점포명 |
Tanabe Shiyokudou
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장르 | 식당、라멘、덮밥 |
예약・문의하기 |
0257-22-3045 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
新潟県柏崎市駅前2-1-64 |
교통수단 |
가시와자키 역에서 342 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
개별룸 |
불가 |
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금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
以前から店の前を通る度に気になっていた店がある。定食屋なのであるが、表にショーウインドウがあり、別に料理の見本があるわけでもないのだが、模造紙のようなものにメニューが羅列されている。「まさか、衣料品店の居抜きか?」などと連想されるような店構えであるが、表の看板などを見る限りでは年季自体は相当長いようにも見える。そして、磨りガラスのため、店内の様子は、全く外から伺い知ることができない。
謎。それは人を惹きつける一つのファクターである。あなたがもし、他人から「魅力的な人だ」と思わせたいと感じるのであれば、自分のことをべらべら喋るのを止め、少し黙ってみるのが効果的だろう。そう何かの本に書いてあったように思う。
さて、今回はそんな謎な定食屋さん「田辺食堂」さんののれんをくぐる。
(※ ここでの「謎」は個人的な感想です。「謎」の感じ方には個人差があります。)
柏崎駅の正面出口から出て、左手側の大通りのアーケードを少し進むと、店はある。
なぜかドアが2つあり、いきなり店内の入り方がわからなかったのだが、とりあえず「自動ドア」と書かれた方の入り口から入ってみたのだが、どうやら正解だったようだ。(逆側は通用門のようだった)
コロナ禍のせいか、18:30にも関わらず、客はボクひとり。気を抜いていた大将が急いでやってきて接客をしてくれる。テレビの前のテーブルに腰掛け、「カツ丼(880円)」を注文する。
店内を見渡すと、「テーブル席」のみで結構な人数が入れるようだ。が、店員は大将一人である。コロナ禍のせいで大将一人なのか、それとも昼時にはもっと店員が居るのか、はたまた、大将だけで営んでいる店なのか、店内に入ったとしても謎が深まるばかりである。
ボクが店内に入ったあと、男性一人、男女二組が次々に来店する。来店のたびに大将がお水を出すものだから、当然であるがカツ丼の提供時間が遠のくことになる。そんなことをよりも気になるのは皆の注文である。「トンカツラーメン」、「ラーメン定食」「五目ラーメン」など、一様にラーメンを頼む。
近辺の「そばよし」さん、「とびっ子」さんなど、有名店の多くは「麺類」を売りにしている。そして、うまい。そうなると、この店でも当然麺が売りなのではないか、、、!?
「あ゛あ゛あ゛あ゛〜!ここは選択を麺にすべきだったか〜!!!!」と、心の中で頭を抱えてしまっても、時、既に遅しである。ここは黙ってカツ丼を食べることにしよう。15分ほど待って、ようやくカツ丼の到着である。個人経営の食堂の欠点でもあるが、これが良さでもある。
カツ丼には味噌汁と浅漬が付いてくる。標準的な丼に、ちゃんと蓋まで乗ってやって来るところが律儀ではないか。蓋を開けると、トロみの欠片もない、ガッチガチの溶き卵に包まれたカツ丼がドドーンの乗っている。
「あ、これお母さんが昔作ってくれてたやつや」
なんかホッコリした。
ではまずは御御御付(おみおつけ)から。
ずず~っ。(うぁつぅい!)
とにかく熱い。こりゃ沸騰させたんじゃねぇかと思うぐらい、熱い。
「あ、これ、昔、友達んちの昼ご飯に出てきたレベルのアッツイ味噌汁や」
なんかホッコリした。
さて、それではカツ丼のほうへ、、、。
ぱくっ!(ん!?)
味の方はというと、出汁は普通。濃くもなく、薄くもなく。丁度良い。
少し違和感を覚えたのは、関西人だからか、カツの衣の味が若干濃い。
スパイシー?塩気?いやいや、そういうんじゃない。なんか、衣が濃いのだ。
まあ、白飯を頬張りつつカツをいただくのでそこまで気にはならないが、カツ単体で食べるとなんか気になる味付け。本格的ではない、おそらくこれが柏崎の家庭の味なのであろう。そう納得した。
食べ終わり付近になると忙しいにも関わらず、大将がこれまた気温がクソ暑いのにわざわざアッツイお茶を注ぎに来てくれた。ありがとう!熱いけど全部飲んだよ!
とりあえず柏崎の家庭の味と、人のやさしさに触れた、そんな出張の一人飯。