枯淡
秋の林さん。
白和え(柿、利休麩)
八寸(栗、川海老、いか黄身焼き、ゴリ等)
いくら
鼈の卵寄せ
お造り(雲丹、海苔)
お造り(鮃)
お造り(車海老、鮪、いか)
お凌ぎ(鯵の寿司)
お凌ぎ(鱧と零余子)
焼物(甘鯛)
温物(蕪の菊花餡)
油物(車海老、小芋)
酢の物
お茶漬け
水物
水菓子
お薄
高級食材に頼るのではなく、食材の吟味に心を砕かれています。供される料理はどれも至極真っ当なもの。
鼈の卵寄せはこの時期の定番。月と鼈と銘打たれたこの椀物は、臭みがないのはもちろん、鼈のうま味の上澄みだけが抽出されています。
温物の蕪は菊花餡で。これも大変滋味深い一品。食材の味を覆わないよう、甘味を抑えた味付けも林さんの料理の特徴だと思います。
当店の料理は、侘び・寂びといった美意識に通ずるところがあると思います。派手さよりも、季節感が大事にされており、良い意味で枯れた料理です。
枯淡
夏の林さん。奇を衒わない、実に夏らしい献立でした。
蓴菜とおくら
八寸(川海老、新銀杏、八幡巻き、いか黄身焼き等)
椀物(鱧)
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(鱧の落とし)
お造り3(あこう鯛)
お造り4(鮪、鳥貝、湯葉、車海老、いか)
焚物(賀茂茄子)
お凌ぎ1(穴子の粽寿司)
お凌ぎ2(鱧寿司)
お凌ぎ3(鯵の寿司)
鮎塩焼
油物(伊勢海老、玉蜀黍等)
あこうの煮こごり
鱧しゃぶ
鮑の酢の物
お茶漬け
梅の水物
菓子
お薄
特に印象に残った料理は椀物、焚物、そして鱧寿司。お椀の出汁は抑制的で、鱧を引き立てる黒子といったところ。鱧寿司はタレの塩梅まで素晴らしく、味わい深かったです。
高級食材を多用するのではなく、食材を一つ一つ吟味することに心を砕いており、供される料理は至極真っ当なものばかり。派手さよりも、季節感が大事にされており、侘び・寂びといった美意識を感じさせる、良い意味で枯れた料理だと思います。
枯淡
春の林さん。
白和え(蕨、独活等)
蕗の薹味噌
八寸(イカ黄身焼き、八幡巻き、川海老、一寸豆等)
椀物(蛤)
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(車海老)
お造り3(鮃)
お造り4(赤貝、いか、湯葉)
お造り5(鰹のたたき)
若竹煮
焼物1(ぐじ)
焼物2(筍)
焼物3(鯛の白子)
油物(タラの芽、鱚等)
酢の物(鮑)
お茶漬け
蓮根の菓子
お薄
若竹煮は筍の甘味を覆わない、林さんらしい味付け。高級食材を多用するわけではありませんが、どの食材もよく吟味されたもので、至極真っ当な料理が供されます。
派手さよりも、季節感が大事にされています。侘び・寂びといった美意識を感じる料理で、良い意味で枯れた料理です。
枯淡
冬のはやしさんにお邪魔しました。
先付(昆布〆)
大根、人参、南瓜の焚物
八寸
お造り1(雲丹と海苔の佃煮)
お造り2(鮃)
お造り3(赤貝、烏賊、トロ、湯葉)
蛤真薯の椀
お凌ぎ1(鮃の寿司)
お凌ぎ2(鯖寿司、酢蓮根)
鰆の焼物
海老芋の西京仕立て
茶碗蒸し
油物(車海老、鱚、銀杏)
酢の物(蟹の奉書巻き)
お茶漬け
水物(ラ・フランス)
芋羊羹
お薄
高級食材を多用するわけではありませんが、どの食材も吟味されたもの。至極真っ当な料理が供されます。
