フレンチもイタリアンもジビエもいただける貴重なお店 : Kurando

遅めの夕ご飯をいただくために訪れました。
このお店は歩道から中が見え、いつも多くのお客様がいらっしゃるので、なかなかその機会がありません。
夕ご飯としても遅めの時間にお店の前を通ると、席が空いてそうでしたのでお店に入ってみました。

奥の席に案内され、メニューを眺めていると、まもなくラストオーダーであることと、閉店時刻も近づいていることから、肉料理は難しいことを伝えられました。

渡されたリストと壁の黒板から、おまかせ前菜の盛り合わせと、ブカティーニ　豚のミンチ　スモークチーズ　トマトソースのパスタを選び、お願いしました。
それから赤のグラスワインを一つ。

ボトルと一緒に持って来てくださったワインは、ソレアというブランドで、鮮やかな赤です。
甘い華やかな香りがして、飲んでみるとスパイシーなところに酸味もあり、飲みやすいワインです。

おまかせの前菜は、一人で食べるにはたっぷりのポーションです。
３種類のハムのほか、カラスミ、ビーツ、ロマネスコ、カリフラワー、チーズなどが盛られています。
特に、エスニックなビーツや酸味と辛味のあるピクルスなどは、味付けが尖っていて、見た目の印象と味の対比が面白く、おいしくいただくことができました。
さらに、チーズがワインとよく合います。
このクラスのワインとチーズの中では、最高の組み合わせでした。

次のパスタは、豚のスパーシーなミンチがゴロゴロ入っていて、モチモチした太いパスタとともに食べ応えが十分です。
一方でトマトソースは穏やかな味付けで、チーズのまろやかさもあって食べやすいです。

このお店は、フレンチとイタリアンをそれぞれ担当する兄弟が幅広い料理を提供し、ジビエも用意されているようです。
もう少し早い時間に訪れて、肉料理を食べてみたかったですね。
手軽な価格帯で気軽に訪れることのできるお店です。