「ぬーじ」｜横浜発 驢馬人の美食な日々 : Nuji

2012-10-0417:37:43「ぬーじ」テーマ：焼肉・ステーキ・焼き鳥「　コバルトブルーに輝く東シナ海が眼下に広がる、小高い丘の上に建つ沖縄の超豪華リゾートホテル。2万平方メートルという広大な敷地に、わずか14室しかないプライベートプール完備のゲストルームが新郎新婦、そして参列者の心を癒す。
　10月上旬、そんなセレブホテルを貸し切って、母・山田美加子さん（53才）、弟・山田親太朗（26才）ら親族が見守るなか、小栗旬（29才）・山田優（28才）夫妻が念願の結婚式を挙げた。」
　こんなニュースがネット上に流れています。何ともおめでたいが、ここって…記録漏れしているホテルでした（笑）　子供宿泊不可のでレストランだけ訪れたのですが、確かに素晴らしいホテルでした。
　ということで、フェイスブックでご覧の方はご存知と思いますが、アメブロにも記録しておきます。

「RESTAURANTぬーじ」＠沖縄（☆☆彡）
http://www.or-okinawa.com/

　東シナ海に臨む全室プライベートプール付きの素晴らしいホテル「オリエンタルヒルズ沖縄」。
　子連れの宿泊ができませんが、このメインレストランはランチ利用だけならOKです。
　我がままがきき、味も素晴らしい。沖縄宿泊はこちらでまた、と切望する宿に美味しいレストランです。
　
住所：沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣79-1オリエンタルヒルズ沖縄
電話：０９８−９６６−１６１１
定休：無休
営業：１１時半〜１４時／１８時〜２２時
　
　「オリエンタルヒルズ沖縄」は東シナ海に臨む西海岸の海に面する丘の上に広がるホテル。全室がラグジュアリースイートでプライベートプールを併設。

　坂をS字に登って行くと、なだらかに続くホテルへのアプローチが。左には階段状に水が流れ、南国の木が両側に植わっています。その先には沖縄らしい瓦屋根だけど、赤ではなく水色の瓦をのせた背の低い建物。

　車回りは中央に緑を上、ベージュ色の石を積み上げたような壁。円形にあけられた穴から景色も見えます。このフロントとレストランのある建物の周りも青いタイルが敷き詰められた浅いプールのようになっています。人気なく、沖縄の原生林がただ広がる風景は心落ち着きます。

　フロントに入るバリの建物を日本的にモダンにしたような素敵な空間。奥は開け放つことのできるガラス扉。

その向こうにも青いプールが広がり、パラソルをつけたテーブル＆チェアが素敵。ここに入ってとても素敵なホテルであることが実感できます。

　レストランはロビーから左に入ったすぐの場所に。

　鉄板焼きのカウンターはすりガラスで外の景色が見えない構造。６席のみです。
　焼いてくれるのは仲宗根さん（沖縄だからこの字かな？）。
　
１２年８月７日昼の来訪。
　この日は「ネオパーク沖縄」を出て、ランチを予約しているこちらに。
　ぼくらはお肉が食べたかったので鉄板焼きでお願いしていました。どうも夜しか鉄板焼きはやっていなかったみたいですが、夜のコースで出していただいています。

　前日申し込みなので１３時の予約。ただ、この日ネオパークから帰ってきた時間が早いので、１２時半にしていただきました。
　
石垣島産パッションフルーツジュース　１２６０円

　甘みと酸味の良いパッションフルーツジュース。
　
アセロラ１００％ジュース　１２６０円

　もうちょっと欲しいな。。。
　
　最初につきだしとして出されたのはガラスのおちょこにアルコールのない梅酒のようなものだったかな？
　
先付）ジーマミー豆腐　美味出汁　かもじ葱
　面白い形のグラスでの提供。
　落花生の絞り汁に芋くずを使って固める沖縄の郷土料理ジーマーミ豆腐です。葉の上にのせられ、玉子豆腐のような醤油味の出汁をかけています。上には白髪葱を盛ったようなかもじ葱。

