心安らぐ滞在と彩り豊かな料理 : Fufu

熱海、河口湖、箱根、日光に続いて京都を訪問。琵琶湖疏水のほとりに佇み、京都市動物園前の仁王門通に面しています。

レストランは鉄板焼きはなくて日本料理「庵都(いほと)」のみ。ふふは横並びカウンターが一般的ですが、夕飯は料理人の盛り付けが見える席に案内されました。

季節の地元素材を活かして、京料理の繊細さと華やかさを意識したお献立です。途中で炭の入った器に網が乗せられて炭火焼きを楽しむ演出がありました。

【京の恵】京地鶏のコンフィ、炙り平貝と白魚衣揚げ、京筍バター焼き
【椀物】青海仕立て、筍湯葉真丈と海老葛打ち
【鮮】本鮪、縞鯵
【炭遊び】蛤、琵琶鱒昆布〆難波焼き、煮穴子笹焼き
【縁高】白アスパラスープ蒸し生雲丹添え、子持ち昆布、蛍烏賊、和牛めはり寿司
【炭火】黒毛和牛炭火焼き
【強肴】春野菜と鯛小鍋
【食事】釜炊き御飯、桜海老、筍、葉牛蒡

印象に残るものとしては、縁高の4品はいずれも美味しくて酒の肴には最高。釜炊き御飯の桜海老は胡麻油でカリカリに揚げられており海老の風味が良く、さらに筍や牛蒡、木の芽のバランスが良くてお代わりしてしまいました。

会員のサービスとして佐々木酒造の聚楽第の大吟醸をいただき、京都のディナーを楽しみました。

朝食はオリジナルのお重である「福重膳」です。おばんざい小鉢が満載で丸型のオカモチでの登場はインパクトがあります。いつもふふの朝食には具沢山の汁が付いていますが、こちらは庵都汁でした。白味噌と牛乳が入った熱々の豚汁で特に根菜類が美味しかったです。ごちそうさまでした。