変化球が効いた : Toubu Fujigaoka Kantorikurabu

コロナ禍ナゾの一時収束に伴い復活しつつある修行の旅路はおよそ10年ぶりに当コースまでたどり着きました。東北自動車道佐野藤岡インターから10分ほどの東武系ゴルフ場です。
おぼろげな記憶ではOUT/IN、それぞれ右か左にOBが続いたことくらいしか覚えていませんでしたがクラブハウスともども「あぁ、確かにこんな感じだったかも…」とか思い出しつつ晩秋の快晴の下、落ち葉をまき散らしながら走り回りました。

午前中はいつも通り。午後に挽回するしかない、状況でクラブハウスに帰還します。
まずは生ビールをチャージしてランチメニューから選択したのはサーモンのアーリオ・オーリオなる一品。なんのこっちゃ、といった感じでしたが余り他所のコースではお目にかかれないものを注文しました。
配膳された料理は大きなプレートが彩り鮮やかに盛られた一品。中央にふっくらグリルされたサーモンが配置されその下にはズッキーニ。そのサーモンを取り囲むようにミニトマト、ブロッコリー、パプリカ、ジャガイモ、オリーブ、舞茸などが彩り鮮やかに配置されています。ソースはオリーブオイルにバルサミコですかね。このメインにパンとサラダ、スープという構成。ナイフ＆フォークでキコキコと品良く頂きました。
平日プランだとオプション料金でしたがラウンド中のランチはそんなに満腹にならない程度が本来望ましいわけで野菜もたっぷりと摂れてなかなか理にかなったメニューではないかと思われます。
この他メニューは和洋中充実の選択肢。全体的にガッツリ系中心の中、ちょっとしたヒネリも効いて悪くなかったですね。
ということで食事半ばからはハイボールも注入して午後ラウンドに突撃。途中まではこらえていたものの上がり2ホールで悲劇が訪れ撃沈しました。
コースも意外に適度なアップダウンなどがあってなかなか面白いコースだったのだなぁ、などと他人事とのように呟いたとか。

今年３回目、4か月ぶりのゴルフ。
普段からあまりゴルフには積極的な方ではないのだが今回は当クラブを初利用です。
東武系とのことですが、東武系は数年前に宮の森に行って以来2回目。

全体的にアピール下手というか地味な感じは否めませんがなかなかどうして良いコースでありました。

東北自動車道の佐野藤岡ICから10分ちょっとというアクセスの良さ。
コースもフラットでありながらもコンディションも良好で、レイアウトもそれなりに凝っていたりと楽しめました。
上手な人には物足りないかもしれませんが、私のようななんちゃってゴルファーにはこういうコースが最も楽しめるかもです。

今回はランチ付き平日10000円プラン。
蒸し暑かったがランチはオプション料金315円のロースカツ定食（那須三元豚使用）をガッツリいただきます。
全くもって自慢にもならないがどんなに暑くたって寒くたって食欲がなくなるという事がないのでゴルフ場でトンカツと言うのが最も多いパターン。
血液ドロドロ対策に水をガブっと飲んだあと生ビールをグビビビビと。
…ンまい！
この一杯の為に汗だくになりながら頑張っているのだと思わず自分で自分を褒めたい衝動に駆られる。

生ビールにうっとりしていると続いて揚げたてのロースカツがやってきた。
サックリと揚がったカツはロースらしい脂身もビシっと入っていて、酸味の立ったソースとの相性も良しです。
肉の厚みもそれなりにあって、久しぶりに脂身の味の良いカツを食べた気がする。那須産三元豚、やるじゃないか。
付け合せの繊切りキャベツも玉ねぎを摩り下ろしたフレンチドレッシングが掛っていて軽い感じが美味。
ご飯もほっくり旨いし赤出汁も丁寧。街中のとんかつ屋であっても充分満足できる定食であった。


と行くことでがっちりととんかつを食べた後、午後も汗だくラウンド。
結果的に私にしてはスコアも良く、気持ちの良い一日になりました。
最近行ったゴルフ場にしては珍しくコース途中のお茶屋にもスタッフの方がいらっしゃったり東武系のゴルフ場、なかなか良いですナ、との思いを胸に藤岡を後にしましたです。