津山・伝統的町並み保存地区のピザランチ : Piza Kafe Mizu No Ya

津山へランチドライブ。
山陽道、中国縦貫道をひた走って、昼前には到着。
阪神方面からのほとんどの車両が山陽道を通るためか、平日の中国道はホントによくすいていてドライブにはおすすめ。

高速を降りて、津山の中心へ行く手前に、1600年代の旧出雲街道沿いの町並みが保存されています。
6ｍ道路を挟んで、約1.2キロの街道に沿って160棟の町家が残されていて、地区全体が国の指定を受けているそうです。
街並みに沿って、博物館や美術館、観光案内所などが点在し、津山の歴史を知ることができます。

そんな町家の1軒が、この水のやさん。
渋いガラスの引き戸を開けて靴を脱ぎ、上にあがります。
2階建てで、1階奥と2階に昔ながらの茶卓と座布団でしつらえた席が用意。
ちょっと急な階段を上がって２階席へ。

8畳程度の部屋に2卓。
いっぽうの壁にはあでやかな小紋風の着物がかけてあり、反対側には4面の屏風が立てかけてあります。
屏風には、絶句や俳句と絵が描かれていました。
棚には、土地柄たくさんの備前の茶碗やぐい飲み、花入れなどが所せましと飾ってあります。
卓の前に座ると、まるでタイムスリップしたよう。

メニューとしては、主にピザランチが提供されますが、パスタもあるようです。
マルゲリータとクワットロフォルマッジにします。
サラダかスープとドリンクがついています。

10分ほど待ってピザが来ました。
大きさは25センチ。
両方とも、生地は柔らかくて食べやすい。
マルゲリータは、やや酸っぱい系のトマトソースがおいしい。
フォルマッジのほうは、かなり分厚く切ったチーズがトロリとして食をそそります。

戦国から江戸にかけての雰囲気を満喫しながらのピザランチ。
食後は、立派に残されている津山城を散歩してはいかがでしょうか。
是非お試しください。