大正6年創業以来、与謝野晶子・鉄幹や徳富蘇峰ら多くの文化人や著名人に愛用されてきた老舗旅館です。 : Daimaru Ryokan

竹田市の炭酸泉で有名な長湯温泉にある大正6年創業以来、与謝野晶子・鉄幹や徳富蘇峰ら多くの文化人や著名人に愛用されてきた老舗旅館で、ここの旅館独自の源泉「テイの湯」を持ち、良質の源泉を満喫できる温泉です。
芹川沿いに徒歩５分のところに、系列の日帰り入浴施設の「ラムネ温泉館」があり外湯として利用できます。

豊富な伏流水で育まれたお米や野菜そして地元ブランドの黒毛和牛「高級豊後牛」や、安心安全のハーブで育った久住豚などの地産地消費を心がけた、長湯ならではの自慢の食材を経験豊かな料理人が心を込めているのが大丸旅館の料理です。
そして、長湯温泉郷の山、里、川の恵みをふんだんに使用した、こだわりの料理を供する器は、地元「竹田焼・呂人窯」の個性豊かな逸品で、 彩色豊かなお料理を更に楽しませてくれます。

夕食は専用個室、朝食は食事会場で食べました。
夕食の内容
先付：焼き胡麻豆腐
前菜（弥生の一皿）：小蕪と金山寺味噌、鰯の旨煮、あわ麩の蒲焼、海老の春巻き、梅長芋、金柑の蜜煮、大豆旨煮、手まり寿司、丸十の蜜煮、蛤、蚕豆
椀物：蛤真丈、菜の花、大根、柚子
向付：馬刺し、塩麹胡麻油そえ
焼物：鰆の千草焼き、蕗の薹の天婦羅、公魚の南蛮漬け
揚物：エノハ（山女）の唐揚げ、野菜の天婦羅（椎茸、獅子唐）
合肴：里芋の揚げ出し、桜海老餡かけ
強肴：豊後牛ステーキ（ローストビーフ風）、トマト、青菜
食事：ご飯、味噌汁、香の物
デザート：フルーツ盛合わせ（苺、オレンジ、メロン、グレープフルーツ、キウイ）

器や盛り付けに気配りが感じられるコースの料理で、味もなかなか良かったです。
大分ですが霜降りの馬刺しがでて、塩麹と胡麻油、柚子胡椒で食べましたが、ネットリ・コッテリしており美味しかったです。
エノハ（山女）の唐揚げは、泳いでいるような姿のまま揚げられており頭から尻尾まで食べられました。
豊後牛ステーキは、２切れのローストビーフ風になっており、イメージが大分違いました。