椀物の出汁は昆布主体で、一口目は淡い味わい。食べ進めていくと、出汁と蛤真薯の味わいが合わさり、吸い地が豊かなものになっていきます。二口目、三口目と徐々に照準が合ってくるように仕上げられています。
食材の味を覆わないように甘味を抑えるのも林さんの味付けの特徴だと思います。
侘び・寂びといった美意識に通ずる料理とでもいえばいいんでしょうか。派手さよりも、季節感が大事にされています。良い意味で枯れた料理です。
枯淡
秋の林さん。季節感溢れる料理が楽しめました。
白和え(柿、椎茸、蒟蒻等)
八寸(八幡巻き、川海老、烏賊黄身焼き、銀杏等)
土瓶蒸し(鱧、松茸)
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(鯛、車海老、烏賊)
お造り3(鱧)
蕪の菊花餡
お凌ぎ1(鱧寿司)
お凌ぎ2(鯖寿司)
お凌ぎ3(鰹の寿司)
油物(鱚、鱧)
酢の物(赤貝のヌタ)
お茶漬け
水物(無花果)
菓子
お薄
土瓶蒸しと蕪の菊花餡が特に印象に残りました。どちらも滋味深い味わい。食材の味を覆わないように甘味を抑えた味付けです。派手さはありませんが、良い意味で枯れた料理です。
枯淡
夏の林さん。従来、税サ別20,000円だったコースは、税サ別23,000円に値上げされました。他店と比べると値上げ幅はそれほど大きくなく、価格据え置き期間もかなり長かったように思います。
いただいたものは下記の通り。
先付(蓴菜)
八寸(川海老、八幡巻き、いか黄身焼き等)
お造り1(雲丹2種と海苔)
お造り2(車海老、鯛、鮑、剣先いか、湯葉)
椀物(鱧)
お凌ぎ1(シンコの寿司)
お凌ぎ2(鱧の粽寿司)
お凌ぎ3(鱧寿司)
焼物(鮎塩焼き)
焚物(賀茂茄子の白味噌餡かけ)
鱧しゃぶ
油物(鱚、玉蜀黍等)
酢の物(蛸)
水飯(だし茶漬け)
梅かき氷
あんこ餅
お薄
お造りは価格を考えればどれも納得のいくもの。椀の出汁は昆布主体。抑制的なうま味が鱧の味わいを引き立ててくれます。
鮎(福井県南川)はパリッと焼かれており、頭からいただけました。油物はもう一つでしたが、鱧しゃぶはGood。蛸の酢の物もなかなか美味しかったです。
食材の味を覆わないように甘味をなるべく加えないのが林さんの味付けの基本なのだと思います。地味な印象を受ける料理が多いかもしれませんが、良い意味で枯れた料理だと思います。値上げ後もCPは変わらず良好だといえるでしょう。
枯淡
春のはやしさん。派手さはありませんが、季節感溢れる料理を提供してくれます。税サ別20,000円のコースは下記の通り。
白和え
八寸
椀物(アイナメ)
お造り(鰹)
お造り(雲丹・海苔)
お造り(車海老、細魚、鮃)
穴子の粽寿司
焼き物(マナ鰹)
焼き物(筍)
若竹煮
土筆の玉〆
油物(鱚、アスパラ、氷魚)
酢の物(赤貝)
お茶漬け(鱸)
マンゴー、苺
桜餅
お薄
昆布主体の出汁は一口目から美味しすぎるということもなく、椀種のアブラメとの調和がGood。食材の甘味を覆わない(甘味をあまり加えない)のも林さんの特徴。筍の甘味がストレートに味わえました。
他店が値上げをすればするほど、こちらの良さを実感します。真っ当という言葉が良く当てはまるお店です。
至極真っ当
晩秋のはやしさん。季節感溢れる料理を堪能させてもらいました。
白和え(蒟蒻、柿、椎茸)
八寸(紅葉麩、松葉素麺、銀杏、八幡巻き、チシャトウ、烏賊の蝋焼き等)
椀物(蛤・松茸)
唐墨大根
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(鮃)
