神奈備山の麓で名物”三輪そうめん” : Soumendokoro Morishou

2023-24年末年始の内地への旅行。正月2日の早朝に参拝したのが日本最古の神社とも言われる『大神神社』。
『大神神社』は”三輪山”をご神体とし、拝殿から”三輪山”を拝む形となっています。
その参道の”二の鳥居”の手前左側にあるのがこちらのお店。
この日は意図的ではなく、『大神神社』～『狭井神社』～『若宮社』と巡った道中で自然とたどり着きました。

正月になると”一の鳥居”と”二の鳥居”の間の参道には出店がびっちりと並び、朝7時だったのに結構営業してる。
というのも、朝7時にはもうかなりの参拝客がいるんですよね。
前の日に人が多すぎて、日中の参拝を諦め、この日の早朝来ることを決めたのにそんなに変わらなかった(^_^;)

お店の外観は門構えのいい、立派な日本家屋って感じ。
中に入るとお庭にテラス席のような場所ががありました。お正月期間の臨時の形態なのかな？
でも、和風なオーガニック感があり、神社の延長て感じで神妙な雰囲気もありました。

三輪地方は“素麺”の発祥地とも言われ、奈良時代には唐から製法が伝わり、食べられていたという。
現在でもこの地方では、素麺の製造会社が多く、専門店も多く点在しています。
『大神神社』周辺は特にお店が密集していて、こちらが1番神社に近い位置にあるんじゃないでしょうか。
メニューの方も臨時の限定メニューかな？「にうめん」と「柿の葉すし」しかなかったので、「にうめん」（1100円）を注文しました。

「しめじ」「三葉」？に「天かす」とシンプルな具材の「にゅうめん」。
あっさりした上品な“お出汁”に、本場の“三輪そうめん”。
本場といえど乾麺なので違いが出にくい料理ですが、何でだろう？この雰囲気でいただくと異常に美味しく感じるんですよね。
寒い中、身体を温めてくれる、上品で優しい「にゅうめん」でした。

こう書くと元も子もないのですが、駅とかで同じもの食べたら印象が違ってたはず。
そうなると、もう神様に守られているとしか考えられないお店でした(^_^)