娘でさえ、絶賛。
「やっぱりここはちがうよねえ」
2人で頷いてしまうこの実力。

大満足で完食してお店を後にしました。
ご馳走様でした。

土曜日　12:35
山元麺蔵さんへ

ふらっと伺っても入れた試しはありません。
９時から電話予約となっていたので、９時からかけ続けること35分。ようやく繋がりました。

12:50が予約時間です。
娘と伺いました。10名くらいが店頭に並んでおられます。この日はなかなかの暑さで、予約なしでは決して並ばない感じ。

仁王門うね乃さんの閉店により、京都のうどん百名店は、大河さん、日の出さん、岡北さん、そしてこちら山元麺蔵さんの４軒となりました。
その中でも一番行列のえげつない、かつ点数の高い山元麺蔵さん。楽しみです。

12:55
入店。カウンター席に。
薄暗い店内、カウンター席には間仕切りを作成し、隣と隔てられています。

牛ホルモンのつけ麺　1,050円　娘
鶏ささみ天みぞれのざるうどん　1,150円　私
土牛蒡の天ぷら　400円

オーダーは並んでいる時にとっているのでそんなに待たずに到着します。
天ぷらは後から揚げたてが運ばれます。

厨房の様子がカウンター席から見えるんですが、段差があるので店員さんのもつトレイが見えないで声をかけられた時に自分に言われているのに気づかず、オーダーが来たのににぶい反応をしてしまいました。

うどんを切るハサミは初めて見るもの。
説明を早口で言われますがすぐには頭に入り込んできません。使いながら慣れるという感じ。
うどん自体は未だかつてない食感のモチモチ。今まで食べてきたうどんと全く違います。
つけ汁のみぞれまみれになっても、その存在感は負けません。

13:00
５分後鶏天がきます。かなりボリュームがあるので、びっくり。そう考えると親切な価格設定に思えます。
熱々サクサクの鶏天の美味しさはすごい。
娘が牛ホルモンのつけ麺という濃厚系をオーダーしていたので、（２人で来たら同じものを頼まない我が家）天ぷらはシェア。

牛蒡天がさらにきますが、この牛蒡、木材かと言わんばかりの分厚いルックス。カレー風味のお塩がまたインパクトあります。
（素材の強い個性をこれまた強い個性のカレーで調和させてる）

「美味しいなあ」と娘を見ると、娘強くが頷きます。（稲庭派なのに珍しい）

牛ホルモンのつけ麺を少しもらいましたが、こっちはラーメン店のつけ麺の麺をうどんに変えたような、今どきのうどん。
つけ汁に具材たっぷりで、食べ応えがあります。濃厚かつ肉好きな娘にはドンピシャだったようです。これ、スープ割りできるのが嬉しいですよね。

冷たいお茶も、無くなるとすぐに注ぎ足して下さるし、気遣いを感じるお店です。食後の杏仁豆腐も嬉しいですね。

並んでまで、並んでも、
そのお店にどれほどの熱意を注げるかは人それぞれですが、山元麺蔵さんは手間暇注いで行く価値のあるお店のように個人的には思います。

その日の夜、ごはんをうどんにしたら、
「昼にあんなに美味しいうどん食べたのに一玉30円くらのうどんを出すなんて！」
と娘に怒られました。誠にすみません笑。

また伺います、ご馳走様でした。