공식 정보
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점포명 |
Ni ko(Ni ko)
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장르 | 이자카야、해물、일본 요리 |
예약・문의하기 |
06-6881-2025 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
大阪府大阪市北区天神橋3-1-15 ジュネス末広 1F |
교통수단 |
JR東西線大阪天満宮駅 徒歩3分 미나미모리마치 역에서 196 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥2,000~¥2,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
15 Seats |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
전면 흡연 가능 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
불가 近隣にCP有 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음,스포츠 경기 관람 가능. |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,칵테일 있음 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
홈페이지 | |
비고 |
キャッシュオンシステム |
가게 홍보 |
南森町駅より徒歩3分、天神橋の商店街の中にある隠れ家的なおばんざいバー笑-niko-!
駅チカでアクセスも良好♪アットホームな雰囲気で気軽に立ち寄れるおばんざいバー♪手作りのおばんざいとレアなお酒をご堪能あれ◎四季折々の旬の食材を使用したおばんざいは毎日ラインナップが変わるので何回きても飽きることなくお楽しみいただけます。 田舎(奈良)のおばあちゃんの畑で採れた無農薬の手作り野菜を使った料理もお楽しみいただけます!全品300円のキャッシュオンスタイルにてご提供!お料理と相性抜群な焼酎 |
早いものでもう11月になってしまった。正月まで残すところ2ヶ月を切ったのだ。
歳を取るにつれて月日の経過するスピードが早くなるような気がしているのは私だけではあるまい。
結局今年もなんら目新しい事もなく終わってしまうのであろうか。いーや!諦めてはイカン!
残された2ヶ月弱の間になんとしても新しい出逢いを獲得し、情欲が湧き立つ如き正月を迎えたい。
そんなことばかりを考えながら久し振りに夕方の天神橋筋商店街を歩いていた。
3丁目にある100円ローソンで忘れていた巨額の固定資産税を払い込み外へ出る。
目の前の似非レンガ造りのビルの1階に先日行ったしゃぶ亭の支店があったのでなんとなく立ち止まる。
まだ16時過ぎであったのだが、小さな看板がビルの前に置かれていて営業中をアピールしている。
前から知ってる飲食店ビルだ。何屋さんがあるのかいな?とか思ってそーっとビルの中に入ってみた。
笑(niko)という居酒屋がドアを開け放ち確かに営業していた。客も2人入っている。
「一杯呑ませてもらってイイですか~?」と言いながら入店。「いらっしゃいませ~!」と明るい声。
二人の若い女性が満面の笑顔で迎えてくれる。なるほど「笑(niko)」だ。看板に偽りナシ!である。
少し観察してみて言葉のイントネーションから外国人でないことも分かる。
いや!私は決して人種差別主義者ではないが、やはり飲み屋のスタッフが外国人だけの店は苦手だ。
しょうもないオヤジギャグを炸裂させてこその酒であり飲み屋である。「布団が吹っ飛んだ」とかネ。
そういうのを外国人に拾えと言っても無理な相談なのである。反応のない会話ほど虚しいものはない。
婦女子には高いのではないかと思われるカウンターの奥に止まって早速福島県の酒を注文したら売り切れ。。。。
その代わりと言ってはなんだが宮城県の墨廼江があると言うので「それ下さい!!」
冷蔵庫から出て来たのは墨廼江の特別純米だ。宮城県石巻の酒蔵。復興を祈り心の中で乾杯。
喜び満顔で並々と注がれた酒を口からお迎えに行こうとしたら、金を払えと言われた。
このお店はキャッシュ・オン・デリバリーなのだ。そしてメニューは酒も料理もすべて300円なのである。
目の前のバスケットにお金を入れておく。そうすると自動的にそこから代金が徴収されるシステムになっておる。
スグに出て来そうなのでポテトサラダを注文。なかなかイケる。化調とか入れてないのがイイ。
60mlの墨廼江はアッと言う間になくなり、次は福井県の黒龍を注文。吟醸「いっちょらい」が来た。
正面のメニュー黒板に書いてある「日替わり焼魚」。この日はハマチの照り焼きとのことで注文。
女将の中野亜紀女史。名刺を呉れて丁寧に挨拶をしてくれる時も、とにかくコロコロ笑っている。
ポッチャリと痩せていて常連さんは「親方」と呼んでいると隣に座っていた常連の青年が教えてくれた。
しかし仮にも婦女子に「親方」とは失礼極まる。「せめてチャンを付けて親方チャンと呼ぶべきだ」と主張した。
「いつからやってるのか?」と聞けば開店してもう2年半になるという。ゼンゼン知らんかったがな!
