「牡蠣入り麻婆豆腐」他、3種の定食をまとめてレビュー
すっかりお気に入りとなった、細い路地の町中華。
何度か食べに行くうちに店のお姉さんにもいつしか覚えていただき、着々と常連客化が進んどるようです。
当初は行くたびに一件ずつレビューを書いていましたが、そろそろ面倒になってきた(苦笑)。
今回は3度の訪問分をまとめて投稿、この無精をお許しくださいませ。
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【その1】
[2021年2月訪問]
本日は待望の給料日(=チートデイ)。
「いつもより豪勢なもん食ってやるぜ〜!」と意気込んで来店。
大好きな麻婆豆腐はいつもなら普通or四川風。
今日は思い切って牡蠣入りバージョンを注文。
実は前から一度食べてみたかったんです。
●牡蠣入り麻婆豆腐定食(1,000円)
[牡蠣+麻婆]という発想そのものが人生初。
他の町中華では見たことないし、高級店などご無沙汰で分からないし、
この店のオリジナルなのかな?
当初自分が予想していたのは、
つるんとした色白の牡蠣ちゃんが、ふるふるの豆腐と一緒に真っ赤な唐辛子色の中を泳いでいる絵図。
けれども実際に出てきた牡蠣は、ごく薄い衣(or粉?)をまとい、軽く油通しされてあるのか外側がカリッとしていて。
それを麻婆に手早く合わせてありました。
ええーーっ(驚)、思っていたのと全く別人じゃんかー!!
そんな動揺を隠せないまま、とりあえず冷めないうちにいただきます。
まずは気になる牡蠣から。
箸でそっと口へ運び、はむっとかぶりつくと磯の香りと濃厚な旨味がぶわっーと広がります。
衣が断熱材となっているお陰で、中の牡蠣の身が硬くならず本来の食感が守られていました。
しかも程よく加熱された分、生食よりも味が濃縮されたように感じられます。
牡蠣の外側がカリッとしてるの、想定外でしたがコレは好いな〜。
柔らかな豆腐と対照的な食感が食べていて楽しい。
もちろん麻婆豆腐そのものだって、いつも通りに安定の旨さ。
シビレと辛味にどんどん白飯がすすみます。
物珍しいメニューは好奇心から注文すると、たいてい高確率で後悔しがちなもの。
でもこの一品は「大当たり」でした。
しかも牡蠣がゴロゴロ入った定食でこれは破格では⁈
牡蠣好きさんは是非。
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【その2】
[2021年3月訪問]
●チーズえび玉定食(980円)
天津飯に乗ってるような丸い形の「カニ玉」の蟹をエビに置き換えたものを想像していたら、
今回もまた予想を嬉しく裏切られました。
たっぷりの卵はふわっふわ、火の通り方が絶妙。
料理名は「チーズエビ玉」ですが、主役は卵。
チーズはあくまでもバイプレイヤー的な存在。
チーズオムレツのように強く主張せず、卵にまろやかさとコクを与える仕事をしています。
エビだって食べ応えあるサイズ。
赤いぷりぷりエビと黄色いふわふわ卵との色合いが一層食欲をそそります。
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【その3】
[2021年1月訪問]
●白イカと海老のチリソース定食(1,000円)
新鮮で身の厚い白イカとぷりんとした海老をピリ辛のチリソースで手早く炒め合わせた一品。
イカは炒めすぎると身が硬く締まりがちですが、この白イカは実に柔らか〜い♪
チリソースは片栗粉でとろみをつけた餡かけ系ではなく、溶き卵でとろみを出したクリーミーなタイプ。
ピリッと辛さが効いたチリソースと、ぽってりトロトロの卵のまろやかさが織りなすハーモニー。
辛味の濃淡があるお陰で、濃厚なのに食べ切るまで全く飽きがこない。
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どの定食も小皿に盛合わせた副菜が付いており、これまた好い箸休めになるんだなあ。
(内容は季節やその時の仕入れによって変わります)
汁物はいつもの定番、かき玉スープ。
こってり濃い味の中華料理をガツガツと喰らう合間に、ひと口飲むとホッとするスープです。
やさしさを感じる…といってもこれは「味がうすい」という意味ではなくて、程よい塩分濃度です。
過去レビューも含めて今まで食べたのは、店のメニューに載っているごく一部だけ。
定番から変わり種まで、まだまだ気になるものがいっぱいあります。
月に一度来れるか来れないかのペースですが、少しずつ楽しみながら全メニュー制覇を目指すぞー!!
