料理人の気遣いが良し : Kyou Do Ryourimi Kan

「魚が食いたい」という欲求が抑えられない連れに付き合い、行ってきました。
高速道路は使わず、利府街道を走りましたが、混む事もなく11時20分頃に到着。
アジカンだとばかり思い込んでいましたが、実は「みかん」なんですね。
ロックな印象から、かわいらしいお名前へという事実に気恥ずかしい気分になります。
道を下り駐車スペースへ寄せますが、タイミング次第では大型車両なんかが結構な頻度で来ますので、まずは頭から突っ込んだ方が良いでしょう。
見晴らしは良いので、途切れた後にゆっくり入れ直せば事故もなく安全ですよ。
木造で「お料理屋」という感じの雰囲気に期待させられます。
本日のランチは「味噌カツ」と「サバ丼」の2種類でした。
注文の際、小鉢や食後のコーヒーが付くというので、単品ではなく￥1080コースをオーダーします。
待ってる間にどんどんお客さんが来るので、11時30分前には注文を終えていた方が良いでしょうね。
10分程の待ち時間で料理が届きます。
「今日のお豆腐は「日光」から仕入れたモノなんですよ」という説明を受けながらも、目が「味噌カツ」に釘付け状態。
連れの「サバ丼セット」も届き、まずは写真をパシャリ。
個室なので周りの目を気にせず写真が撮れる。
これが初めての写真投稿なんですが、上手に出来てると良いですね。
実食。
箸に取ってみるとカツの間にシソが挟んであるんです。
おや？という演出が効いてます。
アツアツの衣に甘い味噌ダレが実に合う、うん旨い。
マグロとサーモンの刺身を発見、肉厚でプリプリしていて食べ応えがありました。
ご飯の盛りも良いですね。
カツ、刺身の両方をガッツリ食べて丁度無くなるぐらいの多さでした。
小食な女性には多すぎるかもしれませんが。
味噌汁で口の中をスッキリさせつつ、日光の豆腐を食べる。
生姜とネギの付け合せが良いです。
茶わん蒸しの出来がさらに良いですね。
ダシは濃いけど、くどくない。
薄い茶わん蒸しは数あれど、旨い茶わん蒸しは少ないですから。
連れの方は・・・・と横を見るとニコニコしながら食べてました。
「骨が1本もなくて食べ易いんだ」との事。
これ、これですよ。
手間を惜しまず下拵えができる料理人。
顔は見えないが料理にその人の「顔」が出る。
来たかいがある、うれしい食事でした。