ホワイトペイントされた 焙煎士のファクトリーカフェ、さすが京都
以前御所に来た際に行く機会があったのに、
ビル2階に上がらなきゃならないことに何故か躊躇して行かなかった店。
そのあと、ブルータスかdanchuか何かの特集で、すんごい有名な焙煎士さんの店だったと知り
あーーなんであの時行かなかったんだろう、私のバカバカバカ
そんな気持ちにケリを
『cafe 工船』
セイワハウスビル…おっそろしく古そうなビル
階段は小学校の油引きのそうじを思い出させる木製で、ウグイス張りみたいにキュッキュきしむのだ。
すでにワクワクしてきた。
古いのに、階段もきしむのに、何かスッキリした清潔感がある
たまに、有形文化財の古い建物を訪問したときに感じるような あの、潔い感じ。
もう そこからして私の好みである。(今んとこ ビルの話だが)
2階に上がると、妙に明るく拓けて、そして少しミルクがかったやさしいホワイトで共用部がペイントされている。
そしてその同じ続きのように、大きなガラス戸があり、そこが カフェ工船。
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焙煎士の焙煎所、なんていうから もっと、
キカイ機械した焙煎機が主役みたいな空間、もしくは、少し偏屈な感じか、もしくは、、みたいに想像してたのだが、
真逆だった。
小さめ焙煎機は入口右にあったものの、思ってたよりずっと広い空間。窓が多い
そしてカウンター、厨房、客席ともに、動線に無理なく、お客様のために作られたんだな ゆとりある空間に作ってある。
焙煎はしますけど 飲んで楽しむ人が主役ですから。みたいな空間。(←わかります?)
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珈琲はあっさりかこってりか選べて
なんだ(°Д° )そのラーメンみたいな天下一品みたいな…さすが京都。
驚きと新鮮みとで、テンションが上がりっぱなし。
ふつう、普段飲むのはいわゆるこの店で言うところのあっさりらしい。
もうね、せっかくだから こってりにした。/550yen
添えられた“出がらし湯”で自分で薄めて調節も出来ますよ、ときいたから。
そんな飲みかたは初めてだったし、それが正しいのか邪道なのかもわからない。
確かに濃い濃いとろみもある珈琲が出てきたけど、薄めながらおしゃべりしながら、濃さの変化、酸味もコクも変化するカンジを楽しむ。
初体験。初ブレイク。
珈琲好きはたまらないだろうなーとほくそ笑む。
滞在している間、こんな、エレベーターもない、旧いビルの2階に、年配のひとも結構多く豆を買いに来る。
おお 知る人ぞ知るというか、もう、幸せにも豆を変えられないひとたちなんだろう。
そして その豆が日常の、足を延ばせば買いに来れる京都の人は、それが幸せでなくてなんだろう。
この店が大阪にあったら 私もちょくちょく来るだろう。
でも、「大阪にも支店 出来てほしい!」とかそれは無理なのである。雰囲気も含め、技術も含め。
それはよぅくわかる。
くっ、悔しいな、旧さを愛する精神含め、さすが京都だぜ。
점포명 |
Fakutori Kafe Kousen(Fakutori Kafe Kousen)
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장르 | 카페 |
075-211-5398 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
京都府京都市上京区河原町通今出川下ル梶井町448 清和テナントハウス2F G号室 |
교통수단 |
京都市バス「河原町今出川」バス停から徒歩2分 데마치야나기 역에서 496 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
7 Seats ( カウンターのみの席数) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
테이크아웃 가능 |
홈페이지 |
友人から要望がある。
「京都でいちばん好きなカフェや、もう一回行きたい!というカフェに連れてって」
サテコマッタ(多すぎてー)
悩みに悩んで、京都御所~下鴨神社周辺に居ることを踏まえ、“もう一回行きたい!”に選んだカフェ『café 工船』
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前回は珈琲だけを愉しんだけど、
今回は、お昼タイムに行ったので、ふたりで“自家製ハムトースト”をシェアし、珈琲とプリンを頂いちゃう。
トーストだけで9種類くらいあるけど 自家製ハム以外は、ジャムとかバナナとかシナモンとか、甘い系。
このトーストの自家製ハムが思った以上にやわらかで、絶品さんでした。
サフランスパイス(?)とドライバジルが散らしてある香りと塩かげんがちょうどよくて、
そこに添えられたレモンを、キュウッとしぼる。
別人みたいに爽やかに味が引き締まって、「おおぉ」
“深煎り寄りで”とお任せでオーダーした珈琲は、なんと、エチオピア豆で来た。
エチオピア・モカとかってどちらかというと浅煎りに近いイメージ、大きく楽しく裏切られる。
友人の“あっさり・苦め控えめ”で来た“東ティモール”は、私のとこれまた全然ちがう、お花のような 優しい味で来た。
あー奥深い。さすがさすがの珈琲ファクトリー。
スタッフさんがみんな、珈琲のソムリエに見えてくるよ。
プリンは、トーストの写真で気になっていた「季節(いちじく)のジャム」が乗ってきて、
ジャムが想像よりずっと果実の酸味が効いていて!
ちいさないちじくパフェを食べてるかのような、ただのプリンじゃない、立派ないちじくのデザート。おいしー^^
むしろプリン色はひかえめ。
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このカフェは 珈琲焙煎士 オオヤミノル氏の焙煎店で、
入口に古い焙煎機があり、棚上にはきっとあちらこちらのカフェに届けられる豆たちがぎっしりと積まれている。
カフェや珈琲店の多さに舌を巻く京都だが、その多くのお店の珈琲たち、ここが起点になっているのかもと思うと、ハジメマシテでもないかもしれないね、なんて、なんだか嬉しくなる。
前回も思ったけど、めちゃめちゃ若いけど珈琲が好きそうなスタッフ(アルバイトさんかなあ)が男女とも、きびきび働いているのを見ると、
この人たちは根っからの珈琲好きの、このコーヒー焙煎所に選ばれしスタッフなんだろうな、と、見ていて嬉しくなる。
働いているだけで嬉しいんだろうなみたいな様子を見ると、こちらまで嬉しくなるのだよ。
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古びたビルをまっしろに塗ったのも好きだけど、そもそもこの古き愛すべきビルのわかりにくい2階にある感じが好き
そしてクリアなガラス引き戸、カフェ工船の文字、
明るい店内、どれもどれも好き好きなのであります。
イマドキの路面のおしゃれ映えカフェより、
何倍も好き好き。
〜〜
1800yenくらい/1人