高原リゾートのゴルフ場ランチは信州蕎麦！ : Tateshina Toukyuu Gorufu Kosu

　このゴルフ場は蓼科東急リゾート内に在り、他にはホテルや各種レストラン、スパリゾート等の温泉施設、プール、テニスコート、、アスレチック、トレッキングコースや冬はスキー場まであるようです。
　中央高速の諏訪ICからビーナスラインで蓼科方面へ約20ｋｍくらいです。
標高が1,200ｍほどあり、気温だけでも東京と比べれば10℃くらいは低いですが、湿度もかなり低いようで凄く過ごし易いです。
　ゴルフ場は高原ですので適度なアンジュレーションは有るものの、コース内にカートで乗り入れられるので何もなければ体力的には凄い楽にプレイできます。
それに林で完全にセパレートされており、木々の木陰が多いので直射日光を避けながらのゴルフも凄く心地よいですね。
　スタートは10時15分でしたが、家から車で3時間以上の運転で凝り固まった身体は準備運動が足りなかったのか、最初の3ホールほどはアイアンでシャンクが出て、カートで行けない標高差の在る隣のホールに駆け下りたり登ったりで、標高が高い分 空気が薄く息が上がってしまい凄く大変でした。
おかげでＯＵＴは47もたたき、ヘロヘロでクラブハウスに戻ってきて漸く昼飯です。

　ここのクラブハウスは広々とした敷地に平屋で建ててあり、レストランも同じ１階のフロアにあり珍しいですね。
驚いたことにレストランは窓が開け広がっていて、コロナ対策の換気の為でなく冷房も入れて無いのですが快適です。
1階なので外にもそのまま出られ、軒下や大きなパラソルで作られた日陰にも多数テーブルが設置されていて、ここは風の心地よい外テーブルで昼食にしましょう！

　早速メニューを物色しますが、ローストビーフや刺身、天ぷら、茶碗蒸し等を組み合わせた和食のコース料理やイタリアンベースのレディースコース、鯖味噌煮や三元豚のトンカツ、長野のご当地料理の鶏モモ肉の山賊焼き等の定食、信州蕎麦やそのセット物、冷やし中華、ナポリタン、カレーライス、ナンで食べる夏野菜のキーマカレー等です。
　三元豚のトンカツメニューが、定食、カツカレー、カツサンドと多く、豚カツ押しかとも思いましたが、折角 長野くんだりまで来たので、私は天ざる蕎麦と稲荷寿司２つのセット、愚妻は鶏肉の山賊焼きにしてみました。

　料理は待つこと15分とちょっと品出しは遅い感じでしたが、高原の心地よいそよ風の元でのんびり待っているのは全然苦痛ではありませんねぇ。
　蕎麦は細切りで喉越しよく、つなぎが何なのか分かりませんがもちっとしていて、透明感のある蕎麦の味がちゃんと感じられるものです。
東京の蕎麦に慣れている所為か、付け出汁は弱めで蕎麦全体をどっぷり付けないと物足りない感じです。
　天汁は別に用意されていますが、蕎麦のつけ汁と同じ濃さです。
天ぷらは海老、鱚、南瓜、紫蘇の葉、茄子で、最近よく見る冷めてもサクサク感の残る小麦粉に重曹を混ぜたコロモです。
揚げたてで出すんですから、余り余計なことをしない方が手作り感が感じられて良いんですけどねぇ。
　稲荷寿司は油揚げの煮味が甘さよりも醤油の塩っぱさが強く、酢飯の酢も強めでこちらも甘さ控えめな感じです。
個人的好みとしては、もう少し甘めにした方が尖った感じが丸くなって良いのですが、まあ好みの問題ですね。
　デザートに和菓子が付いていましたが、半透明の葛の中に漉し餡の入った饅頭状のもので、プルプルの食感と漉し餡の滑らかで優しい甘さが美味いです。
　愚妻の頼んだ山賊焼きは有名な信州料理で、愚妻は知っていて寧ろ好物とのことで、私は知らなかったので一切れもらって食べてみました。
これは鶏モモ肉を開いて酒、醤油、味醂、おろし生姜、おろしニンニクで作ったタレに漬けこみ、味が染みたら片栗粉ベース（黄色いのはウコンでしょうか）のコロモを着け、少ない油で引っくり返しながら揚げ焼きにしたもので、まあ間違いなく美味いですが、タレのかかっていない油淋鶏みたいな感じですかね。

　ゴルフも後半はシャンクも治まり、快適なプレイが出来たので何とか帳尻を合わせてギリギリ80台で回れたので良かったです。
特にドライバーの調子が良く、ほとんどフェアーウェイをキープ出来たのと、やっぱり低地に比べると少し距離が出るのでそれが何より気持ち良かったですね。
この歳になってメッキリ飛ばなくなって情けない思いをしていましたが、ちょっと自信を取り戻せたような気がして、些か調子に乗って、明日も良いゴルフが出来そうですねぇ！