【追記】
かなりコンパクトな店ですので、店内のソーシャルディスタンス等が気になる方はテイクアウトをおすすめします。
通し営業がありがたいです
休日とはいえ、それなりに用事がたまっているもので。
あちこちをバタバタと回っていてふと時計を見ると、いつの間にか14時半過ぎ。
たいていどこの店も昼のラストオーダーの時間ですがん(涙)。
確かこちらは通し営業だったハズ〜とやってきました。
気に入ってちょいちょい来るようになったこの頃、
いつも夜利用ばかりで昼間は初めてです。
ランチタイムを過ぎていたお陰で、一台だけある専用駐車場は空いていました。
(店の斜め向かい、レンガ風のビル横にあります)
入口の戸を少しだけそっと開けて、様子を伺います。
店内はすでにノーゲスト。
厨房のお兄さんは変わらぬ様子でせわしなく動いているので、夜営業の下準備をされているのかな。
まだ大丈夫か尋ねると、「どうぞ」と招き入れていただきました。
(このお兄さんは一見ぶっきらぼうなのですが、とても良い方なのです)
あんかけチャーハンを注文。
初訪問の時、隣席のお姉様が食べているのが目に留まり、気になっていました。
●カニレタスあんかけチャーハン(800円)
米粒一つ一つがまんべんなく卵をまとい、パラリと炒めあげられた黄金色の炒飯。
見るからにこれだけで美味しいのが十分に伝わって来ます。
さらにその上から淡雪を思わせるような美しいあんが、惜しげもなくたっぷりとかけられています。
塩味のスープをベースに、卵の白身を細かいかき玉子状にしてあるのでしょう。
白いあんの中にチラりと見える赤い蟹の身とレタスの淡い緑色が彩りを添える、美しい見た目の一品です。
餡がチャーハン全体ではなく一部にかけてあるのも個人的に嬉しいポイント。
米粒と餡それぞれを別々に味わってみたり、少し混ぜ混ぜしてみたり…
自分なりに楽しみながら食べる事ができます。
スープと箸休めの小皿(きゅうりのキューちゃん)が付いていました。
一応は通し営業となっているものの、店の方は少し休憩される頃合いでしょう。
ササッと食べてごちそうさま。
それでもこの時間帯に利用できてありがたかったです。
別の日に利用した分も一緒に載せておきます。
↓
●あんかけ揚げそば(730円)
間違えて野菜炒めが出てきたのでは〜と思うほど、色んな野菜がてんこ盛り。
下にかくれんぼしている麺は皿うどんのようなパリパリの極細麺ではなく、中華麺をカリッと揚げ焼きしてあるので麺のもっちり感も程よく残っています。
こちらのあんは醤油ベースの味付けでした。
半分くらい食べかけていた頃、
電話がかかって急に帰らねばならなくなりました。
ちょうどこの時、店内は忙しそうな雰囲気。
一応ダメ元で店のお姉さんに声をかけてみると、快く持ち帰り用のフードパックに詰めてくれました。
「次はゆっくり食べに来てくださいね♡」と笑顔で優しいお気遣いまでいただきました。
あー、こりゃしばらく通っちゃうなー。
こりゃ絶品!「牛ホルモン豆腐煮定食」
こちらで四川麻婆豆腐を食べて以来すっかり気に入ってしまって、
近頃ちょいちょい通うようになった町中華です。
NHK松江放送局の裏手なので、島根県立美術館からも徒歩圏内ではあります。
(店舗近隣の駐車場については過去レビューに記述しています、ご参照ください)
まだ定番メニューも全て制覇していないものの、今回は目先をかえた料理に挑戦してみました。
●牛ホルモン豆腐煮定食(980円)
ホルモンを使った中華料理は生まれて初めてかも。
ゼラチン質(今どきはコラーゲンと表現されますね)が、ぷるんぷるんのとろーんと柔らかくなるまで煮込まれています。
逆に豆腐は煮過ぎてなく、ふるふるの食感がいい塩梅に残っています。
ホルモンと豆腐、柔らかな二つの食材の合間に出会うキクラゲのコリコリ食感。
白菜はシャクシャクとくったりの中間で、これまた火の通り具合が絶妙です。
味つけは醤油ベースのたっぷりあんかけ仕立て。
どて焼きのような味噌味ではなくずっとあっさりしており、ホルモンのクセみたいなのは一切感じられません。
これまたご飯が進まない訳がないっしょ!
