점포명 |
Mutou
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장르 | 일본 요리 |
예약・문의하기 |
03-3571-0723 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都中央区銀座6-4-16 |
교통수단 |
有楽町駅から徒歩5分 긴자 역에서 263 미터 |
영업시간 |
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예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥2,000~¥2,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 불가 QR코드 결제 불가 |
좌석 수 |
30 Seats ( 1階:カウンター8席、デーブル4席×2卓、2階:お座敷14席) |
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개별룸 |
가능 2인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간,카운터석 있음,좌식 있음 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
홈페이지 | |
비고 |
2010年12月6日営業再開。 |
가게 홍보 |
一番人気は鯛茶漬け
懐かしい佇まいの料理屋さん。ちょっと寒い日には特におすすめ。そのままで美味しい鯛の刺身。白いご飯と、ゴマタレと一緒に、そして器が持てないほどに熱い汁を掛けると、霜降り状態に。心も体も温まり、幸せになります。 |
確か戦後まもなく創業したお店ということで、新社会人の頃に改装前に伺いました。私が関西に在住してる頃ですから今から7-8年前に全面改装して以来、銀座4丁目界隈でお刺身を頂きたい際にランチで訪れています。
特に、御徒町『湯島121(現在名『くろぎ』)』や水天宮前『鯛ふじ』が閉店した以降は、銀座界隈の鯛丼ランチとしては銀座『うち山』銀座『あさみ』を筆頭に外せないお店の1つなのですが食べログには投稿し忘れてました。
ちょうどこの1週間金沢〜富山にグルメ旅行にいってきて、散々美味しい魚介類を頂いたあとなので、どうしても舌が普段以上に贅沢になっており、そんなときにレビューするのはなんだか申し訳ない感じです。
こちらでは常連には日替りランチもとても人気ですが、やはり有名なのは鯛茶漬け(1700円)。
こちらのお店の鯛茶漬けは胡麻だれ系ではなく、すり胡麻と醤油を直前に和えたバージョンです。お味は全体的に強め。
結論から申し上げると、及第点のお味です。
ただ、立地が良いですよね、立地が。
年配女性の来客率が高いのもその証左。
水天宮前『鯛ふじ』なき今となっては、それは現在都内で2,000円以下で鯛茶漬けを出すお店は全体的にそうなので特に気にしていません。近年は脂肪分に慣れた方が多いからか胡麻ペーストに違い状態にした胡麻だれで出すお店(銀座『うち山』や銀座『あさみ』など)が人気です。
所説ありますが、鯛茶漬けは元々は真鯛などの刺身を食べ飽きた漁師の方々が昆布醤油に鯛の切り身を入れて半日〜2日漬けて熱々の茶出汁をかけて頂いたりしたのが始まりと云われています。天然真鯛は特に潮の流れの速いとてつもない激流の中で育ってきているので、牛肉や本鮪でいえば赤身の美味しさを堪能することにこそ、そして真冬にはそんな筋肉質な魚が真冬でしかも春先の出産にかけて栄養を特につけるために乗った脂身の旨さを堪能する醍醐味があるわけですが、そんなのは我々一般人のみで、現場の方々はそんな悠長なことを言ってられません。そのため、意図的に真鯛の刺身に「脂肪分」を加えたいというのが、白胡麻ペーストに繋がるわけです。これが鰹(カツオ)でしたら現場の方々がされるのはマヨネーズですね。
では真鯛の胡麻ダレを出すお店が多い理由としては2つ。
1.脂肪分に慣れた現代の来店者達の好みに合わせるあめ
2.質が普通以下の真鯛の風味を消すため
です。
この数年で益々顕著になっていますが、極上の真鯛は元々そんなに数は取れず他は養殖です。極上真鯛は高級料亭にのみ流れていきます。ましてやそれを2,000円程度で安定供給となるとそれはさすがに無理があります。そんなレベルをお店側に要求するお客側ももう都内にはいないでしょう。
ただ、養殖技術も格段に上がってきているのもまた事実。昔はハマチと同じ餌だったため味も悪かったですが、近年は流石に天然真鯛には敵いませんが、かなり改善さへてきました。この真鯛が天然モノか否かで判断するのも野暮な話。
なので、鯛茶漬けで勝負するか出汁で勝負するかタレで勝負するか、他のお惣菜も加えてお得感で勝負するか、これは現在のあらゆる企業や人が直面している問題と同じだったりします。こちらのお店は現時点ではCPと立地で勝負というところでしょう。
鯛茶漬けは名古屋ひつまぶしのように段階的に楽しめます。
それをまず最初は山葵とお刺身で、次はタレを絡めてご飯と、そして最後は茶出汁をかけて半煮えにして茶漬けとして頂くというもの。
魚の値段がこの数年で倍近く値上がりして、良い魚を仕入れるのは本当に大変になってきました。
その中でこの立地でこの価格というのは頭の下がる思いです。
コストなどはどうしようもないとするなら他で切磋琢磨するのみ。
だとするなら、だとするなら、今すぐできることとしてカウンター内の調理場のステンレスをもっと磨きましょう。
現状は上だけが綺麗で下が汚れ過ぎ。
来店客は皆見てます。
下の部分との比較で、あれでは業者にお願いしているのが丸わかりになってしまうのは惜しいでです。
厨房がピカピカに綺麗で、店内に凛とした空気が漂えば今以上に一にも二にも美味しく感じてしまうのが、前頭葉に欠陥のある私のような人間ではない、大多数の人間の性ですからね。
牛肉もそうですが、等級が下がる部位はスジの細い太い多い少ないの違いでお味は同じであることが結構あります。
もし私がこちらのお店側の人間でしたら、今すぐカウンター内のステンレス箇所をピカピカに磨いて、あとは鯛の刺身をあと12-24時間熟成させますね。白身魚の多くは1-3日冷蔵庫に置いて初めてタンパク質がアミノ酸に分解されて柔らかく美味しくなるので。ただ、世間では獲れたての魚がみなする死後硬直を新鮮な証として有り難がる人の方がまたまだ多いですから、100歩譲って熟成はそのままでもステンレス箇所は総てピカピカにしましょう。
そうなったら夜も伺うと思います。
花板にも既存の日本料理で思考停止せず、良い部分は残しつつもどんどん他のお店の良い部分を吸収して頂ければと思います。
銀座4丁目界隈の月〜土ランチで及第点のお刺身料理を頂きたい際に、お一人や友人と、職場近くなら会社同僚とにお勧めです。少し時間に余裕がある方は銀座『うち山』や銀座『あさみ』で1600円の鯛茶漬けを、「本物」の真鯛のお味を堪能できるる鯛茶漬けを頂きたい方は同じく銀座『ぎんざ 山路』の3,500円の鯛茶漬けがお勧めです。
※ちなみに私が申し上げているこの真鯛の筋は茶出汁をかけると気にならなくなります。