宇治川ほとり『花やしき浮舟園』で過ごす宇治の夜。翌朝は宇治川を眺めて最高の朝風呂タイム。
「胡蝶」室内
旅館ロビー
外観
朝食会場
夕食のドリンクメニュー
夕食ドリンクメニュー
夕食のドリンクメニュー
献立
京都ゆずクラフトチューハイ
京都ゆずクラフトチューハイ
八寸
菊芋羽二重
お造り
吸い物
吸い物
こちらは献立から抜けていたらしいのだが、タケノコ
鴨まんじゅう
鴨まんじゅう
こちらが最高最強のローストビーフ
風呂吹き蕪
湯葉鍋
湯葉鍋
強肴
ご飯、漬物、赤出汁
水物
水物
水物
こちらが「胡蝶」の半露天風呂。奥のシャッターはブラインドと同じ要領で開閉でき、完全に開ければ、窓もなしの半露天風呂状態に。
「胡蝶」室内
朝食
朝食。卵、漬物はセルフサービス。
朝食
平飼い卵の説明
점포명 |
Hanayashiki Ukifuneen(Hanayashiki Ukifuneen)
|
---|---|
장르 | 호텔 |
예약・문의하기 |
0774-21-2126 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
京都府宇治市宇治塔川20 塔の島前 |
교통수단 |
京阪宇治駅から宇治川沿いに徒歩15分 우지 역에서 956 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
|
지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
좌석 수 |
200 Seats |
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개별룸 |
가능 2인 가능 |
금연・흡연 |
− |
공간 및 설비 |
좌식 있음,노래방 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
경치가 아름답다 |
아이동반 |
어린이 가능 |
홈페이지 |
某宿泊予約サイトにて予約。
半露店風呂つきの部屋で、1泊2食付きプレミアム京懐石プランを利用。
部屋は宇治川の景色が一望できる全面ガラス張りのテラスがあり、半露天風呂付。
食事はそれぞれ食事処でいただく。
ちなみに、同じ京懐石プランを頂ける部屋は何部屋かあり、ワタシが宿泊したのは「胡蝶」というお部屋。
「胡蝶」は特別室・貴賓室というランクになっており、もっと宿泊費を抑えたければ、、ほかの部屋もあったが、ある意味、ここでのんびり過ごすことを主な目的として宇治まで来た、といっても過言ではないくらいなのだから、ここでケチケチしたところで後悔しかない。
宿にチェックイン前にも散々、コーヒーを飲みながら宇治川散歩をして眺めたが、部屋で落ち着いて、そしてまた眺める。
ちなみに。
母と京都に来ると、大抵、滞在中1度は鴨川沿いを散歩する。
ワタシも鴨川散歩は好きだが、母がやたらと鴨川のほとりを歩くのが好きなのだ。
そもそもの話、どうやら水辺が好きらしい。
海、川、湖。
自然の水辺なら最高だが、なんなら人工的な池だとか、噴水とかプールだとしても、ないよりマシらしい。
まあ、その気持ちはワタシもわかる。
のんびり眺めて過ごすなら、どちらかというと森や山よりは、海、川、湖派だ。
お寺の庭と池を眺めながら過ごす時間は、大変に贅沢で、そうして眺めてぼーっとしているだけで浄化された気分になる。
川を眺めるのも、またこれに近い感覚を得られる気がする。
自然界の水は時として怖さもあるが、穏やかな時に眺めていると、なにやら浄化作用がある。
枯山水なんかは、水を一切使わず砂や石だけで山や水の景色を表しているが、そこまでして水のある景色を欲するのは、水に囲まれた島国で生まれた日本人のDNAによるものなのだろうか。
とまあ、そんなDNAのことは知らないが、とりあえず宇治川を思う存分眺められる。
部屋は2階で、3階には大浴場もある。
ちなみに大浴場は朝・夜入れ替えで、夜は3階の方が女湯。
3階の大浴場からも宇治川が眺められる。
大浴場でゆったりお湯につかりながら、宇治川を眺められたという時点で、すでにワタシの満足度は高かった。