お造り3(車海老、鰤、いか)
お凌ぎ(鯖寿司、酢蓮根、蛸等)
海老芋の炊いたん
焼物(鰤)
油物(雲子豆腐、鱚、菊花の揚げ出し)
若筍煮
酢の物(蟹の奉書巻き)
お茶漬け
水物(ラ・フランス)
菓子
お薄
早掘りの筍と炊いた海老芋が特に印象に残りました。派手さはありませんが、相変わらず堅実な料理で安定感があります。素材の味、特に素材の甘味を覆わない味付けが秀逸です。
至極真っ当
久しぶりのはやしさん。ここまで間が空いてしまうとは思いませんでした。
白和え(柿、椎茸、蒟蒻等)
八寸(八幡巻き、唐墨大根、銀杏、川海老、栗、烏賊の黄身焼き、落ち鮎、揚げた紅葉麩等)
椀物(鼈の玉子寄せ)
お造り(車海老、いか、トロ、湯葉)
お造り1(鯛)
お造り2(雲丹、海苔)
お造り3(いくら)
お凌ぎ1(鱧寿司)
お凌ぎ2(鯖寿司)
お凌ぎ3(鰤寿司)
焼き物(甘鯛)
油物(芋)
炊合せ(蕪と菊花餡)
鱧・松茸のしゃぶしゃぶ
酢の物(鮑)
お茶漬け
水物
お薄
蕪の菊花餡と鱧松茸のしゃぶしゃぶが特に印象に残りました。派手さはありませんが、季節感あふれる献立に丁寧な仕事振りが光っていました。使用している食材も吟味されており、味付けも素材の味(特に甘味)を覆わないように気を配られています。安定感は随一だなと。
至極真っ当
晩秋のはやしさんにお邪魔しました。派手さはありませんが、堅実で季節感溢れる料理が愉しめました。
白和え(柿、大黒寺麩、椎茸等)
八寸(もろこ、子持ち鮎煮、鰻とごぼうの八幡巻、銀杏、ちしゃとう等)
蛤の吸い物
唐墨大根
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(いか)
お造り3(鯛、赤貝、鮪等)
お造り4(伊勢海老)
お凌ぎ(穴子の粽寿司)
油物(車海老)
羹(海老芋の白味噌仕立て)
甘鯛の松笠焼き
酢の物(蟹の奉書巻き)
鼈の茶碗蒸し
お茶漬け
洋梨のコンポート
栗菓子
お薄
出汁は抑制的。林さんの味付けは、甘味を極力足さないことで素材の味を覆わないことを意識されているのだと思います。うま味の強い食材ばかり並べるコースや食べ疲れる料理とも対極にあります。
使っている器も良いものが多いです。立地もあるでしょうが、価格も良心的。予約も簡単に取れるので、使い勝手も担保されています。CPは非常に良いと思います。
至極真っ当
夏のはやしさん。季節感に溢れる料理の数々でした。
先付(オクラと蓴菜)
八寸(空豆、烏賊、川海老、鰻八幡等)
椀物(鱧)
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(烏賊、甘鯛、トリ貝、湯葉)
お造り3(メイタガレイ)
御凌ぎ1(鱧寿司)
御凌ぎ2(鰯寿司)
御凌ぎ3(粽寿司)
焼物(甘鯛の御頭)
炊合せ(賀茂茄子の白味噌餡)
油物(車海老等)
鮑の酢の物
お茶漬け
水物
お薄
高級食材を使った派手さや創作的な奇抜さはありませんが、よく吟味した食材を丁寧に調理していることが伺えます。椀物や炊合せの安定感が非常に高いです。時期や日によるブレが少なく、いつ訪問しても高い満足度が得られます。京都に住んでいたら毎月訪問したいお店です。
至極真っ当
晩秋から冬にかけてのはやしさん。
白和え
八寸(銀杏、鰻の八幡巻き、烏賊、川海老)
椀物(鴨)
お造り1(鰤)
お造り2(雲丹、海苔)
お造り3(剣先いか、湯葉)
