店内に入らないと分からない良さ、そして、素晴らしいランチ : Sanshuyu

山茱萸(さんしゅゆ)
サンシュユは、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる。季語は春。 ［Wikipedia］
中軽井沢付近18号線の借宿(かりやど)交差点を入った所にあるこの店はブルーベリー畑(自分で摘む事も出来る)も有る、正直、分かりにくい場所に静かに佇む。
外見、周りの景色、浅間山方向に向かう細い道を看板を頼りに更に左折して漸く辿り着く立地、どれをとっても「気まぐれ」「ついで」に立ち寄る店とは異なる。
母娘でやっている「喫茶店」は数年前に人気そば屋の通り道にある看板、何と読んで良いやら分からない名前に惹かれて立ち寄った事が契機。
店に一歩足を踏み入れると、落ち着いた調度品(薪ストーブ、アジアンテイストのランプ、テーブル、椅子など)にホッとさせられる。
今日の目的はランチ。
週の前半、後半で変わるようだが、本日はスパイシーポーク、烏賊のニンニク風味、ズッキーニの味噌だれ、長芋とアボガド、カボチャ、味噌汁、ご飯に(大盛り無料)と言うメニュー。これに、ドリンクがついて900円。
素晴らしいランチ。個人的に印象に残ったのがズッキーニ、と長芋。
「家庭料理」っぽいが、実はキチンと手間をかけて作ってある。
瑞々しいズッキーニに味噌だれと言うのも意外性があったし、アボガドと思って口に入れるとシャキシャキした長芋が現れて「オッ」と思ったり、言い方は悪いが、スパイシーポークが一番普通。
食後のドリンクはホットコーヒーにしたが、取手無しの和風の器。
そう言えば、ご飯は茶碗では無く、皿に盛られていた。
そう！
この店はきっと、「和風」では無く、アジアン・テイストなのだ。
コーヒーは私好みのライトテイストでGood。
日曜の昼下がり。時は静かに流れた。