病みつきになる人続出の激ウマ豚骨! 宮崎とんこつらーめん 700円
一回食べれば再び来たくなる中毒性の高い極上豚骨ラーメンが宮崎県延岡市、人口10万人ちょっとの長閑(のどか)な街にある。
宮崎県、特に延岡市は海の幸、山の幸に恵まれ、新鮮な素材を活かしたハイレベルな和食のお店が多い。
しかし、私のイチオシはラーメン。
ラーメンも『辛麺屋 桝元』などオリジナリティ抜群の名店が延岡出身だったりする。
そんな中でも私が一番愛しているのは宮崎とんこつラーメンの名店『再来軒』。百名店でもまったくおかしくないが、あまり有名になると混みすぎて食べに来るのが難しくなるので、今のままで良い、笑
入店して券売機で食券購入。“宮崎とんこつらーめん”。
今回は時間があまりないのでラーメン単品だけの注文。いつもなら、たまご入りラーメンにしてライスと一緒に食べる。
カウンター席に着いて店主の調理を見学。目分量で麺を鍋に投入して、茹で時間も特に計ったりしない。すべて店主の長年の経験が頼り。
調理を見ていると気分が昂まる。腹が減る。やっぱり、めし(小)も頼んでおくべきだったかな。
完成!
カウンターに供される。何度見てもめちゃくちゃ旨そう。
豚骨の香りが鼻腔を刺激。人によっては臭いと感じるかもしれない豚骨臭だが、私には極上の恍惚感に導く媚薬のような香り。
スープをひと口。うーん、失神するかと思うくらい旨い! スープは濃厚だがいくら飲んでも胃もたれしない。五臓六腑に染み渡る滋味深い味わい。
麺を啜る。おっ、今日はいつもより柔らかい。このブレも実はこの店の持ち味。正直、私は硬めが好きだが、その日によって変わるところがまた楽しい。
チャーシューは小さめのサイズだが数が多い。普通の“らーめん”でも十分なチャーシューを味わえる。以前“チャーシューらーめん”を食べたときはどんぶり一面をチャーシューが埋め尽くしていてびっくりした。お腹がすいている食べ盛りの若者とかにはとても良いと思う。
食べ進めてなくなっていくのが切ない。今日は午後の予定があるから早く食べ終えるために単品らーめんにしたのに自己矛盾している。あっという間に食べきって、スープまで飲み切って、とても残念な気持ちになる。
いやー、旨いわ。
ご馳走様!
旨すぎて失神する(かと思うくらいの)至高の豚骨らーめん! たまご入りらーめん(750円)、めし小(120円)
延岡に来るのが好きだ。なぜなら『再来軒』を訪問できるから。本当に地元に住む方が羨ましい。
この日は日曜日の移動で、延岡に着いたのが午後3時過ぎ。昼ご飯は軽く宮崎空港で食べてきたのでまだお腹は空いていない。しかし、今なら『再来軒』は空いているはず。これは行くしかない。
延岡駅前のホテルから歩いて向かう。少し距離があるがお腹を空かせるにはちょうど良き散歩になるだろう。と、思って歩き始めたら早速後悔。暑すぎる・・・
汗だくになりながら歩くこと20数分。ようやく辿り着く。
うん、ちゃんと営業中だ。はやる気持ちを抑えながら入り口のある二階への階段を上る。臨時休業とかでなく食べられることが確定した。安心感と幸福感に包まれる。なんか、本当に中毒症状みたいだ。
入り口を入って店内を見渡すとテーブル席はほぼ満席。こんな時間帯なのにさすがの人気店。しかし、カウンター席は先客一人だけ。
券売機の前で少し悩む。そんなにお腹が空いていないと自覚しながら来訪したつもりだが、いつものセットを食べることに。“たまご入りらーめん”と“ライス(小)”の最強コンビ。まだ時間帯は早いが、今日のディナーとすることに決めた。ややカロリーオーバーのような気がするが、夜食を食べないなら大丈夫だろう。
食券を持ってカウンター席に座る。厨房の様子が見やすい中央の特等席を選択。
