雪深い 吉野で喰らう 猪の鍋 : Sugi gase

東吉野村の山奥は高見川沿いにある、冬はボタン鍋、夏は天然の鮎がいただける山の幸、川の幸が魅力の旅館。

こちら、鮎もいいんでしょうが、、、おいらのオススメはやっぱりボタン鍋！
しかも、真冬の猪。
寒くて、寒くてたまらん2月辺りが一番美味しいんだとか。
雪が積もって、シンシンと寒い日が続き、びっしりと脂肪を蓄えた猪のお肉。
一見すると、全部が脂身にも見える真っ白な猪肉のスライスを、味噌仕立てのお鍋でいただくのですが、これが驚くほど甘〜〜〜い！！！
肉の甘み？ 脂の甘み？ どちらか分からんけどお箸が止まりません。

お肉はそこそこ厚みのあるスライスなんですが、とっても柔らかい。
しかも、臭みも全くありませんでした。

ただ、他の季節にも訪問したことがあるのですが、その時は2月の猪に比べると、どうしても落ちますねぇ。
仕方ないです。

なので、雪が積もったり、暗くなるのが早くなったりと、難易度は上がりますが、是非是非、真冬の訪問をオススメします。
旅館までの街道はだいぶ暗いので運転はご注意を。

あと、設備的には古い旅館なので、お手洗いが寒いとか、、、少し気になる点はありましたが、まま、そんなものかなと思いました。