お造り4(鮃、鮪等)
羹1(海老芋の白味噌仕立て)
羹2(蟹の茶碗蒸し)
焼き物(鰤)
お凌ぎ1(からすみ大根)
お凌ぎ2(穴子寿司)
お凌ぎ3(鰯寿司)
油物(車海老等)
酢の物(蕪と蟹の奉書巻き)
雑炊
椀物も美味しかったですが、この日の一番は海老芋の白味噌仕立て。白味噌の優しい味わいがねっとりした海老芋に寄り添いほっこりする味わい。〆の雑炊は蟹の出汁がたっぷり使われたもので美味。安定感抜群です。
至極真っ当
秋のはやしさん。季節感溢れる料理を目当てに訪問しました。
白和え
八寸(鰻の八幡巻き等)
椀物(月とすっぽん)
いくら
お造り1(雲丹、のり)
お造り2(鱧)
お造り3(車海老)
お造り4(鱧、鮪、烏賊、鯛、湯葉)
甘鯛松笠焼き
御凌ぎ1(鰯の寿司)
御凌ぎ2(鰻の寿司)
御凌ぎ3(穴子粽)
油物(松茸、零余子)
羹(菊花餡かけ)
しゃぶしゃぶ(鱧、松茸)
酢の物(鮑)
酢の物(蟹)
お茶漬け
水物
お薄
吟味された食材と手間を惜しまぬ調理が愉しめます。菊花餡掛けは滋味深い味わいで、相変わらず秀逸。八寸の鰻の八幡巻き、鱧松鍋も美味しかったです。
松茸の季節だったのでいつもより高めの値段設定で願いしましたが、当店では15,000~でも美味しい料理がいただけます(私はいつもは20,000円でお願いしています)。実直さと安定感のある素晴らしいお店だと思います。
至極真っ当
晩春のはやしさん。季節感あふれる料理の数々を堪能できました。
うすい豆腐
八寸
お造り1(伊勢海老)
お造り2(雲丹、海苔)
お造り3(鯛、とり貝、湯葉)
若竹煮
お凌ぎ1(鰹のたたき)
お凌ぎ2(穴子の粽寿司)
椀物(アブラメ)
焼き物1(筍)
焼き物2(ぐじ)
鯛の白子の茶碗蒸し
羮(鯛と筍)
油物(車海老、タラの芽、アスパラ)
鮑の酢の物
鯛茶漬け
水物
お薄
派手な食材よりも、よく吟味された食材を。奇をてらった調理よりも、素材に寄り添う味付けを。食材に手は掛けるが、決して弄り回さない。林さんの料理はそんな料理です。若竹煮、穴子の粽寿司、アブラメの椀物、茶碗蒸し、鯛と筍の羹など、どれも素晴らしかったです。
至極真っ当
正月明けの林さん。今年はお節をいただけなかった代わりに訪問しました。
先付け
八寸(黒豆、数の子、川海老等)
このわた
白味噌椀
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(イカ、湯葉)
お造り3(鮃、伊勢海老、赤貝)
お凌ぎ(穴子の蒸寿司等)
焼物(真名鰹)
羹(蕪蒸し)
油物(蕗の薹、車海老、辛子蓮根、慈姑煎餅等)
酢の物(蟹)
七草粥
お薄
水物(苺)
白味噌椀はほっこり・落ち着く味わい。羹の蕪蒸しも滋味深い味わいで非常に美味。蕪の甘味や食感が何とも言えませんでした。安定感は流石の一言です。
春のはやしさん。
うすい豆豆腐
八寸
椀(鯉)
このわた
お造り1(雲丹・海苔)
お造り2(いか・湯葉)
お造り3(細魚、鯛、鮪)
お凌ぎ1(鳥貝の寿司)
お凌ぎ2(穴子寿司)
お凌ぎ3(焼き筍)
お凌ぎ4(鰹の叩き)
グジの焼物
油物(稚鮎、タラの芽、海老等)
炊合せ
葛切り
お茶漬け
菓子
お薄
記憶が曖昧な箇所もありますが、大体こんな感じだったと思います。出汁はインパクトよりも余韻を重視したもの。これは毎回変わりません。東京の和食屋ではなかなか出会うことがありません。年内にもう一度くらいは伺いたいなと思っています。
