趣向を凝らした手作りブッフェ
スタービレッジツアーに合わせて明るいうちからの夕食でした。
自分はブッフェは好まないのですが、宿泊料金が予算と折り合うことと、宿予約と同時にスタービレッジのチケットも手配してくださるとのことでこちら様のお世話になった次第でした。
◇夕食ブッフェ
このときは中・四国ご当地グルメフェアでした。
もちろん信州の名物も惜しげも無く用意されていました。
鯉洗い…好物なのでここぞとばかりたくさんいただきました。嬉しいです。そうは言ってもブッフェ品質なのですが。
鰹たたき…解凍品でしょうがつい取ってしまいます。
蕨昆布和え…無理に味を入れた品ではありませんでした。素の蕨に薄い味付けが美味しいものでした。
筍と豚の炊いたん…豚ばらと炊くと筍はこんなにもリッチな味わいになるのですね。醤油も糖味も淡くとても好みのものでした。
こごみ天ぷら…なかなか良く揚がった天ぷらです。栽培物でしょうがたくさん用意されていて嬉しくなりました。
うこぎと桜海老の天ぷら…山形県、特に米沢では有名な木の芽です。南信地方でも食べる習慣があると初めて知りました。揚げてあるので香りはあまりありませんが、さくさくとした食感が楽しいものです。若くて葉の細かい茶葉を揚げたらこんな風に仕上がりそうですね。
海老チリソース…ポップコーンシュリンプにソースを絡ませたような風体でした。それほど辛くなくケチャップも過ぎず、葱などの香味野菜と併せた仕上がりの美味しいものでした。
ローストビーフ…いいロースト加減でした。市販加工品ではないようです。
茄子あんかけ…強くはない、こっくりとした餡が絡んで好みでした。
ほうれん草お浸し…正しくお浸しでした。
以下、中・四国の品も並んでいました。あんこう唐揚げ、牡蠣フライ、赤天(黒はんぺんならぬ赤はんぺんのフライの如し)、ふぐ一夜干し、などなど。寿司は握りたてをいただきました。サーモン、烏賊、海老など。デザートに少々取ってみたのは、苺のムース、わらび餅、パインアップル、でした。
総合☆2.4
今まで、旅館の夕食ブッフェというものに良い印象を持つことは一切ありませんでした。
それはおそらく、子供に迎合した料理が多いからではなかったかと記憶をたどってみました。ところがこちら様の夕食ブッフェは和食を基本としてブレていません。どの品もひと工夫ひと手間あって美味しい品々でした。そしてまた、山菜の時季に重なったことや、客の年齢層が高かったが故に実現できた食材選びがたまたま自分の好みに合致したのだと思います。大抵の場合、あれは口に合わなかったから取るまいとすると、仕切りの施された皿が埋まらず見映えが悪くなるものです。しかしこちら様の料理はどれも興味深くて、次もコレ取りたいけどアレが載らなくなっちゃうよ、と嬉しくも悩ましいひとときを過ごせました。
ご馳走様でした。
よかったら下記も参照してやってください。
https://ameblo.jp/gammodoki01/entry-12460578535.html
점포명 |
Inaka
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장르 | 호텔 |
예약・문의하기 |
0265-43-2611 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
長野県下伊那郡阿智村智里503-294 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (AMEX) 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
가능 |
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카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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前日の夕食ブッフェのクォリティの高さから、
朝食ブッフェも期待を裏切らないとの確信を持って食事処へ赴きました。
◇朝食ブッフェ
野沢菜炒め…軸の長さが揃っていないのが手作り感があってよいではありませんか。加工品であったとしても茸を伴わせて豊かに見えます。塩気が抜かれて良い塩梅でした。
じゃこおろし…言葉のとおりです。
オクラ胡麻和え…へたが落とされて水っぽいかと思いきや、和え衣がオクラの内部に入り込んでむしろ胡麻が良い味を出していました。
焼き鮭…甘塩です。背身もはらすも小さな切り身なので躊躇なく手を出せました。
明太子…大きなひと腹を輪切りとは思い切りましたね。
出汁巻き卵…出汁は主張しないのに出汁を感じる薄味の品でした。
ごろごろチキン…一口大の鶏もも肉にハーブミックスを下味にして炒りつけただけと想像した品が地味に美味しくて何度も取ってしまいました。
烏賊そうめん…品書きには刺身とあったと記憶していますが、味が入って烏賊の水分が抜けてこりっとしていたのは好みです。
ベーコン…廉価なホテルなどで見られる加温のや、こだわりのあるホテルのディープフライドとも一線を画す好きな焼き具合でした。端が少し焦げているのが味わいが増して良いものです。いえそもそもおいしいベーコンなのではありませんか。
サラダ…レタスは瑞々しくぱりっとしていました。朝はこういうものが欲しいのです。 ねじり蒟蒻…白滝のロープのように見えて歯触りもただ切った蒟蒻とは異なる面白い品でした。
がんもどきといんげん…よい炊き加減でした。
山芋とろろ…水分が多いものの摺りがよろしいのかほのかに甘いコロイドを保っていました。
味噌汁…具のみ入った椀に素の味噌汁を注ぐスタイルでした。さすがは信州、味噌がおいしいです。とは言えなめこの量に世知辛さを感じました。
総合☆2.4
落胆するほどではないものの、工夫という簡素化が施されていて上手い力の抜き方だと感心しました。どの品も薄味なのに、きちんとご飯の友を演じていたのは好ましいことです。東京は味が濃いので余計にそう感じられました。