店内にはゴルフコンペの告知やBBQの告知が貼ってあって、如何にも客と和気藹々なのが見てとれる。
「いま餃子にハマッてて昨日も閉店してからお客さんと餃子を食べに行ったんです♪」と明るく語っていた。
しかも年齢を聞いて驚くまいことか、なんと我が娘と同級生ではないか!こりゃ依怙贔屓レビューになる!
三重県の寒紅梅をもらう頃、名物メニューの一つだし巻きが登場。濃い目だが上手に巻いてある。
続いてカツオのタタキも来た。なにしろ300円均一である。量的には御一人様用でちょうど良い。
平日の夕刻にもかかわらず常連さんも一見さんもやって来る。スタッフのバイト女子と共に笑顔満開だ。
そして自分の父親よりも歳が上かも知れないようなオヤジに「おにいさん」と呼びかけてニコッと笑う。
これには若い婦女子が好きなオヤジならもうイチコロに違いない。まさに「オヤジごろし」である。
最初、本人には毛頭そんな自覚も計算もなかったことと思うが、今やその笑顔は最強の武器なのだ。
大阪市平野区出身の「親方チャン」。私の鋭い突っ込みにも堂々と切り返す「出来る女」でもある。
メニューの中で最初から気を魅かれていた塩焼きそばを〆に注文。生ビールも合わせて注文する。
私は自分でも「焼きそば」にうるさいと思っている。そして「焼きそば」の美味い店は名店だと独断している。
その第一条件は「ちゃんと麺の味がすること」であると思っているのだが、この店、その点は合格なのだ。
そしてシャキシャキの人参を小さく刻んで入れる。先ずこれで色取りが良いし食感も変わる。
そこへ青ネギをまた小さく刻んでふりかけて更に色のバランスが美しくなり、そして一口喰ってみると、
なんと牛蒡が入っているではないか。これには気付かなかったわい。なるほど味も食感もこれで完成か!
普通の人には文句ないであろう。塩と油の量がもう少し少なかったら私的にもほぼ完璧だったなぁ~。
この焼きそばに文句があるとすれば、それは我が敬愛する先輩レビュアー・JBLさんだけであろう。
正にこの焼そばは「JBLさんごろし」だったわい(笑)
開店直後だったということもあろう、親方チャンどんどん「おばんざい」を作っている。
鶏肉と大根の炊いたん、豚肉と水菜の煮びたし、白菜のマスタードクリーム煮、ナスのそぼろ煮、
特製トマトソースのチキンカツが次々と完成しカウンター上に鉢に入れて並べられて行く。
「おばんざいバー」と言うだけのことはある。なかなか美味そうじゃないか!次々に売れてるし。
とにかくすべてが300円と決まっているので分かり易い。呑み易い。使い易い店である。
そして料理のレベルもまだまだ若い女将なのに、なかなか繊細で丁寧で上品な味付けは充分喰えるレベルなのだ。
私はその店の女将や女子スタッフを目当てに常連が我がもの顔にトグロを巻いている店がキライだけれど、
この店にはそういう雰囲気もなく常連さんも楽しく過ごす人ばかりに違いない。親方チャンの人徳である。
キャッシュ・オン・デリバリーなので角打ち並みにサッと呑んで、サッと帰り易い雰囲気もある。
因みに大阪天満宮前にある「にこ」や「25」とこの店は無関係であると申し添えておく。
情欲が湧き立つ如き正月を迎えるための出逢いを探していたはずの天神橋筋商店街。
娘と同い年の女将が頑張る小さな店と出逢って何とも言えない気持ちになってしまったホームタウン・天満。
やはり地元で邪まな気持ちを持って歩いていてはイカンということに違いない。