昨秋のはやしさん。松茸の土瓶蒸し、蕪の菊花餡かけ、落ち鮎の油物等、季節を映す料理の数々を堪能できました。今年はこの時期に訪問できないのが残念です。
この日は帰りにお節をお願いしていきました。お節の内容はかまぼこ、だし巻き玉子、田作り、鴨ロース、辛子蓮根、人参や椎茸の煮物などなど。お正月に美味しくいただきました。特に印象に残ったのは栗きんとん。栗がスマッシュされたもので、滑らかな舌触りと優しい甘味が愉しめました。
夏のはやしさん。
蓴菜
八寸(川海老、煮こごり、いか、空豆等)
椀(鱧)
お造り1(雲丹・海苔)
お造り2(ぐじ)
お造り3(鱧の落とし)
お造り4(車海老・鮪・湯葉)
お凌ぎ1(穴子寿司)
お凌ぎ2(鱧寿司)
炊合せ(賀茂茄子とごま豆腐)
鮎の塩焼き
油物(鮎、とうもろこし等)
鱧しゃぶ
鮑の酢の物
鰻ご飯
水物
お薄
こんな感じだったと思います。
鮎の塩焼き、鱧しゃぶ(瀬戸内)が大変好印象。次点が鱧の椀、ぐじのお造り、鱧の落とし、賀茂茄子とごま豆腐の炊合せ、鰻ご飯といったところでしょうか。
派手ではありませんが、季節感溢れる料理の数々。料理や価格はもちろん、直前でも予約が取れる真っ当な店です。
夜食用に
春のはやしさん
蕗の薹味噌
白和え
八寸
このわた
アイナメの椀
お造り1(雲丹、海苔)
お造り2(桜鯛、赤貝、鰹、湯葉)
お凌ぎ1(穴子寿司)
お凌ぎ2(いわし寿司)
焼物1(筍)
焼物2(グジのカマ)
若竹煮
油物1(鯛白子、タラの芽)
油物2(子持ちモロコ)
土筆玉閉め
酢の物(鳥貝)
鰻ご飯(琵琶湖)
苺
道明寺
お薄
こんな感じだったと思います。
季節感溢れる料理で、春を楽しめました。
特に好印象だったのは若竹煮と鰻ご飯。
椀(アイナメ)に関しては昨年の方が良かったかなと。
梅が咲き始めた頃のはやしさん。
ふろふき大根
八寸(いさざ、蕗の薹味噌、川海老、柚、煮蛸等)
椀(鴨と葱)
お造り1(雲丹)
お造り2(関サバ)
お造り3(赤貝、さより、鮃、湯葉)
蓮根饅頭
お凌ぎ1(カジキマグロの寿司)
お凌ぎ2(穴子の寿司)
焼きもろこ
油物(車海老、牛蒡と海老、タラの芽)
お揚げの羹
(餡掛け)おじや
苺
湯葉饅頭
お薄
こんな感じだったと思います。
もろこは竹串に刺して焼かれていました。頭を網に突き刺さずとも、しっかり焼けるようにとのことだったと思います。実際、焦げによる苦味が気にならず、美味しかったです。もちろん、もろこは良質。
もろこ以外にも、ふろふき大根、蓮根饅頭、お揚げの羹、おじや等、美味しい料理を堪能出来ました。
至極真っ当
晩秋のはやしさん
海老芋の白味噌仕立て、グジの焼物、津居山の蟹、鯨のハリハリ鍋等をいただきました。
派手さはありませんが、とても満足度の高いお店だと思います。
2016年11月
――――――――――
晩夏のはやしさん。鮎と鱧を目当てに訪問しました。
先付(茄子、南瓜等)
八寸
椀(鮑、肝の白玉)
練り雲丹
お造り(車海老)
お造り(鮪、烏賊、湯葉等)
お造り(鱧の落とし)
お凌ぎ(鰯の寿司、鱧の寿司、鮑の寿司)
鮎塩焼き(南川)
揚げ物(鮎、鱧、玉蜀黍)
炊合せ(冬瓜、新銀杏等)
鱧しゃぶ
葛の素麺
お茶漬け
水物
抹茶
一口目から主張しすぎない吸い地や素材を覆わない味付けは相変わらず秀逸でした。毎回安定しているのもさすがだなと。目当ての鮎と鱧も堪能でき、大満足でした。
2016年8月
――――――――――