前菜）季節の野菜のラタトウユ　ボーチドエッグとカリカリベーコンを添えて

　柔らかなパイ生地の器にラタトゥイユ。

　沖縄らしく野菜はヘチマ、それにパプリカやブロッコリーなどです。その上に鉄板で焼いて折り畳んだ目玉焼きとじっくり火を入れてカリカリにした細切りベーコン。ベーコンの強い香りと旨味にトロリと流れ出す気味も絡まって美味しい♪

魚料理）タマンと旬野菜のパピヨット　タイムの香り

　パピヨットは蒸し焼きのこと。鉄板焼きですが、耐熱性のビニールに素材を入れ、素材の持つ水分で蒸し上げるという調理方法。科学の進歩は素晴らしい！仲宗根シェフはフレンチのシェフが監修しているのだとおっしゃいました。メニューをよく見ると加藤貴幸と書いてあります。フェイスブックに登録されていますね。

　メインの食材となるタマンはフエフキダイ科のハマフエフキのこと。皮まで美味しいこの魚にオリーブオイルとタイムと塩のシンプルな味付け。ここにオクラや刻んだ葱、トマト、そして要となっているであろうムール貝が入っています。最後に上に薄切りしたバゲット。レモンも添えられています。
　この蒸し焼きで素晴らしいのは素材の旨味が逃がされず閉じ込められているところです。「サローネ」のヴァポーレを思い出します。蒸す時の水分がない分スープにはなっていませんが、旨味のスープはありますので余さずいただきました。
　
お口直し）パッションフルーツのグラニテ

　パッションフルーツ１００％のかき氷です。小さな種の粒が入っていて食感良く、パッションフルーツらしく酸味が強めで爽やか。
　

　つけるものとして、ポン酢、ゴマだれ、醤油、塩。薬味に大根おろし、刻み万能葱、山葵です。
　
焼野菜）島豆腐　ゴーヤ　茄子

　香り良く固めな島豆腐、苦みがしっかりしたゴーヤ、少し厚切りで美味しい茄子、それに長芋だったかな。
　このシンプルに素材を味わう調理法が好きなのだなぁ。
　
サラダ）取り合わせ野菜のサラダ
　レタスやホウレンソウ、トレビスにキュウリ。松の実も入っていました。味付けは塩にオリーブオイル。

肉料理）
石垣牛サーロイン　１００g　＋２１００円

　ぼくはこれを。１００gを家内と半分こ
　さしの入りも極上。表面をカリッと焼いて中はミディアムレア。娘も食べたけど、喜んで食べていました。
宮崎県産黒毛和牛フィレ肉　

　家内はフィレ肉。１００gを二人で半分こに。
　赤身のしっとりした味わい。娘が食べて、軍配はこちらに。ぼくはサーロインが美味しいと思ったけどなぁ。子供なのに渋いなぁ。

　付け合わせの野菜は肉カスを混ぜ込んだもやしと水菜。醤油でまとめてあります。
　これだけもう一息だった気がします。やはりシンプルに塩で味付けして、何かしらのトッピング的調味料を別盛りでいただいた方が良かったかも。もちろん、ぼく的には塩や醤油を自分でつけても良いのだけれど。

　それにカボチャ。ホックリ甘い。
　

　食事はガーリックライスで。結構醤油を入れてから炒めていたのだけれど、なかなか美味しい。お替わりしました。味噌汁と香の物付き。
　

　デザートはラウンジへ移動。
　ヴィラはすべて西の海に向かっているので背中側が見えます。この背中だけちょっと味気ないかな。
　
デザート）マンゴーのムースとドラゴンフルーツのジェラート

　マンゴーのムースに紫色のドラゴンフルーツのアイス。それにそのままのマンゴーにオレンジ。ソースは甘いミルキーなものでタピオカ入りです。上には大きなアーモンドのチュール。
　

　食後はコーヒーを。ローストの効いたビターな味わい。

　家内は紅茶。

近海生まぐろ丼　デザート、コーヒー付　３０４５円

　沖縄近海の生鮪を漬けにしたマグロ丼。ヤバいくらいに美味しい。娘が一人で完食してしまった…。

　娘にもデザートをだしてくれました。