厨房はちょうどテーブル席のお客さんのらーめんが6杯出来上がったタイミングのようだ。店主が自らお客さんのもとに運ぶ。お客さんは皆さん地元の方なのだろう。慣れた様子でらーめんを受け取り、黙々と食べ始める。
配膳が終わると次のラーメンを作る準備が始まる。まずはどんぶりを2つ用意。いいね、あまりたくさん同時に調理すると麺が伸びがちだから、小ロットでの調理に当たるとラッキー。私のたまご入りらーめんともう一つはカウンター席に座る先客氏の大盛りのようだ。大盛り用のどんぶりは少し大きい。
まずは2杯分の麺を茹で始める。“香味油”と“かえし”を先に入れたどんぶりにスープを注ぎ入れる。私のたまご入りらーめんのどんぶりにはこの時点ではスープは少なめ。
麺が茹で上がった。サッと湯切りして目分量でどんぶりに投入。
私の麺に窪みをつけて生たまごを割り入れる。その後たまごの白身を狙って熱々のスープを注ぎ入れる。このために最初はスープ少なめで準備している。追いスープによる半熟加減がいいんだよな。
焼豚、キクラゲ、海苔、ネギを手早く盛り付け。
あっという間に完成して目の前に運ばれる。すかさず、めし(小)もお新香を伴い登場。興奮が最高潮に達する。
ラーメンにはコショウが欠かせない。多めにかけて食べる準備完了。
スープを飲む。旨い!
麺を啜る。旨い!
焼豚を食べる。旨い!
しばらくはこのループを堪能。幸せだ。
この時点ではたまごにはなるべく手を付けないようにする。たまごをどうやって活躍させるかは、出来れば写真を見てもらいたい。
麺をある程度食べたところで、めし(小)の出番。中央に窪みを作って、たまごをどんぶりから移行させる。たまごの周りに焼豚を配置。ネギも彩りに添える。完成。最強TKG、焼豚丼。
旨すぎる。この焼豚TKG。写真を見てほしい。
少し食べ進めてから、麺も焼豚TKGに載せてみる。
旨い! 米と小麦。何と素晴らしい炭水化物祭りであろう!
焼豚TKG気を取られ過ぎてはいけない。らーめんも麺が伸びてしまわないよう早めに食べ切らねば。残った麺を一気に啜る。
旨い! 何と相性の良い麺とスープのコンビであることか!
最後は残ったご飯に極上豚骨スープをかけて雑炊として味わう。
スープはご飯と一緒に噛み締めると一層味わい深い。
完食。もちろんスープも完飲。
完璧な一食となった。
大満足のディナー。
ご馳走様!
アレッ?! また一段と旨いんだが! たまご入らーめん(750円)とめし(小)(120円)が最高のコンビ!
約3ヶ月振りの訪問。禁断症状が抑えられなくなる寸前でなんとか食べに行くことができた。
お店に着いたのは平日午後1時頃。ランチタイムの混雑時間帯は過ぎたようで、店内は比較的空いている。
券売機の前で少し考える。よし、一番好きな「たまご入らーめん」と「めし(小)」の組み合わせにしよう!
食券を買った時点で気持ちが一層昂まる。
カウンター席に座って、気持ちを落ち着ける。腹が減る。もうすぐ極上の豚骨ラーメンを食べられると思うと、食欲中枢が刺激されて抑えが効かないくらい腹が減る。
厨房では店主が私の「たまご入らーめん」を一杯だけ調理中。普段は何杯かのラーメンを同時に調理するが、私が入店したタイミングでは他の注文が落ち着いたところだった。ありがたい。一杯だけだと調理が手早く、提供までに麺が伸びることがない。
席に着いて3分で着丼。過去最速タイムを更新したかも。記録を取っていないが、体感で分かる。
「たまご」は生卵を麺の窪みに置いて、熱いスープを白味部分にかけて仕上げる。ほとんど生卵の状態。
いつもは中盤でたまごを崩して黄味を麺に絡めて食べたり、スープに溶いたりして食べている。今日は趣向を変えようか。
まずは、スープを味わう。
う〜、旨過ぎ! 堪らない!
いつも旨いと感動するが、今日は更に一段上のレベル。まだ成長しているのか?! 恐るべき『再来軒』!