桜の季節の料理を味わいに。
ふきのとう味噌
白和え(独活等)
八寸(空豆、独活湯葉巻き、稚鮎等)
アイナメの椀
お造り(鯛、赤貝、湯葉)
お造り(雲丹、のり)
お造り(さより、烏賊、湯葉)
若竹煮
お凌ぎ(カラスミと大根)
焼き物(筍)
焼き物(鯛)
焼き物(田楽)
揚げ物(車海老、タラの芽)
酢の物(鮑)
土筆の玉閉め
お茶漬け
桜餅
抹茶
大体こんな感じだったと思います。特に印象に残った料理はアイナメの椀と若竹煮。出汁は鰹臭くなく澄んだ味わいで、飲み進めるうちに味わいが増していきます。派手さこそありませんが、季節感あふれる確かな料理を堪能できました。
2016年4月
――――――――――
秋のはやしさんにお邪魔しました。
白和え
八寸(丹波栗、銀杏等)
土瓶蒸し(京都産松茸、鱧)
お造り(雲丹、のり)
お造り(明石の鯛、とり貝、湯葉)
蕪の菊花餡かけ
お凌ぎ(穴子、松茸の寿司等)
ぐじのかま
揚げ物(小芋等)
蟹の酢の物
葛切り
舞茸ご飯
無花果
お薄
こんな感じだったと思います。お造りの鯛、土瓶蒸し、蕪の菊花餡かけが印象に残りました。特に蕪の菊花餡は味わい深い逸品でした。いわゆる高級食材をふんだんに使用しているわけではありませんが、素材はどれも吟味されたものばかり。一切の虚飾を排した料理という感じです。秋の味覚を堪能できました。
2015年10月
――――――――――
楽しみにしていた筍は、焼き物、炊合せ、そしてご飯で頂きました。
その他にも、アブラメの椀や土筆の玉締めなど、春の料理を堪能できました。
2015年3月
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三口目でビシッと合う蛤の椀、絶妙な加減でした。また、グジの蕪蒸しも絶品でした。蟹等も含めて、冬の味覚を存分に堪能できました。供される料理は真っ当なものばかりで、細部に至るまで手抜きがありません。
訪問する度に色々気付かされるお店です。それと同時に居心地の良さも増していきます。通えば通うほど良くなる、まるでお椀のようなお店です。
2014年12月
――――――――――
花見には少し早い時期でしたが、料理の方で春を楽しむことができました。
蛤真丈の椀
グジの焼き物
若竹煮
土筆の玉締め
等を頂きました。
たしかに料理の説明等は基本的にありませんが、食べ方に関してはアドバイスをして下さいます。ご主人は物腰は柔らかいですが、この辺りは割りとハッキリと伝えてくれます。個人的には表面的な料理の説明よりも、こういったアドバイスの方が意味があるように感じます。
蛤真丈や若竹煮(塚原産)など、どれも美味しかったです。鯛に施された細かい仕事も見事でした。また、菓子に至っても、蕗の薹が雪の間から顔をのぞかせる姿をイメージするなど、春の訪れが感じられるものでした。
また京都に行く際にはぜひ立ち寄りたいお店です。
2014年3月
――――――――――
以前よりザガットやミシュラン等で見かけたことがあり、名前だけは知っていましたが、白髪鬼様のレビューを拝読して訪問を決めました。場所は北村美術館のちょうど向かい側にあたるのですが、ご自宅を使われているようで、夜だとかなり分かりづらいです。靴を脱いでお邪魔すると、掘りごたつのカウンター席に案内されました。席の間隔は決して広くありませんが、何とも言えない独特の良い雰囲気があります。