皿いっぱいのホルモン煮と白飯をひたすら無心で頬張り、合間に優しい味の玉子スープをすすります。
気がつけばあっという間に完食。
お腹も心もしっかりと満たされました。
入口に消毒液が置かれてはいますが、現時点では特にカウンターの席数を間引かれてはいません。
時間帯によっては密な空間になるかもしれないので、気になる方はテイクアウト利用も悪くないかと思います。
★テイクアウト用メニューのチラシ画像も載せておきます。
ご参考にどうぞ。
酢豚のパイナップルはアリ派?ナシ派?
先日こちらへ四川麻婆豆腐を食べに来た時のこと。
隣客のお姉サマが幸せそうに目を細めて酢豚を食べていました。
そのぽってりした甘酢あんの絡み具合がたまらなく旨そうだったのが忘れられなくて…
今夜もいそいそとやって来てしまいました。
酢豚は普通のと黒酢を使った酢豚と2種類あります。
今回は黒酢の方を注文しました。
ちなみに定食の白飯はプラス150円でチャーハンにチェンジできます。
しかし前回訪問時の食べすぎた失敗を教訓に(過去レビュー参照)、今回は白飯のままでお願いしました。
●黒酢の酢豚定食(930円)
白い皿にゴロンと盛られた豚バラ肉に黒っぽい甘酢あんが絡めてあります。
湯気と共にたち昇るその香りが鼻をくすぐり、食欲をさらにかき立てます。
ひと切れが目測で2×2×4cm位はあるかな〜という大ぶりの豚肉をふーふーして、はむっとかぶりつきます。
しっかりした見た目とは裏腹にジューシーで柔らかな肉質。
白っぽい脂身部分はプリッとしていて、噛み締めるとじんわりと脂の旨みがにじみ出てきます。
玉ねぎとピーマンにパプリカは程よく食感を残した炒め具合。
野菜には少しだけ焼き目がついていて、それが野菜本来のうまみを一段と強く感じさせます。
さて、
酢豚に入っているパイナップル。
この存在はアリかナシか、これは結論のでない永遠のテーマの一つでもありますね。
自分も今までその必要性をあまり感じませんでした。
でもこの店の酢豚に関しては、断然アリです!
全体がやや酸味しっかり目の味付けのため、パイナップルの自然な甘みがちょうど良いバランスにしてくれるのです。
油っこい料理の中でたまに出会う果実のみずみずしさが味わいのリズムと味覚の幅を拡げてくれます。
薄切りのカボチャも少し入っていました。
油通しで外がカリッと、中はホクホクのカボチャ。
これにとろーりと黒酢のあんが絡んで、いい塩梅です。
家庭料理でカボチャ料理といえばいつも煮物や天ぷらくらいでしたので、これは自分でも真似してみたくなりました。
三連の白い小皿に添えられた副菜は
・小エビのチリソース
・千切りじゃが芋の炒め物
・一口豆腐サラダ
・きゅうりのキューちゃん
こうやってサブのおかずが少しずつ色々楽しめるのはいいですね。
こってりとした酢豚を一心不乱にほおばってはハフハフと白飯をかきこむ。
その合間にすする玉子スープが優しいお味で、これまたホッとさせてくれます。
こりゃあ食べたら誰でも幸せそうな顔になるのも無理はないなあ。
他のメニューも順番に制覇してみたくなりました。
細い路地に発見!真正的「四川麻婆豆腐」
NHK松江放送局の裏にある、小さな中華料理店です。
前から麻婆豆腐が絶品だと噂に聞いていました。
待望の給料日、ゆっくりと美味しいものを食べて帰ろうと、ウキウキしながらこちらへ伺いました。
店舗に駐車場がないようで、松江白潟天満宮向かいのコインパーキングに停めて数分、テコテコ歩きます。
(神社の駐車場は昼のみ利用可)
住宅街の細い路地を抜けると、明るく照らされた黄色の看板が見えてきました。
「ザ・町中華」なこぢんまりした店内。
平日の20時過ぎでもほぼ満席です。
空きを探していると、カウンターの端に座っていたお姉サマ(初対面)が「おーい、ここ空いてるよー」と手招きしてくれ座ることができました。
奥にテーブル席が1卓と、ごく小さな座敷があります。
チャーミングな店員さんが空のコップを出してくれ、自分でお冷やを注ぎます。
おしぼりはちゃんとタオルです。
最高気温37℃だったこの日はすっかり汗だくで、