麺を啜る。ストレート細麺が最高の食感で茹で上げられている。凄いな今日の『再来軒』!
チャーシューはどうか。心なしいつもより枚数が多い気がする。
そのまま一枚口に運ぶ。
うん、コレ、コレ! 極上豚骨スープを吸って豚肉の旨味が測定不能なくらい高まっている。これはご飯と合わせて食べるべし。
チャーシューを数枚「めし」に載せる。ご飯とチャーシューを一緒にかき込むように口に入れる。
あ〜、脳がバグるくらい旨い。「めし」最高!
おっと、ご飯に気が取られすぎて麺を伸ばしてしまってはいけない。麺を啜る。キクラゲが絡んで食感のアクセントになって、とても良き。
さて、「たまご」はどうやって食べるべきか。
うん、実は食べ始めるときから決めていた。レンゲで掬って、「めし」に作った窪みに載せる。そこにラーメンからネギやチャーシューも移し、豚骨スープも少し垂らして小さな丼飯を完成させる。
見よ! 最強TKGを!
と誰にでもなく、自分に対して告げる。黄味を崩してご飯に染みた部分を食べる。旨いに決まっている。そりゃ、旨かろう。極上TKG!
まだ少し残ったご飯に極上豚骨スープをたっぷりかける。極上豚骨スープはご飯と一緒に噛み締めると、麺とは違う味わいを発揮。
名残り惜しいが、あっという間に完食。
何度も食べた馴染みのラーメンだが、今日が最高だった。食べログのスコアも0.1点従来より加点。
ご馳走様!
毎回感動するラーメン! 今日はシンプルな宮崎とんこつラーメン(700円)のみ、大満足! 沁みるわ
何度目の訪問だろう。食べログに投稿するようになる以前も何度も来ている。地元じゃない人間としてはかなり上位のリピーターだと思う。いつも出張で延岡に来たときは、再来軒に来る時間があるかを気にする習わしとなってしまった。水曜日が定休日なので要注意。
入店して券売機の前で少し悩む。たまご入りにするか、メシはつけるか、チャーシュー麺にするか、大盛りにするか。全部合わせるのももちろんあり得る。迷いを振り切って、一番シンプルな「宮崎とんこつラーメン」のボタンを押す。700円。世界一好きなラーメンをたったの700円で頂いていいのだろうか?
食券を持ってカウンター席に座る。食券をカウンターに置いて店主の調理を見守る。手際よく大鍋に麺を投入。今回のロットは私のラーメン1人分だから「硬め」が食べられる。ラッキー。
多いときは10人分丼を並べて同時に調理に取り掛かることもある。そんな時でも慌てず目分量で手に取った麺を豪快に大鍋に放り込み、悠然と茹で上げる。そうなると湯きりして丼に入れ終えるのに最初と最後の丼では数分の時間差が発生する。結果、ロット全体が「軟め」の湯で加減になってしまう。再来軒を愛する常連たちは文句など誰も言わずに出された「軟め」を食べる。「軟め」もそれならではのおいしさはあるが、私はやはり「硬め」が好き。
さて、ラーメン完成。カウンター越しに供される。いつ見ても頬が緩むのを禁じ得ない。めちゃくちゃ旨そう!
まずはスープ。
あぁ、この味。心に沁みる。
その後は無我夢中で食べまくる。スープを飲む、麺を啜る、具材を楽しむ。
あっという間に食べ終わる。食べ終えて満足感と共に、もう終わりかという寂しさが全身を覆う。
次食べに来るが既に待ち遠しい。
ご馳走様!
