商店街の中に、ベトナムの街角が : Baimmifuse

２，３年前から、バインミーの店があちこちにできましたね。

今里、布施あたりから南の方に住むベトナム人が増えたから
というのもあるでしょう。

最近は、ベトナムの食材を売る店もできたりしています。

さて、ベトナム料理といえば、フォーと生春巻きを思い浮かべる人が多いでしょう。
ただ、ベトナムに行ったことがある人の多くが、
「おいしい」というのが、バインミーです。

バインミーとは、「パン」という意味ですが、
同時に、バゲットのサンドイッチも意味するようです。
（「パン付き」という表示の時は、紛らわしいです･･･）

そんな、バインミーのスタンド風のお店です。

フォーなどの麺類もあります。
そんなわけで、注文したのが、
「シウマイ」（ミートボール）のバインミーと、
牛肉のフォー、ボー・コー（牛煮込みシチュー）を単品で。
それと、久々のベトナムコーヒーを注文しました。

始めにきたのが、ベトナムコーヒー。
濃いめのコーヒーと、コンデンスミルクのこってりした甘さの組み合わせ、
あまりに久々だったので、料理が来る前に飲んでしまいました。

続いて、フォー。
このスープ、この歯ごたえの無いツルツルとした米の麺、
まさに、フォーです！
パクチーの香りがいまいちだったのは、
その辺のスーパーで買った国産物を使っているからかな？
そこだけが残念。

続いてボー・コー。
コンソメのような出汁が効いたスープというかシチューです。
パンが付いているので、これを浸して食べるようです。

ところで、このパンですが、
フランスパンとも違って、表面がかなりパリパリで、
中はそれほどしっかりした強さではありません。

もともとフランスの植民地時代にフランスのパン文化が伝わったらしいですが、
かといって、本格的なフランスパンとは違うバゲットです。

だからこそ、こういう”ジャンクな”使い方も、サンドイッチも合うのでしょうね。
そのサンドイッチ（バインミー）ですが、
メインのミートボールに加え、野菜やピクルスなども入っていて、
実においしいです。

チェーン店のサブウェイもどんどん減っていく中、
こういうサンドイッチも増えて行ってもらいたいと思います。

そして、最後にチェーまで。
フルコースです～

中の白玉がまだ硬かったのが残念でしたが、
十分に素朴なベトナム料理を堪能することができました。

今、この界隈に何軒のベトナム料理の店があるかわかりませんが、
一つ一つ訪れてみたいと思います。