岩室温泉、数奇屋造りのお宿にて : Yumeya

大晦日の朝、昨年最後の朝食はこちらの二階の宴会場で頂いた。
普段は朝食べませんが折角ですからね、頂きましょう。

前日に和食と洋食のどちらが良いか聞かれたので、私は和食でお願いした。
卵料理は６種類（目玉焼・温泉卵・卵焼き・茶碗蒸し・オムレツ・スクランブル）から選べるのだが、シンプルに目玉焼でオーダー。

いかのお造り、豆腐あたりが少し眠たい朝には丁度いい美味しさ。
ガツンと味の濃いものは刺激が強過ぎるのでこれ位が嬉しい。

目玉焼きはまあ普通。
メインの炭火で焼いた口細鰈の一夜干し、脂はあまりなくあっさり、上品と言えば上品。

味噌汁はしじみ汁、白米は米どころだけあって流石に美味い。
最後はフルーツとコーヒー。

朝からこれだけの品数、普段食べないからちょっとヘビーだな（笑
ごちそうさま。

こちらに宿泊して、一年を締め括る食事をたらふく頂いたので、後は軽くお蕎麦程度で新年を迎えたいところだ。

以前宿泊された方からのお勧めで、昨年末にこちらの岩室温泉の宿に宿泊した。

近くにある大型温泉旅館『富士屋』の姉妹館で、手入れも行き届いており、多少の古さを感じることはあっても気になるところは見当たらない。

夕食は部屋に用意してくれるそうなので、部屋にあるテーブルで食事を頂いた。

あ、因みに食前に一風呂浴びたのだが、私は温泉にあまり興味が無く、そちらについては上手く説明出来ないので触れないでおく（笑


お酒は日本酒飲み比べセットで。
9種類持って来てもらった。

前菜はどれも丁寧に調理されていて美味しい。
鴨の山椒焼きが良かったな。

酢の物で来たのは茹でずわい蟹。

お造りは鯛、羽太、南蛮エビの三種。
新潟産の南蛮エビは甘く、とろける。

お吸い物、鱈白味噌仕立て。
美味しいけれど、最後に味噌汁がまた出たのですまし汁が良かったかな。

焼物は喉黒塩焼き、脂の乗りも良く美味しい。
蓋物はゆめや饅頭、中には雲丹も入っていてこれが一番良かった。

強肴で出て来たのはにいがた和牛網焼き。
その後はご飯物、香の物、味噌汁で食事は一旦終わり。

日本酒は飲み比べで色々頂いたが味・香りの良い“至”が一番美味かったな。
後で調べてみると佐渡の逸見（ヘンミ）酒造のお酒との事。
今度探してみよう。

前半に酢の物で出て来た茹でずわい蟹、これがイマイチで身も萎んでおり、質が悪かったことだけが悔やまれる。
そうでなければもう少し良い評価だったことは間違いない。

ごちそうさまでした。