気取らない経営だが、かなりの名店! 名物! たまご入ラーメン 750円+めし(小) 120円
延岡の誇りと言っても過言ではない。延岡には誇るべき飲食店や文化がいくつもあるが、その一角であることは間違いない。
遅めの時間にお腹を空かせて訪問。店舗が見えるところまで来たところで、営業中であることを確認。よかった。たまに臨時休業もあるので油断ならない(笑)
階段を上がって2階の店舗へ。ランチタイムは過ぎているのでお客さんは少ない。
券売機に千円札を入れて『たまご入らーめん』のボタンを押す。750円。続けて『めし(小)』も発券。120円。
食券を持ってカウンター席へ。
ご主人が注文を確認して麺を目分量で取って鍋に投入。丼にかえしを入れてスープの準備も同時進行。鍋の中の麺を長い菜箸で時々撹拌。
かえしを入れた丼に秘伝の豚骨スープを少しだけ注ぐ。たまご入らーめんは生卵を入れた後に追いスープを入れるのでひと手間煩雑。
麺が茹で上がる。網が平たい湯切りザルで鍋から麺を掬い上げ、コンパクトな所作でチャッ、チャッ、と湯切る。
麺をスープに入れると、丼の中で整麺しながら、真ん中に窪みを作る。そこに生卵を素早く割り入れる。すかさず熱いスープを卵の白身を狙って注ぐ。
続いてトッピング。キクラゲ、メンマ、チャーシュー、ネギ、海苔を手早く盛り付け。すべての動きに無駄がない。
ラーメンが完成する直前にライスと漬け物を店員さんが運んでくれる。
たまご入らーめん着丼。あ〜、ヨダレが口から溢れ出る寸前だ!
まずは、たまごなしのスープ。う、旨すぎる! 濃厚だが、塩味は抑えめの繊細な味。
麺をズズズっと啜る。細めのストレート麺。やや硬めの茹で加減は私の好みのど真ん中ストライク。
チャーシューも好き。小さめ、薄めにスライスされたチャーシューが5、6枚入っている。目分量で盛り付けるので多少量はブレるが、今日は多め。因みに焼豚らーめん(950円)を注文すると、これでもか、というくらい投入して、丼を埋め尽くす。
チャーシューはご飯と一緒に食べたい。3枚ほどご飯に乗せて、ミニチャーシュー丼にする。ご飯の甘味が豚肉の旨味を引き立てる。ただ、ここでご飯を食べ過ぎてはいけない。
生卵は白身にほどよく熱が入った。黄身は生のままなので、箸で割るとトロリと拡がる。これをスープと一緒にレンゲで掬って口に運ぶ。
痺れるほど旨い。卵の滋養と豚骨の旨味は何かしらの薬効を発揮しているようだ。身体の隅々までパワーが漲るのを実感する。
おっと、夢中で食べていたらいつの間にか麺と具材がなくなっている。でも、慌てるな。“めし”がここから活躍する。
ご飯を丼に投入。スープの海にライス島が出現する。これを崩してラーメンスープ雑炊が完成。ご飯の水分でスープが少し薄まるので、コショーを入れるのがオススメ。
豚骨スープたっぷり雑炊はラーメンとはまた違った旨さ。レンゲを持つ手が止まらない。ご飯粒一つ残さず完食。
夢のような幸せな時間はあっという間に終わる。
ご馳走様!
来るたびに好きになる! ライスでスープを味わい尽くす♪ 豚骨らーめん 700円+めし小 120円
久しぶりの延岡出張で再来軒に来ることが出来た。こんな日に限って臨時休業だったらどうしよう。11時過ぎの早めの時間帯にお店近くに到着。
おっ、ちゃんと営業してくれている。ありがたい!
はやる気持ちを抑えながら入店。
券売機でラーメンとめし(小)を発券。
カウンター席は半分くらい空いている。ラーメンを作るところがよく見える席を選んで座る。
店主が今作っているラーメンは6杯。普通のラーメン2杯と玉子入りラーメン2杯、ラーメン大盛りとチャーシューラーメンが1杯ずつ。先客のラーメンを仕上げるところを見学するのも楽しい。
完成したものから店員さんが手分けして配膳。
次は私のラーメンの準備に取り掛かる。調理台に置かれた丼は4つ。よし、今日も麺"硬め"が食べられそうだ。
混んでくると同時に10杯くらい作ることがあるが、茹でた麺を順番に湯切りしながら盛り付けまで完了するのにかなりの時間を要する。そういうときは麺は"やわめ"になる。
やわめには、やわめならではの美味しさがあるが、どちらかというと硬めが好み。本日はついている。
店主が4人分の麺を鍋に投入したところで、先にご飯とお新香が供される。このご飯をどう食べるかが今日の重要テーマ。
茹で上がった麺を手早く丼に取り分け、ネギ、メンマ、キクラゲ、海苔、チャーシューをトッピングしていく。
あっという間にラーメン完成。カウンター席に手渡しで配膳。
いつも通り、まずはスープを一口。
あぁ〜、五臓六腑に染み渡る滋味。濃厚なのに全くもたれることがない。
麺を啜る。ハリのある硬めだ。
中細ストレート麺はコラーゲンたっぷりの激ウマスープとの相性抜群。
麺を啜った直後にスープをレンゲで口にして、すかさずご飯を一口食べる。
ラーメン・ライス最高!