食前酒を頂くと、先付けに蕪の煮物が出されました。淡くて優しい出汁には奥深い味わいがあります。鯛、いか、雲丹などのお造りもどれも美味しかったです。えび芋の白味噌仕立ても非常に美味しかったです。海老芋のねっとりとした食感と旨み、そして白味噌の優しい甘みが口の中に広がりました。グジの焼き物は少し塩辛かったですが、冷酒を飲みながら美味しく頂きました。〆のお茶漬けを頂いている最中にご主人が振る舞って下さった甲羅酒は、風味や香りが何とも言えないものでした。
接客は好みが分かれるようですが、誰の紹介でもない一見の私にも話を振る様に気を配って下さいました。ただし、ある程度自分から雰囲気に溶け込む努力が必要なのも事実でしょう。たしかに、東京のお店で受けるサービスとは種類が違います。こういった点も京都らしいと言えば京都らしいのかもしれません。実直なご主人の歯に衣着せぬトークも非常に面白かったです。
料理だけでなく雰囲気も含めて、色々な意味で京都を愉しむことができました。京都に行く際には、また寄りたいと思うお店です。
2013年11月
점포명 |
Hayashi(Hayashi)
|
---|---|
장르 | 일본 요리 |
예약・문의하기 |
075-213-4409 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
京都府京都市上京区梶井町448-61 |
교통수단 |
데마치야나기 역에서 417 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
¥30,000~¥39,999¥10,000~¥14,999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
서비스료 / 차치 |
サービス料+消費税=20% |
좌석 수 |
( 카운터 7석, 2층에 3개 개별실 있음) |
---|---|
개별룸 |
가능 2인 가능、4인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
---|---|
요리 |
생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
위치 |
숨겨진 레스토랑,독채 레스토랑 |
아이동반 |
어린이 가능 |
비고 |
아이 동반의 경우는 개인실을 준비해 준다는 것. 점심 도시락은 4000엔뿐입니다. 카운터 좌석은 사진을 찍을 수 없습니다. 예약은 2개월 전부터. 스트리트 뷰 http://hokkaido-sv.com/shop/hayashi |
師走の林さん。
鮃の昆布〆
八寸
焚物(大根・南瓜・人参)
唐墨大根
椀物(蛤真)
お造り1(雲丹)
お造り2(いか、湯葉)
お造り3(赤貝、鮃、鰤)
お凌ぎ1(鯵)
お凌ぎ2(鰹)
お凌ぎ3(青味大根)
鰆の西京焼き
温物(海老芋の西京仕立て)
油物(車海老)
油物(モロコ、穴子)
蟹の茶碗蒸し
蟹の酢の物
自然薯ご飯
水物(洋梨)
栗の菓子
お薄
椀物の出汁は昆布主体。食べ進めるうちに、出汁と真薯が合わさり豊かな吸い地に。いたずらにうま味を用意していないので、最後の一口までピークアウトしません。
海老芋は白味噌仕立てで。塩味と甘味のバランスが素晴らしいですし、ねっとりとした海老芋の味わいが何とも言えません。これより美味しい海老芋の料理はないんじゃないのかなと。