점포명 |
Giom Moriwaki
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장르 | 일본 요리 |
예약・문의하기 |
075-525-1030 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
前日、当日のキャンセル料は100% |
주소 |
京都府京都市東山区祇園町南側570-177 |
교통수단 |
京阪本線 祇園四条駅より徒歩約5分 기온시조 역에서 395 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥15,000~¥19,999¥8,000~¥9,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
夜のみ サービス料10% |
좌석 수 |
10 Seats ( カウンター6席、4名テーブル×1) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 店外に喫煙スペースあり |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능) |
홈페이지 | |
오픈일 |
2014.8.28 |
비고 |
■【昼】6,000円 8,000円 11,000円 13,000円 16,000円(税別) |
가게 홍보 |
静寂を楽しめる雅やかな贅沢空間。四季折々の風情溢れる日本料理に舌鼓
オープン1年という短期間で「ミシュランガイド2016」にて、一ツ星獲得という快挙を達成した【祇園 もりわき】。和の名店【京都ホテル 入舟】で修業を積んだ料理長がつくる、季節感あふれる料理を味わえるお店です。稚鮎の苦味と田楽味噌の旨味が絶妙な『稚鮎田楽』や、天然物の魚介類にこだわった『向付』など、繊細な味わいの逸品揃い。すべてのコース料理で味わえる『自家製手打ち蕎麦』も蕎麦の風味豊かで見逃せま... |
青空に波を表す皐月の生垣が赤土に映える孤篷庵方丈、遠州が想いを込めた忘筌に浸った後は、祇園に戻ってこちらでお昼を頂く。祇園界隈も少しずつだが賑わいが戻りつつあるように感じる。予約時間には少し早いが暖簾を潜って中へ、中は思ったよりこじんまりしていて、カウンターは6席ほど、その奥にはテーブル席が一つあるのみ、既に先客で賑わう中、カウンター席に座れらせて頂く。今日は6600円(税サ込)のランチをお願いしていた。
まずは、暑さに喉も渇き、ビール(エビス中瓶770円)で渇きを潤す。ビールが美味しい季節になって来た。
早速、料理がやって来た。料理はまず、
◆「先吸い」というか、お通しというか盃の代わりに最初に玄米スープ、非常にあっさりした味。
◆「先付け」は、鯵やトマト、ズッキーニに酢味噌と土佐酢ジュレ仕立て。大きな桑の葉を蓋に見立て、織部のような素敵な小鉢に被せてある。蓋を除けると、色鮮やかな盛り付け。酸味も円やかで、優しい味付け。
◆「椀の物」は、金目鯛と加茂茄子。霧が吹かれた葉模様の漆器、大きな加茂茄子の横には勝浦の金目鯛、その上には梅肉が添えられている。出汁は思いのほかシンプル、温度も低め、素材の味を活かす。その分梅肉が良いアクセントになっている。
◆「向付け」は、鯛、本鮪、剣先烏賊。皿は備前のような焼き物、素朴さがまたいい。鯛は歯応えがあって、烏賊は柔らかくて美味しい。
◆「お凌ぎ」は、鰻のせいろ蒸し。とても美しい茶碗、九谷のような繊細さ。蓋を取って頂く、豆の色目もいい、鰻はふっくら柔らかく、山椒と良く合う、素晴らしい逸品。
◆「八寸」は、白い丸皿に初夏の爽やかな盛り付け、手前は紫蘇の葉の上に、すずきの塩焼きと炙った唐墨、その横はばい貝とレモンが添えられている。左奥のガラスの器に蛸の柔らか煮、濡れた青紅葉が掛けられ瑞々しい。右横が赤い可愛い漆器にもずく酢に雲丹添え。せっかくなので伏見の藤岡酒造さんの爽やかな一杯、蒼空(880円)も一緒に頂く。まずは温かいうちにすずきにレモンを絞って唐墨と一緒に頂く、唐墨は肌理が細かくすずきと良く合って美味しい。蛸は柔らかく食べ易い、どれもカラっとして爽やかな蒼空と相性も抜群。
◆「炊き合わせ」は、淡い色合いで撫子のような花が散りばめられた清水の素敵な器に入った甘鯛と冬瓜煮の餡掛け。子芋や春菊も入って梅肉が添えられている、色合いも綺麗だ。頂くと甘鯛が少し濃いめの餡掛けに絡んでとても美味しい、そして梅肉がこれもとてもいいアクセントになっている、冬瓜は熱めでホクホク、これは今日一の逸品だ。
◆「ご飯」は、一つ目はお稲荷さんが一貫、美味しく頂く。
次いては、緋色の皿に盛られた十割蕎麦。稲荷も蕎麦も器に趣があっていい、どちらも清水か。そしてご飯に蕎麦を出すのがこちらの特徴、大将が朝打った十割、蕎麦の香りは少な目、細切りでしっかりエッジは立っている、水切りも丁度いい、ホシは無いので二番粉か丸抜きか。まずは蕎麦に岩塩を少し掛けて頂く、蕎麦が味わい深い。薬味はねぎとわさび、辛汁は本返しと思われるが、出汁は効いているが甘味が少なく節主体の味に仕上げている、そのせいか蕎麦本来の味が際立つ、美味しく頂いた。
◆「水菓子」は、西瓜とキウイのフルーツ盛り合わせ。西瓜は走りなのにとても甘い、キウイも熟して美味しい。後味もすっきり。
全八品、初夏を感じさせる料理の数々、旬の物を存分に使い、素材本来の味を生かした繊細な味付けだった。和久傳の系譜が多い洛中で、こちらの師匠は近江招福楼で長年研鑽を積まれていたとのこと、自然と素朴な中にリッチな味わいや梅肉の効かせ方などは招福楼の片鱗が見ることが出来るのかも知れない、またご飯の代わりに蕎麦など、こちらならではの拘りと美味しさを存分に堪能させて頂いた、ご馳走様、また是非伺わせて頂きたい。帰りは大将と女将さんがお見送りして下さり、ほろ酔い気分で遠州に想いを馳せながら帰路についた。