中華麺をおかずに白米を食べる背徳感が堪らない。血糖値が上昇し、脳が喜ぶ声が聞こえてくるようだ。
人類は数百万年前にアフリカで誕生し、その歴史のほとんどで狩猟・採集により食料を得てきた。小麦などの作物を栽培する農業による安定した食料調達が始まったのは僅か1万2千年前のこと。
そのため、私たちのDNAには飢餓を回避するために、必要以上の栄養を蓄えることに快感を覚えるようプログラムが刻まれている。
よし、今日は理性のブレーキを少し弱めて、本能が欲するままにラーメン・ライスと対峙してみよう。
チャーシューを1枚食べる。
しっかり味が染みた柔らかい逸品。チャーシュー周縁の脂身もとてもいい。
3枚ほどご飯に乗っける。チャーシュー・オン・ザ・ライス。
今度はタンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素そろい踏み。
これで飢餓リスクは完全に払拭された。
麺を啜る。
スープを飲む。
ご飯を食べる。
麺を啜る。
スープを飲む。
ご飯を食べる。
時々チャーシュー、メンマなど具材をつまむ。
箸とレンゲを動かす手が止まらない。
麺を食べ終えた。
残ったスープに、温存していたご飯を全部投入する。
これがまた最高に旨い!
豚骨スープの旨味をご飯がしっかり受け止める。
お米のお陰でスープを噛み締めることが出来るようになる。
本日の重要課題『ご飯をどう食べるか』は私なりにうまくクリアできた満足感がある。
スープの一滴も無駄にせず、極上の豚骨ラーメンを味わい尽くした。
ご馳走様でした!
満足して店を出る。
10月の澄んだ風が気持ち良き。
店に入るときはラーメンに気持ちが行き過ぎて目に入っていなかったが、宮崎の空は青い。
※参考文献
『サピエンス全史』河出書房新社
著者 ユヴァル・ノア・ハラリ
訳者 柴田裕之
飲み干さずにはいられない、絶品豚骨スープ! 宮崎とんこつらーめん 700円
延岡市民たちはこんなに美味しいラーメンを常日頃食べることが出来るんだ。羨ましい!
さて、この日はお盆明けの平日。臨時休業でないことを祈って来店。
よかった♪ 営業してるやん♪
開店から10分くらいのはずだが、テーブル席は既に満席。カウンター席は2つ空きがある。ラッキー。
入口横の券売機でらーめん(700円)を購入し、カウンター席に着く。調理場では大将がスープを満たした8つの丼に、一度に大量に茹でた麺を分けて投入している。時々菜箸で入れ過ぎた丼から麺を取って、少ない丼に移行させる。
大盛り用は丼が違うから、それには多めに配分。目分量の作業だが、今まで麺の量が気になったことはない。ただ、さすがに8つ同時は時間がかかる。
このロットは「柔らかめ」だね。このお店では、基本的に麺の硬さは選べないが、日によって色々な硬さに巡り合う。実はこれも楽しみの一つ。
さて、8丼ロットの配膳が終わる頃に私のチケットが回収される。キッチンに並べた丼は3つ。大きな鍋に投入する麺も少なく見える。
おぉ〜、「硬め」が来るぞ。
想定通り、3丼ロットはあっという間に調理完了。速やかにカウンター席に届けられる。
いただきます♪
まずはスープ。
染み渡る〜
まだ胃に到達したくらいだが、身体中に豚骨エキスが運ばれる感覚。全ての細胞がこのスープを欲している。
麺を箸で持ち上げる。
硬めの中細麺はハリがあって歯応えが気持ちいい。小麦の香りと味がしっかり主張する。
焼豚。
前回は焼豚らーめんを食べて、丼の表面を覆い尽くす迫力に圧倒された。普通のらーめんで十分な量だと思う。
薄くスライスされたお肉は、柔らかくてうまい。麺、スープとのバランスが素晴らしい。
食べ始めたらもう止まらない。
スープ、麺、焼豚、スープ、麺、焼豚とローテーションしていくと、早々に焼豚が終了。
麺もなくなる。
最後はスープが少し残っているが、美味しすぎてとても残せない。
濃厚な豚骨スープなのに、飲み干してもまったく重くない。
大変おいしゅうございました。
ご馳走様でした!
