浦和駅西口のありがたい日曜営業の焼肉店で一生懸命の功罪を考える : negitanshiohorumonjoujouen

恒例の伊勢丹催事からの浦和駅近辺居酒屋ランチです。この日は西口の南側に足を運んでみました。ところが、日曜定休だったり、臨時休業だったり、で、開いているお店が見つかりません。そんな中、こちらのお店は営業していました。窓に貼られたランチメニューによれば、550円～850円でランチが頂けるようで、入店することにしました。
…入店しようとすると、おぎやはぎの小木さんをスリムにした感じの店員さん（yzouの訪問時の主観的な感想・意見）に、予約の客か、と誰何され、そうではないと答えると、一旦店外にて待たされることになりました。見渡した限り、空いているように見えましたが、店員さん何かを確認後、「15時までなら大丈夫です」とのことでした。…子連れの家族が3時間も席を占拠すると思われたのでしょうか。入店に際しては、検温と、食事時以外のマスク着用の念押しをされました。
さすが焼肉屋さん、店内はあらゆるものが煙で燻されたような感じです。指定された席に着くと、客席を担当する女性店員さんから、お勧めメニューについてひとしきりのレクチャーをを受けますが、ランチメニューから、私は嬢嬢苑クッパ550円、同行者①は牛タンハンバーグ定食850円、②はビビンバ550円を注文しました。ところが牛タンハンバーグはこの日は提供なし。スリム小木さんによると、ランチメニューは基本平日用、休日は可能な限りの対応で、この日は準備がないそう。代わりに大餃子定食650円を頼むこととしました。
店内には「春のタンまつり」という、某製パンメーカーの恒例のキャンペーンを思わせるポスターが貼られています。注意書きで「白いお皿はついてきません」とあります。茶目っ気に少し笑えます。
さて来ました嬢嬢苑クッパ。見た目は相当辛そうです。頂いてみると、まあ許容範囲でした（但し私は辛さに対し鈍感なようなので、参考程度で。同行者たちは、色に恐れをなして味見を躊躇）。同行者①の大餃子定食の餃子は、なるほどその名の通りインパクトがありました。これで650円は安い。具を味見したところでは、ニンニクが効いています。
それにしても、店員さんたち、一生懸命なのは伝わります。入店時の注意喚起、お勧めの講義。アルコールを頼んだ後客さんには、最初の一杯を配膳した際、乾杯を促し、全従業員がそれに合わせて「お疲れさまっした」の掛け声。…しかし一方で、お冷や、サラダのドレッシング、餃子の醤油は、頼まないと来なかったり。
料理は満足できると思います。ただ、接遇面での力の入れどころがお店本位で、「そこじゃないんだよな…」というところが、随所に見えました。