점포명 |
FINE DELI FRENCH Petit Paris(FINE DELI FRENCH Petit Paris)
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장르 | 비스트로、카페 |
예약・문의하기 |
054-207-9400 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
静岡県静岡市駿河区中吉田46-7 |
교통수단 |
현립 미술관앞 역에서 253 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산(리뷰 집계) |
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지불 방법 |
카드 가능 |
금연・흡연 |
− |
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주차장 |
가능 |
이럴 때 추천 |
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오픈일 |
2023.4.22 |
お店のある駿河区中吉田と隣接する駿河区谷田・清水区谷田そして清水区中之郷は、静岡と清水の間の安倍郡有度村だったところ(藪北茶発祥の地)で、区画整理が進む30数年前とは、随分景観が変わった地域です。
黒澤明の「羅生門」を見た時、「これウチの近所のお宮さんで撮影したんじゃないか」と思いましたし、田んぼの田の字の間取りの農家も沢山ありました。
春は田んぼでカエル採り、夏は農家の庭でセミとり、茶畑の間の細い道で蛇を踏んづけそうになって逃げたこともあまりす。その一方、旧東海道は通っているし、物心ついたときから目の前に東名高速も東海道新幹線もあり、富士山も見え、南アルプスも見え、海と港は見えないけどわりと近くにある(車でちょっといけば安倍川と安倍川餅もあるし追分羊羹もある)テレビを見ても標準語に違和感を感じない(実は結構イントネーションが違う。靴に舎弟、「ら」もあるら)そして、軽トラやバンに混じって、何故か梁山泊ならぬ有度西保育所前の細い坂道を、真っ赤なアルファスッドが「まだまだ錆び付いちゃないぜ」とばかりに毎日駆け下りてくるそんなところでした。
区画整理が進み、茶畑と植木畑と竹藪だったところに「南幹線」という片側2車線道路が開通し、丘の上に県立美術館ができ、静岡鉄道の駅ができて地元民以外の人にとっては、イメージが大いに変わったかもしれません。
「プティ パリ」さんは3年ほど前にその幹線沿いにオープンしたお店です。(駐車スペース広めで停めやすいです。)もともとはもう少し都会の清水の桜ヶ丘高校(「桜ヶ丘道場」にあらず「天下の清商跡地」です)の近くにあったそうです。
いかに地元が「美術館駅前」になり、スタバや成城石○もびっくりのKOストア(このお店とプテ ィパリは同系列)ができたとはいえ、家から徒歩3分のところに本格フレンチのお店が出現したときは初めてモノリスを見た人類や、空から降ってきたコーラの瓶を拾ったニカウさんのように驚きました。
超高嶺の花なのかどうか恐る恐る偵察に行きました。するとお店の人がとても親切で、お値段的にも年に数回はいけるんじゃないかという感触をつかみました。(来店する際の車も、2CVやDS、GS、SM、BX、XM、エグザンティアあるいはA110やA310、A442やRE40といった仏車にこだわることはなく、静岡産のスズキスイフトでOK、ただしFFではなくトラクシオンアバンという様にという言及はお店の方からは特にありませんでしたが)
昨日久しぶりにお伺いし、妻と高齢の母と叔父の4人でお世話になったのですが、いつ伺っても印象に残るのは、お店の方がとても優しく親切なことと、とろけるように柔らかくて美味しいローストビーフをシェフが目の前で切り分けてくださること、素敵な数々のデザートを見せて選ばせてくれることです。(ここは本当に私がエンマコウロギつまかえていた中吉田なのか?それともメタバースかパラレルワールドなのか?)
昨日は妻と私がランチを、母と叔父は、例のローストビーフ120gと180gを頂きました。私のランチはラムと牛のヒレ肉と鴨肉でしたがどれも柔らかくて肉の味の美味しいこと美味しいこと、叔父と母とが数年ぶりの再開だったこともあり、奮発して(無理しちゃって)を全員にオードブルつきでお願いしたのですが、その野菜の味もよければ、冷製のコンソメスープも季節にあった素敵なお味でした。「やばい、美味すぎる!!これは4人で24000円くらい覚悟かな」と思ったのですが、なんとお支払いは4人で14000円ちょっとでした。-1.0で神木さんが特攻しちゃったのかと思ったら無事(震電!雷電!楠新田!)だった時のように安心しました。
美味しい、親切、夢のある演出までしてくださってこのお値段!!絶対王政から市民革命!!「パリは燃えてはいない!!」「パリ解放!!」「ビバ マリア!! パリ!パリ!パリ!」というほかありません!!
7月14日には盛大にお祝いしたい気持ちです。(こともあろうに母は美味しいパンを残してデザートを食べていました。「母上あなたは自分がマリーアントワネットとでもおもっていらっしゃるのか?」と密かに憤りました。バスチーユ襲撃? 今回5月にいきましたが「5月革命」じゃ挫折しちゃいますから5月革命ではなくあくまでも7月14日ですね。「想像力に権力を」ドゴール!ポンピドー!DS乗ってた!)
かつて静岡では大変素晴らしいことを「馬鹿いい」よくないことを「おぞい」と言っていました(地球人がノンマルトと呼ばれていたくらい昔のことになってしましましたが)が、その基準でいくとプティパリは圧倒的に「馬鹿いいお店」ということになります。(何だか上品なプティパリには「ちょっと」しっくりこない表現になってしまいますね。)
ラ ブラスリーでシャリアピンステーキ・コンソメスープ・プリンアラモードなど帝国ホテルの伝統のお味を1人で頂いたときのお値段と、プティパリさんで家族4人で(肩寄せ合って?)ご馳走になったの時のお値段はほぼ同じ、そして、東銀座や綾瀬、五反野(最近行ってないけど江古田)などのお店の1000円切るか切らないかのお料理(そして勿論妻の作ってくれるお料理も)みなそれぞれにその時のその時のシチュエーションにおいて最高のご馳走であり、お値段に幅はあってもそれぞれに「コスパ最高」のお店だと思います。
旧有度村地域に忽然と現れた「小さなパリ」だけあって、土日は予約がほぼ必須ですが、予約して落ち着いて頂くのがまた本当に素敵な体験です。