濃厚豚骨スープでありながらこんなに飲みやすいんだ! 焼豚ラーメン 950円
平日11:30、豚骨スープの芳しい香りはお店の外まで漂い、吸い寄せられるように入店。
今日はたまご入りラーメンに決めていましたが、券売機の前で心変わり。焼豚ラーメンを頂くことに。
カウンター席に座って調理工程を見守ります。
ラッキー、たまたま入店したタイミングがよく、私のを含めて3人分の丼を用意して店主が麺を茹で始めました。
忙しいときは10杯くらい同時に調理されることもあり、茹で上がった麺を湯切りして丼に入れて、トッピングを乗せて仕上げるのにかなり時間がかかることもあります。
そうなると提供された時には麺が茹で上がりよりかなり柔らかくなりがちです。もちろん、それはそれでおいしいのですが、今日は硬めを楽しめるんだな、と。
焼豚ラーメン着丼!
ラーメンの表面を埋め尽くす、肉、肉、肉、肉!
肉の隙間にレンゲを押し込んでまずはスープを一口。
刻んだネギがたっぷり入った極上の濃厚豚骨スープは中毒性がある味と香り。
濃厚なのにいくらでも飲めちゃいます。
いかん、いかん。
スープだけ先に飲み干すなどラーメンの食べ方を分かっていないド素人と思われてしまう。
続いて、焼豚を二枚纏めてつまみあげて口に運ぶ。
豚骨スープのうまみも合わさった最高の肉料理!
食べ過ぎになるから今回はご飯は注文しなかったのですが、ご飯が進むやつです。
いよいよ、自家製麺!
予想通りいつもより硬めで、箸で持ち上げてもハリがあるのが分かります。
あー、うまい♪
暑い中、歩いて来てよかった。
スープの最後の一滴まで残さずきれいに平らげて、幸せなランチタイム終了。
ご馳走様でした!
麺は柔らかめ
たまに麺硬めに出来ますか? と聞いているお客さんがいます。店主は、大丈夫ですよ、でも別に茹でるから少し待ってね、と丁寧に対応されています。店全体のオペレーションが停滞するのを気にせずリクエストする若者の図々しさに感服しつつも、こんな無粋な客にはなりたくないと感じてしまうのは私だけ?
柔らかくてもおいしいです。
점포명 |
Sairai Ken(Sairai Ken)
|
---|---|
장르 | 라멘 |
0982-32-4477 |
|
예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
宮崎県延岡市旭町1-3-12 |
교통수단 |
노베오카 역에서 1,586 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
~¥999 ~¥999 |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
34 Seats ( カウンター14席、テーブル16席、座敷4席) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 入り口の外に喫煙場所あり |
주차장 |
가능 店舗下1階に5台、外に8台分程度。 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
서비스 |
테이크아웃 가능 |
홈페이지 | |
가게 홍보 |
チャーシューが凄かったです
チャーシュー麺のチャーシューが凄かったです 麺は九州によくある細麺で量は並で女性なら充分だと思います スープは見た目以上に脂っぽくないです 久留米などの豚骨と比べるとあっさりしてやや薄味ですが、その分奥にある優しい旨味を感じます チャーシューに強烈に味がしみ込んでるわけでないですがインパクトがあります 店の回転は比較的いいほうですが忙しいのか客の誘導がおいついてない時があります 麺は早くたべないと |
