命のレストラン!?
2020年8月
長野県飯山市と新潟県上越市を結ぶ、信越トレイル。
普通の方々は、先ず利用しない。
細く曲がりくねった山道。
夏草が生い茂り、ますます道を細く、先を見にくくしている。
ほぼガード・レールなど無い。
標高1000mに近い尾根筋。
間違いなく、周囲にクマは居る。
そんな処の頂上付近、牧峠の辺りで、アタシの偵察用自動二輪車、停まってしまった!
先ず、ガソリンを確認するが半分ほどはある。
もし無くても、予備燃料を持参してるから心配ないのだが。
燃料コックを開け閉めしてみる。
キャブのガソリンを少し抜いてみる。
・・・ダメ。
と云うか、ライトが点かない、スターターが無反応!
・・・・・・・。
電気系統、だな!?
車載工具を取り出し、サイド・カバーを外す。
バッテリーは大丈夫なはず。
冬期間も補充電し、きちんと管理している。
となると、ヒューズが飛んだ可能性。
カプラーを外し、確認するが、溶解して断線したようには見えない。
念のため、予備ヒユーズに交換。
ダメだ!
セルが廻らない、そもそも反応しない、全く。
・・・・・。
お手上げ。
仲間のバイク屋さんに連絡、救出要請。
電波が弱く、何度も切れる。
電波を探し、動き回る。
来て下さることに!
やれ、嬉しや!!!
でも、長岡のお店からは、およそ130キロ以上もあるだろう。
と云うことは、2時間半くらいは、ここ、だ。
バイクを木陰に移動、アタシもへたり込む。
落ちていたクマ鈴、発見。
時々、チリンチリン鳴らし、ただひたすら待つ。
いざという時、何か武器になるものは無いか探すが、
フォークとスプーンに、オマケのようにナイフが付いた、
三徳ナイフしかない!
万が一の時には、無いよりましだろうと、そばに置く。
暑い。
上着を脱ぎ、ズボンもたくし上げる。
下界よりは5,6度は低いはずだが、真夏だからねぇ。
12時過ぎ、救援隊、到着。
ありがたし!!
地獄に仏!
どうせ故障するなら、栃尾とか、下田の山ん中にしろ!と怒られる。
確かに。
遠路はるばる、とにかくありがとう、○○HONDAさま。
電装系が原因と判明するも、パーツが無く、軽トラに積み込み、
ゆっくりと山を降りる。
あぁ、良かった、助かった。
クマにも出会わず、偵察用自動二輪車もアタシも無事、回収して頂いた。
新井柿崎線で柿崎から高速に乗る予定。
安心したら、腹が、減った。
聞けば、仲間も、朝飯も食べていないとのこと。
スマン、スマン、アタシの為に!
ところが、新井柿崎線、裏道のため、あんまり飲食店が無い。
と云うことで、日帰り温泉施設、併設のこちらへ。
外部からも、フロントを通らず、利用可能。
住所、氏名、電話番号も記入し、お互い向かい合わない、カウンター席へ。
無論、検温、アルコール消毒してからね。
とにかく腹に溜まるものをと、アタシは、ヒレのタレカツ丼、900えん。
救援隊は、普通のカツ丼、950えん。
両方とも、味噌汁に漬物の小皿が付く。
各テーブルにも除菌ティッシュ完備。
お冷が、しみじみ旨い。
ACの効いた席に落ち着き、ホッとして頂いた冷たいお水だ。
もう1杯、お替り。
アタシのタレカツ丼、登場。
なんと云うことも無いビジュアル。
お味も期待していない。
お腹が膨れればと思っていたが・・・。
まぁ、なんということでしょう!
旨いのよ、これが。
アタシの好きなロースじゃないが、キチンとしたお仕事で、普通以上に旨い!
救援隊のカツ丼は、汁が甘めで、大したこと無かった、とのことだが、
多分に気持ちの差も大きいと思う。
窮地を脱し、ホッとした中で頂く、一杯のタレカツ丼。
そりゃぁ、旨いですわな。
ご飯粒、一粒も残さず、完食。
ごちそうさまでした。
無事、下山でき、遅めの昼食を美味しく頂けたことと、
遠路はるばる、お助けに来て下すったお仲間に、感謝無限大!
ありがとう!
そして、ごちそうさまでしたぁ。
점포명 |
Yuttari No Sato
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장르 | 레스토랑 |
예약・문의하기 |
025-548-3911 |
예약 가능 여부 | |
주소 |
新潟県上越市吉川区長峰100 |
교통수단 |
조게하마 역에서 1,626 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
~¥999
|
지불 방법 |
전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
98 Seats |
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금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 |
공간 및 설비 |
자리가 넓은,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능),어린이 메뉴 있음 |
홈페이지 |
2024年1月
上越市、旧吉川町、長峰池の近くにある人気日帰り温泉内の施設。
温泉の受付を通らず、そのままダイレクト・インができる食堂なのだ。
思えば、3年半前の真夏、上信越の境、1000m級の山道でバイクのレギュレータがパンク。
ようやく電波を探し、長岡のバイクショップから2時間半、バイクごと救助して頂いたのだった。
バイク屋のY氏もアタシも、朝飯を食べておらず、汗だく、空きっ腹で飛び込んだのが、
こちらの温泉施設併設の食堂、味彩だった。
安堵と共に、あの時頂いたソースかつ丼、旨かったなぁ。
取調室、容疑者が一杯のかつ丼で落ちるのも分かった気がした。
平日の昼時、広い店内、ほぼ満席。
流行ってるねぇ。
温泉客と、ダイレクト・インの外来客はすぐ判別できる。
外来客は各々の靴を履いてるし、温泉客はお店専用のサンダルを履いてるから。
先回のアタシ達は、外来客だったが、今回のアタシは温泉客。
ダレが素足で履いたかもしれないサンダルを履くのには、相当に抵抗があった。
まぁ、お席に着いたら、脱いでたけどね・・・。
お冷や、お茶等はセルフ。
迷うほどにメニューが多い。
ビールと単品料理、つまみ類で、すでに盛り上がってる方々も散見。
しばし迷った挙句、海鮮チラシとラーメンのセットに。
1450えん。
待ってると、結構アタシとおんなじオーダーが多いのに気づく。
そこそこ流行りのメニューみたい。
ごく普通のインスタント系のラーメン。
スーパーで、2個袋入り、税込み268えんで売ってる醤油ラーメンにトッピングしましたぁ、
と云うようなお味。
まぁ、旨いけど、平板なお味。
それと比べ、小ぶりの海鮮チラシは、ちゃんと酢飯で、派手さは無いが、ちゃんとした旨さ。
もう少しネタがあれば嬉しいけど、1450えんだから、こんなものでしょう。
平日は、2時間の中休みを挟み、11時から、21時まで。
休日は、11時から、21時までの通し営業と云うのも、使いやすく、ありがたい。
温泉施設内の食堂としてはイイんでナイカイ!?
ごちそうさまでしたぁ。