旨いサラダとネギだくオニオングラタンスープ、そして初めて食べる沖縄産豚肉 : Bistro Mon.Chemin

20201108 比較的寒い今年の晩秋ながら、今日は例外的に暖かい

ということで、（多分）年内最後の軽井沢。こんだの11月12日にツルヤまいばし店が新規開店するという事なので、軽井沢訪問回数が2ヶ月おきから3ヶ月おきにペースが落ちつくのではないかと、密かに喜びを噛み締めているワタシであります。これからワタシの好きな、長野の一升箱地酒が身近にある生活に、地元から移動する回数も減り、面倒が少なくなる素敵な生活に変わります。

妻の好きな星野温泉（入浴料1人¥1700・無駄に高い！）
に浸かり、入浴後の食事としてランチ訪問。

お店の駐車場にクルマを駐め、入口へ。

階段にある黒板には『本日のランチ、予約満席にて終了（ごめんなさい）』というニュアンスのお断りが書かれていました。

妻、とりあえず無予約ながらお店に入ります。ワタシは、断られたらそれはそれでいつか再訪すれば良いし、何軒か美味しく食べられるお店もあるという意味で、構わないという気持ちでのんびりと待ちます。

何故か、予約客が来るタイミングとズレていたようで入店の運びとなりました。

妻に呼ばれ、ワタシも入店。

窓際角の席に案内されます。

お店はご夫婦ふたり（妻の印象より）で営業されている様子です。接客対応なさっておられる奥様、何となく妻と相性が良さそうでした。

清潔そうな刈り上げ頭の、オーナーシェフである主人は後姿で厨房の眺め。自らの仕事場で鍋やフライパンを振っているみたいです。

因みに丸刈りのワタシは、オデコから刈り下げカットを床屋さんでされてます。

居心地良い席でメニューを眺めます。悩みます。

ワタシ、デザートを食べるつもりが無かったので、ハナから別料金の追加スープを注文する気でありました。妻は悩んだ末、デザートを選びました。

妻の注文、前菜：サラダとオニオングラタンスープ。メイン：鶏肉の香草パン粉焼き。デザート：渋谷鉄平…じゃなく、渋皮栗のミルフィーユ仕立て。

ワタシの注文、前菜：生ハム・ナポリサラミ・白カビソーセージの盛り合わせ（サラダつき）。スープ：オニオングラタンスープ単品。メイン：沖縄ロイヤルポーク皮付きバラ肉の塩漬け・レンズ豆煮込添えを注文。

まずはそれぞれ前菜から…サラダ、酸味や塩味と油加減が良いです。スパイシーさの加減、辛子菜で調整してますかね、塩梅良いでした。妻の注文したオニオングラタンスープ、かなり甘さが際だっていた様です。理由はワタシも後から理解しました。ワタシの前菜、生ハムは至って普通。普通ながら、サラダと合わせると旨さが解る様な塩加減。サラミ、お酒が欲しくなります。白カビソーセージ、生まれて初めて食べました。サラミからスパイシーさを除外して、食感とアブラ加減に塩味で勝負ですか。違和感なく美味しくいただきました。

前菜を食べ終えたワタシ、シェフがスープを配膳してくれます。オニオングラタンスープ、いただきます。最初のひと口、普通に美味しいです。ふた口目、甘味を感じます。み口目、甘さの意味を理解します。

タマネギが、これでもかと言わんばかりにふんだんに使われていました。それも、キチンと炒め煮され…ながらも食感を残し…ています。

アツアツながら美味しいので、無事に難なく完食。

ほどなくメインの登場。

鶏肉の香草パン粉焼き、ボリウムありそうですね。実際、ボリウムがあったようで、ワタシが手伝って完食でした。

ワタシの沖縄ロイヤルポーク、ほとんど脂身…ちょっとだけガッカリ…ながら、食べたら天国。そして付け合せ、いや、主役？レンズ豆煮込、美味しい。ブタカワのアブラ、肉好きの心をくすぐる旨さと塩加減でした。50年ほど生きて、ブタカワ料理は中華で食べた経験しかなく、まさかの豚皮フランス料理…人生数回目かつ、フレンチブタカワは生まれて初めて…こってりなんだけど、しつこくない脂身…ご主人のテキニッキが光ります。テキニッキを知った世代、絶対に仲間内に轟次郎ファンが居る世代ですね。ワタシは桂木文（カツラキブンではなく、カツラギアヤ…若い頃の彼女はかなりの美女ですよ。）さんの若い頃の写真に随分と…以下省略…妻の頼んだデザート、ひとくちもらいました。詳細はワタシの本アカウントを乗っ取りした妻が書くと思います。

食後のコーシーをいただき、雲場池には寄らずに軽井沢を離れ…小諸の懐古園へ。今週末から来週初頭が懐古園の紅葉見ごろでしょうか、綺麗でありました。

来年になるかと思うけど、違うお料理食べにまた行くね。ご馳走さま。