「これで顔を拭いたらどれだけスッキリさっぱりするだろうかな〜」と妄想するも止めておきました。
流石にそれをやってしまったら、人間としてオワリになっちゃいますがな(笑)。
この日のお目当てはもちろん麻婆豆腐。
普通のと「四川麻婆豆腐」と2種類あります。
違いを尋ねると、「四川〜」の方は熱したラー油をかけて仕上げるので辛めで山椒も多めだそうです。
そりゃもちろん!四川麻婆豆腐にしました。
定食の白飯をチャーハンにできるとの事、奮発してこちらもお願いすることに。
●四川麻婆豆腐定食(1,000円)
ご飯をチャーハンにチェンジしました(+150円)。
白い鉢にたっぷりと盛られた麻婆豆腐。
花椒の香りとラー油の辛味成分が混ざった湯気がもうもうと立ち昇って、食べる前から期待が高まります。
ふるふるとした豆腐をレンゲですくい上げ、口へと運びます。
唐辛子の鮮烈な辛味と花椒のシビレ、それを優しく受けとめる豆腐の懐の深さ。
辛さはしっかりありますが、美味しく食べられる旨辛レベルです。
醤油ベースで豆豉なども入っているのかな、深いコクのある本格的な味わいです。
定食に付いている副菜は
・ぷりぷりのエビチリ
・胡麻ドレの豆腐サラダ
・千切りジャガイモのニンニク炒め
・きゅうりのキューちゃん
どれもひと口サイズ、少しずつ色々な味が楽しめるのが好いですね。
定食なので、チャーハンも大きめのご飯茶碗にしっかり盛られていました。
強火でパラっと炒められたチャーハンは食べだすと止まりません。
黙々と口へ運び、一気にやっつけてしまいました。
あーー、しまった!
ふと気づくと、米が先になくなっていました(汗)。
やっぱり麻婆豆腐には白飯が欲しいなあ。
そこで小ライス(150円)を追加でオーダーしました。
チャーハンは充分美味しかったのですが、やはり麻婆豆腐には白飯が相性最高ですね。
米も炊き方も絶妙のツヤツヤふっくらしたご飯。
最後はレンゲでかき込んで完食、ごちそうさまでした。
いやー、ずいぶんと食べ過ぎちゃったなあ。
こりゃあ腹12分目、久しぶりに胃がパンパンです。
お腹をさすりながらゆっくりと歩いて駐車場へ戻りました。
それでも家に帰るまで運転中も苦しくて苦しくて、
万が一急ブレーキをかけてシートベルトで圧迫されたらドえらいことになるんじゃ…とドキドキしつつ、安全運転で帰りました。
점포명 |
Chuuka Korou(Chuuka Korou)
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장르 | 중화 요리、사천 요리、라멘 |
예약・문의하기 |
0852-24-3885 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
島根県松江市灘町1-45 |
교통수단 |
마츠에 역에서 894 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
18 Seats ( カウンター8席、4人テーブル×1、座敷4〜6人程度) |
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개별룸 |
가능 6인 가능 半個室(座敷4〜6人程度) |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
가능 1台(カサローゼ穴道湖の横)に店舗専用駐車場。近隣(天神町)にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
카운터석 있음,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능 |
비고 |
PayPay利用可 |
●白イカと海老の青じそ炒め(1,000円)
他にチリソース炒めやXO醬炒めなど、味のバリエーションがあり、どれもハズレ無し!
毎回注文時に非常に悩んでしまいますが、それがまた楽しくもあります。