점포명 |
Nakayoshi
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장르 | 이자카야 |
예약・문의하기 |
0743-63-4995 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
奈良県天理市川原城町133-1 |
교통수단 |
덴리 역에서 253 미터 |
영업시간 | |
예산(리뷰 집계) |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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天理っていう宗教都市を一度訪れてみたいと思っていたんです。
新興宗教の名称が、街の名前にまでなっているなんて、考えられないことだから。
創◯学会だって、生◯の家だって、スポーツではライバル関係にあるP◯教団だって、そんなことは実現していないわけで。
なぜ、天理教だけが成し得たのか。
不思議でならなかったからです。
まぁ、観光で1日訪れた程度じゃ、その本当のところとか真実とか、知るよしもないんだけれども、天理教のはっぴを着た人が普通に闊歩している街。
やっぱり雰囲気は特殊。
普通の街ではない雰囲気です。
巨大な宗教施設が鎮座。
駅前にも、今時こんな商店街があるんだと、驚くほどの長いアーケードがあって。
そして、歓楽施設は殆ど無い。
巨大スーパーや歓楽施設の進出を街を上げて止めている。
一昔前の健全とした日本の街がここにある。
そんな街の雰囲気は十分伝わる街です。
で、そんな街ですから、旅行者が街で夕飯を食べようと思うと結構苦労します。
団結力が強いというか、外からの人間にとって疎外的というか、夕飯でも食べようと観光客が一人でうろうろするには、結構辛い街です。
そんな天理の街、アーケードのかなり駅に近いところから少し脇に入ったところに数件の居酒屋が固まっているところがあって、そのひとつに如何にも昭和の・・・っていう冠をつけたくなるような外観のなかよしという居酒屋さんが。
店内が覗きづらいのはどこの居酒屋も一緒。
そういう店って、一言の観光者には入りづらい。
でも、そんな店でもなんとなく入ってしまう、入ってみたくなる雰囲気ってあるもので、そういうのって、何なんだろう?
その絶対公約数の公式がわかれば、お客を無意識に店に呼び込む。そんな店ができるのかも知れない。最低限の努力で。
店内に入る。
お客はいない。
宗教都市。6時台から酒を呑むなんていう、市民環境がないのかも知れない。
カウンターのみの店内。コの字のカウンターはどことなく吉野家風。
そのカウンターに、おばちゃんが一人。
吉野家と違うのは、あんまり整理がされていないように見えるカウンター内は実は極めて仕事がいやすいように出来ているっていう点。
最低限の運動で最高の料理。
ただ、地震が来たら大変なことになりそうです。
店内に所狭しと下げられた短冊のメニュー。
こういう店って、大好き。
最近、こういう店の方法だけを盗む店が多いけれども、やっぱり、本家の雰囲気までは盗みきれないでしょ。
メニューも色いろあるんだけれども、奈良の特産っていうものは少ない。
もっとも、奈良の特産ってなに?ってなると、上手いこと言えないんだけれども。
そのかわり、ツマミ系は充実しています。
まず頼んだおでんは、大根と玉子と豆腐で300円。
豆腐は木綿だ。
山芋の千切り400円も玉子の黄身を落としてあって・・・なんだか丁寧。
日本料理の心付けです。
酢牡蠣も・・・。
海無し県の奈良だけれども、やっぱり旨い。
生ビールからハイボール、焼酎と切り替えてきたドリンク。
焼酎のロックに、酢牡蠣は本当に合う。
最後に焼きなす300円を頂いて。
いやはや、料理が安い。
コストパフォーマンスってことなら最高です。
それ以上に、店の雰囲気がいい。
帰り際に、60歳前後のサラリーマン風のお客が一人。
しばらくすると、もう二組が来店。
これだけで、コの字のカウンターが埋まり気味。
どうも地元の色が増えて、居づらく邪魔風なのでここで退散。
チャーンの居酒屋が全然ない(見たところ、本人の感想で、現実とは異なるかも知れませんが)天理の街。
こういう居酒屋がやっていける。
そういう街の雰囲気に宗教が深く関わっているってことが、なんとなくわかる。
そんな、天理の夜でした。