昭和を感じながら日本の洋食をいただく : LE REGAL

向かいの担々麺のお店に来た時から、訪れることを決めていました。どう見ても昭和の洋食屋さんの佇まいは確かなものを感じさせます。中も、薄いテレビは置かれているものの、きちんと昭和でした。
日曜日のランチタイムに先客は一歩早かった男性が一人。以前にも来たことがあるようですが、店の名を冠した「レガルライス」がなんだったか確認していました。ワンオペのマスターから「焼めし」ですねとの返事に、やはりとニヤリとしてしまいました。
我が家は、自分がトマトビーフシチューとライスセット、娘が普通のビーフシチューのセット、家内がハンバーグステーキとえびフライのセットという盤石なオーダーで、しばし待ちます。
この日は、30度を越す猛暑でしたが、店のエアコンが旧型だからか、調子が悪いからなのか、ぬるい送風に。お冷も、氷が入っていないため、おぬるになっていました。おそらく、マスターは体が冷えることを好まない方なのでしょう。
お皿が次々と運ばれてきて、テーブルがいっぱいになりました。野菜ものが欲しくてサラダを追加していました。大胆に切った野菜が5〜6種類マヨ系のオリジナルっぽいドレッシングをまとってやってきました。中でも、存在感のあるセロリは久しぶりに食べました。
さて、メインディッシュですが、やはり間違いありませんでした。トマトの酸味が効いた煮込まれたシチューにホロホロのビーフがゴロゴロっと入ってます。口の中で形を失い、そのまま飲み干せそうです。娘のシチューを味見させてもらいましたが、こちらもしっかりお肉のお出汁が出ていて、シンプルに美味いです。もちろん、ハンバーグーもお裾分けでいただきました。
フレンチも、イタリアンも良いですが、やっぱり日本の洋食は好きだですね。暑くてその気にならなかったけど、本格珈琲は、普通の喫茶店の半額ほどだし、レガルライスって、おそらくピラフのことだと思うので、おぬるが合う季節になったら、また来てみましょうか。ごちそうさまでした。