焼きたてのふわふわ生地に包まれたしっとり餡のどら焼きは絶品でした。 : Kawachiya

静岡浅間神社へと続く浅間通りの一の鳥居を過ぎてすぐにある、1988年創業のどら焼きで有名な和菓子店。

こちらのお店のどら焼きは何度もいただいたことがあるのですが、自分で買いに来たのは初めてです。

どら焼きは約350個/日限定で、ひとり５個までしか買えません。

１回目は11:30から、２回目は15:30からと聞いていたので、静岡駅から駆け足で向かい15:20到着で一番乗り。
15:30頃になると何処からともなく人が集まり始めましたが、この日は16:00頃の焼きはじめとのこと。

店主が現れ銅板に火を入れると、いろいろお話をしてくれ列の前の方の分しかありませんが試し焼した生地にジャムを乗せておやつとして配ってくれました。
ホットケーキのような見た目の生地は、ふわふわでしっとりした生地はそれだけでも十分に美味しい。

おたまで銅板に生地を目分量で乗せていくのですが、1分程度で同じ大きさの生地が出来上がってきて、ヘラで綺麗に返し裏面も焼いて出来上がっていきます。
焼き上がった生地に餡が詰められ、どら焼きが目の前で出来上がっていきます。

今すぐ食べるなら、中の餡を多めに入れてあげるよ〜との店主の声にお願いしますとすぐに返答し、手渡しで焼きたてのどら焼きを頂きました。

ふわふわは隠し味の醤油の塩味が蜂蜜の風味を引き立てる生地が、しっとりとして小豆の粒がしっかりとした優しい甘さの餡が溢れるくらい挟まれたどら焼きはとても美味しい。

写真を撮ったのですが、餡の重みで折れ曲がってしまいうまく撮れませんでした（笑）

梱包は機械ですが、どら焼きは手焼きで作っているので列はなかなか進みません。
購入する際は並ぶことを覚悟する必要があります。

元々静岡では有名なお店でしたが、店主によると、年末に静岡出身の個性派俳優が全国放送のテレビで紹介したため、遠方からもどら焼きを求める観光客が増えているとのこと。