拝啓 ラーメン屋やろうかなと思っているあなたへ
2019年5月7日(火)12:10
「鶏白湯塩ラーメン 税込788円」をオーダー。今日はまずまずの出来という印象。平日でも厨房スタッフの手際はよい。日本人の勤勉さが感じられるきびきびとした立ち居振る舞いだ。ここは、勤勉な会社員たちの作る料理が提供される場所なのだ。
18番中麺の茹で上がり、申し分なし。推定加水率33%で、平均的。透明感はない白っぽい麺。スープは、セントラルキッチンから届いた素材を指示通り完成させたと思われる及第点の仕上がり。チャーシュー2枚、極太メンマ数本がトッピングされている。
30年ほど前ならば、このラーメンは新潟県のベスト5に入る旨さだったはず。煮干し醤油ラーメンだの、野菜たっぷりみそラーメンだのが、こうして標準化されて毎日キッチリしたクオリティーで提供されるのが、この令和時代なのである。
個人でラーメン屋を開くのなら、「三宝亭」「ちゃーしゅーや武蔵」「越後秘蔵麺」などの県内ラーメンチェーン店を標準レベルとして、これを超える何かを持っていなければ存在意義が無い。それは、新しい食材の組み合わせかもしれないし、調理過程での一工夫かもしれない。だが、我々が育ってきた時代のラーメン体験を基盤にしたのでは、もう時代遅れなのだ。新規開店を考えている皆さん、十分な情報収集と現状把握の上で、勝てる戦をしてください。平日客の確保と週末客への対応、夜の集客減への対応…そんなものは、すべて有名チェーン店が解決しています。それくらいの戦略は常識だ。
かつてラーメン屋開業は、ハードルの低いチャレンジだった。しかしもう、そんな時代ではないのです。と、「三宝亭」で令和のラーメン事情に思いを巡らすじんぺいなのでした。
カニラーメンの可能性よ開け!
2018年1月 「渡り蟹の鍋焼き味噌ラーメン」 税込 993円
TVの映像で見て一目ぼれ。いかにも写真映えしそうな一杯。ふたを開けると、鍋の上で渡り蟹が爪を交差させてウィッシュ・ポーズ!馬鹿だとお思いでしょうが、食べたくて辛抱たまらん状態になり、来店。新潟県内の三宝亭ならどこでも食べられるらしい。
土日の三宝亭グループは、家族連れに使い勝手がいいのか、12時から急速に混み始め、行列は必至。したがってその20分前くらいに行くのがコツ。11:40時点でテーブル席は満杯。カウンター席に着いた。(この15分後には、10人待ちに…)
これまで私が食べてきた「カニラーメン」中、最も旨い。これまでカニラーメンは、カニをトッピングするだけか、せいぜい和食の発想でだしに風味を加える程度だった。しかし、三宝亭のコレは、エビでソースアメリケーヌを作ったり、濃厚なワタリガニパスタのソースを作ったりする洋風料理の発想で作られたものなのだ。
麺は鍋焼きラーメン用の、煮込んでもあまり伸びないタイプ。18番中麺で、加水率は30%程度かなあ。初めからあまりコシはない。
カニは、一度油で素揚げしてある。たぶん、その揚げ油を香味油にしてスープに入れ、煮立たせて乳化させている。更に、スープにはカニみその風味もある。甲羅の中身部分をつぶして作ったものだと思いたいが、そんな面倒はせずにカニみそを業務用の大量仕入れしたのかもしれない。なんにしろ、旨い。カニチゲをもう一段濃くした旨さだ。
かねがね完成度を不満に思っていた「カニラーメン」をワンランク上げたレシピ、感服つかまつった。
あ、一緒に入ってたキャベツだけど、外葉に近い部分で固く、これはマイナスポイントだったなあ。
점포명 |
Sampoutei
|
---|---|
장르 | 라멘、탄탄면、교자 |
예약・문의하기 |
0258-30-3636 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
新潟県長岡市千歳1-3-22 長岡シビックコアショッピングセンター内 |
교통수단 |
미야우치 역에서 1,516 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
---|---|
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
---|
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
홈페이지 | |
오픈일 |
2011.12.10 |
2021年1月
「五目うま煮めん(税込858円)+餃子3個(税込187円)」
週末の昼はいつもファミリー層で行列の人気ラーメン・チェーン店。平日昼、遅めの昼食となったので人気の秘密を考察しようかと来店。平日の昼休みを過ぎた時間帯なので、客入りは4割といったところ。
カウンターに席を取り、看板メニューとされている「五目うま煮めん」をオーダー。ついでに餃子三個もオーダー。半ライスは辞退。
着丼してまず、予想よりも大きな丼にびっくり。あれ?こんなに大きかったっけ。麺量もたっぷり。麺は20番細麺。
醤油味ベースの五目アンは熱々で具だくさん。オイスターソースの味でまとまり、ご飯にかけても美味しいだろうなあ、という出来。あ、だから半ライスも付いているのか。なるほど、このサイズなら、親子連れが子供用丼をつかって十分シェアできるな。半ライスを付けて有効活用すれば、若い父親でもバッチリ満腹になる。…なるほど、やはり店側としてもファミリー層を明確にターゲットとして商品展開していたわけか。
「五目うま煮めん」おいしかったし、ファミリー層に人気なのもわかった。でも、私のようなはぐれラ馬鹿には、ちと面白みに欠けるな。