食べログに投稿を始める前から大のお気に入りの『再来軒』を久しぶりに訪問。前回延岡に来た時もチャレンジしたが、期待を高めて店舗に着いたら“休業”のお知らせ。予定外の休みに遭遇することもあるが、それは仕方ない。
延岡駅に到着してまっすぐお店に向かう。歩いて20分ちょっと。薄曇りで涼しい散歩日和なのでなんてことはない。気持ちを昂ぶらせながらスキップを踏む。いや、うそ。普通に歩く。
駅から22分で到着。途中信号に待たされなければ20分以内に着くかな。
よし、よし。今日はしっかり営業中。階段を上って2階の店舗扉をオープン。入り口脇の券売機に現金を投入。歩きながら今日食べるものは決めている。“らーめん”と“めし(小)”を発券。合わせて820円。安いと思う。
カウンター席に座る。ほとんど満席だがお客さんの回転は速いのでこれまであまり待ったことはない。餃子とビールなんかを提供する店だとこうはいかない。因みにビールは置いてあるがあまり飲んでいる人は見かけない。夜だと飲むのかもしれないが。
カウンターの店員さんが見える位置に食券を置く。
調理場では現在丼3つを同時並行で調理中。丼の色とサイズが違うのでそれぞれ違うものなのだろう。因みに変化を付けるとすれば“大盛り”か“焼豚”か“たまご入り”の3つのオプション。もちろん組み合わせ可能。さて全部で何通りでしょう。むかしやったよね。数学で順列組み合わせ。
答えは2(普通盛り/大盛り)x2(焼豚/なし)x2(たまご/なし)=8通り。合ってる?
念のため書き出す。
◆らーめん
◆らーめん大盛り
◆焼豚らーめん
◆焼豚らーめん大盛り
◆たまご入りらーめん
◆たまご入りらーめん大盛り
◆たまご入り焼豚らーめん
◆たまご入り焼豚らーめん大盛り
うん、確かに8通り。改めて券売機を見ると“たまご入り”と“焼豚”を同時に入れるオプションが表示されていない。え? ということは6通りかもしれない。もしかしたら“焼豚らーめん”に50円現金加算してたまごを追加してもらえるのかもしれない。詳しい方、是非教えてほしい。
さて、調理中の3つの丼は完成。店主は私のらーめん一つだけのために茹で釜に生麺を投入。これはラッキー。時々運が悪いと丼を7,8杯並べて麺を釜の中に大量投入して茹で始めることがあるが、調理時間が長くなりすぎて“ヤワメ”に仕上がることがある。これはこれで悪くはないのだが、私の好みはシャキッとした“カタメ”の茹で加減。中細ストレート麺はただでさえ伸びやすいので長時間調理は良くない。
手際よく完成。めし(小)と同タイミングでカウンター席に供される。
うん、半年ぶりの対面に心が躍る。興奮が身体のあちこちから形になって漏れ出しているんじゃないかと錯覚。
うひょー、激ウマ!
やばい、今日も旨すぎて失神するかもしれない。味わい深く豚骨のエキスがしっかり出たスープは意外にもあっさりしている。なるほど、これなら毛細血管を詰まることなく身体の隅々まで豚骨パワーを運ぶことが出来る。
うん、やはり“カタメ”のシャキシャキ麺は最高! 今日の私はついている。最近面倒なことがチョコチョコあって落ち込むこともあったが、この一杯のらーめんで帳消しにしてくれる。禍福は糾える縄の如しの“福”がまさしくこの一杯。
途中で“めし”が活躍し始める。焼豚とネギやメンマなど具材を載せてミニ焼豚丼を即席に作る。それを口いっぱいに頬張って咀嚼。うん、最高。しかし、ご飯をここで食べ尽くしてはいけない。
麺を食べ終えたらいよいよ仕上げにかかる。残しておいたご飯を全部ラーメンどんぶりに投入。このお店のめし(小)は意外にしっかり量がある。
さあ、第二ラウンド開始。というか、ここからが一番の楽しみ。
店主が丹精込めて仕込んだ豚骨スープを残すなんてあり得ない。これを単に飲み干してももちろん良いのだが、ご飯を入れてスープ雑炊にして食べるのが実は至高。
スープ最後の一滴、ご飯最後の一粒まできれいに食べきる。
大満足!
ご馳走様!
再来軒よ! 永遠たれ!