失礼ながら、実はこちらのお食事には、ものすごく高い期待はしていなかった。
もちろん、それなりの宿代だし、「プレミアム京懐石プラン」と銘打っているくらいだから、それなりに美味しいだろうが、無難にいわゆる、よく旅館でいただく懐石だろうくらいに思っていた。
と、ここまで言えば、期待以上だったと察していただけるだろう。
夕食にお時間に、食事処にいくと部屋に通される。
食事処というか、個室で、二人で食事するには広すぎるくらいお部屋に真ん中にテーブルが置かれている。
《お献立》
お通し 菊芋羽二重蒸
八寸 赤芋・ロマネスコ・スナップエンドウ・ラディッシュ・バーニャカウダ
太刀魚八幡巻き・トマト甘納豆
造り 季節の造り三種
吸い物 薄葛仕立
胡麻豆腐・つる菜・白きくらげ・かに身
温物 風呂吹き蕪
揚物 鴨まんじゅう
鍋 湯葉鍋
強肴 近江牛ローストビーフ
食事 葉茶飯・漬物・赤出汁
水物 季節のデザート
例のごとく、1品1品は写真を見てご想像いただくとして。
京都らしいところでいうと、お造りと一緒に生湯葉がのっていたり、湯葉鍋がでるところだろうか。
スタンダードな京懐石というわけでもなく、八寸としてバーニャカウダを出たところなんかは、ワタシはもともと好きなので、好印象。
どのお料理も、ワタシの中の「普通においしい」の基準は超えてきた。
特に印象に残ったのは「風呂吹き蕪」と「近江牛ローストビーフ」。
蕪は大げさじゃなく、とろっとろ。
超やわらか。
蕪の甘味と柚子みそが合い、極上の味。
そして近江牛ローストビーフ。
近江牛自体は、以前、食べたことはある。
だが、調理法でいうと、ローストビーフがあまりすきではない。
割と上等のものを頂いても、なんかぱさつくような。
といって、ぱさつかないものだと、妙に生っぽいというか肉肉しいというか。
とりあえず、美味しいものに出会えた記憶が正直ない。
だがしかし。
このローストビーフ。
人生最高ローストビーフに出会ってしまった。
見た目、なかなか脂がしつこいか?と思いきや、上質だから?
さらっとしてる。脂が甘い。そしてもちろん、ぱさつきなんてない。
うまい。極上というか、最高というか、最強。
いままで何度となく懐石のお品書きで「強肴」の文字は見たのに、お恥ずかしながら、今、初めて「これ、ちゃんとした読み方、わかってなかったな…」と思い、ググってみた。
《強肴(しいざかな)》…「強いてもう一品すすめる肴」という意味が語源。
要するに「ダメ押しもう一品おススメメニュー」ってことらしい。
おお…。
なるほど。
確かに、ローストビーフに至るまでのどのお料理も満足したが、このローストビーフでさらに満足度が高まった。
最後の水物は、いちご、粒あん、最中のかわが出てきて、これを自分でサンドして食べる「いちご最中」。
こういった、自分で最後に組み立てるちょっとした趣向もよい。
朝食は夕食とまたべつの大広間に、テーブルが並べられており、各部屋ごとに準備されている。
窓の外には朝の宇治川が見えて、これもよい。
朝食は和定食という感じで、玉子焼き、ひじきの煮つけ、鮭の塩焼き、漬物、サラダ、鍋は湯豆腐、生卵、サラダなど。
メニューとしては極めて普通だが、きちんと美味しい。
卵は「京都宇治の平飼い卵 WABISUKE」と書かれていた。
平飼いで育てられた鶏たちは、NOストレスでしっかり動いているため、筋肉質な鶏らしい。
マッチョな鶏の卵だと美味しくなる…という理屈は謎なんだが、とりあえず、割ってみたら、黄色というかオレンジっぽい黄身の濃い味の卵だった。
もちろん食べ方は、TKG。
久しぶりだが、大変美味しかった。
最後に。
これはもし、ワタシと同じお部屋に宿泊を考えておられるお方のための、プチ情報。
さすがに大浴場の写真はないが、「胡蝶」の部屋風呂の写真を載せておくのでご参考までに。
お風呂の窓は普段はシャッターが閉まっている状態になっているが、湯船に入ったら、ブラインドを上げる要領でわきの紐を引っ張っていくと、シャッターがすべて下がって、窓もなしの完全開放状態で本当に半露天風呂。
ちなみに先に開けておくと、部屋が二階とそこまで高い場所ではないので、宇治川を散歩している方々からこちらも丸見えになってるので注意。
中にはいってから開けるように。
最高の朝風呂タイム。