岡山で評価の高い懐石料理店 : Waraku

こちらは表町のあくら通りにある懐石料理店です。
古いアーケードの商店街からも近く、何気に飲み屋も多いエリアです。
念のため予約して訪問しました。

店内はカウンター３席と６席、テーブル１卓と２階にも席があるようです。。

今回食べたのは「花(会席料理)　４８００円」です。
それと日本酒は値段が書いてないですね(^^;)

とりあえず選んだ三光正宗はキリッと締まったうま味がいいですね。
最初のセレクトにはこんな酒がいいと思います。

まずは生湯葉と生雲丹。
どちらもまったりとした濃厚な味わい。
これにはやはり酒がないと物足りないでしょう(笑)

お造りは鯛、たこ、縞鯵。
縞鯵には醤油、鯛とたこには梅肉で。
どれも鮮度がよく、それぞれの食感がしっかりしている。

鰆のたたき。
これは好きな魚でもあるし外さない料理ですよね。
期待通りの味わいで酒が進みます(^^)

鱧と黄にらの玉子とじ。
グツグツした状態で登場。
また百合根のホクホク感が素朴な印象となってます。

茶そば。
意表を突いてここで登場。
まぁ普通です。

八寸は網籠のような入れ物で出て来ました。
生麩、もずく、だし巻き、焼き魚(すずき)、こんにゃくなど。
どれも日本酒に合う料理ばかりですね。

賀茂なす。
上品な薄味の餡がかけてあり、ほどよい柔らかさです。
なすの甘みが感じられる品のある一品。

お食事はとうもろこしご飯、赤だし、漬物。
赤だしにはじゅんさい、三つ葉、団子。
団子は魚の擂り身にあおさを混ぜたもの。
赤だしに団子って珍しいですね。
ご飯はおかわりが出来るようです。

デザートはグレープフルーツのジュレ。
冷たいジュレに小豆がいいアクセント。
果肉を感じるような酸味で夏らしいデザートですね(^^)

締めて５８００円。
なので日本酒は１０００円ですね。

季節感のあるそれなりの料理で一定の満足度はありますね。
全体を通して品のある料理は目でも楽しめます。
ただ料理のテンポは早くて、毎回食べ終える前に次の料理が出て来ました(>_<)
そんなわけで無理に早く食べて皿を空ける感じでした。

後から２階に団体が来てたからお一人様はさっさと片付けようということだったのかな？
これですと何となくベルトコンベア的な印象。
そんなペースなので退店するまでは思ったより早くて１時間でした。
まぁ感じ方は人それぞれあるかと思うが、私は落ち着いて食べるペースではありませんでした。

それと料理を出す際に料理名を言うだけでそれ以上の説明はありません。
お造りの魚は説明があったけど、八寸などは説明がないので焼き魚はこちらから聞きました。

料理は夜の方がレベルが上がるようで他の方の評価も高めです。
もしかしたら値段も違うから接客も変わるのかな？
格の高いお店かと思ってたけど微妙な感じでしたね(^^;)