공식 정보
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점포명 |
Resu to dhi(Resu to dhi)
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장르 | 스페인 요리 |
예약・문의하기 |
03-3597-0312 |
예약 가능 여부 |
완전 예약제
費用はお一人様あたり: |
주소 |
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル B2F |
교통수단 |
■都営三田線内幸町駅 A6出口から徒歩1分 우치사이와이초 역에서 79 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥20,000~¥29,999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
12 Seats ( 1組、4名様よりご予約をお受けしています。) |
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개별룸 |
가능 4인 가능、6인 가능、8인 가능、10~20인 가능 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능 |
금연・흡연 |
흡연/금연석 분리 2020년 4월 1일부터 간접흡연 대책에 관한 법률(개정 건강증진법)이 시행되고 있으며, 최신 정보와 다를 수 있으므로 방문 전에 음식점에 확인하시기 바랍니다. |
주차장 |
가능 富国生命ビル地下3階 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간 |
음료 |
외인이 있음,엄선된 와인 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능,축하・서프라이즈 가능,테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능),유모차 입점 가능
お店には窓がありませんので安心して |
드레스코드 |
ドレスコードはありません。 |
홈페이지 | |
비고 |
【御予約・お問い合わせ】 |
가게 홍보 |
完全予約制・・・【1日限定1組】注文の多いレストラン! お一人様20000円~
”レ・ストゥディ”は家にある一番好きなことをする部屋 |
2,929文字★
食べログのレビュアー様ら7人でのオフ会で利用しました。
小笠原伯爵邸(若松河田)で総料理長を務めたという、
ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏が腕を奮うレ・ストゥディ。
シェフの出身地であるカタルーニャの料理をはじめ、
スペインの料理をコースで味わえます。
一日一組限定の完全予約制レストラン。
料理8品とスペインワイン5種で20,000円(税込21,600円)。
6名からの予約ということで訪問難易度の高いお店です。
お店の立地は三田線の内幸町駅A6出口の目の前。
A6出口直結の富国生命ビルの地下2階にあります。
駅の出口が地下2階なので本当に出口の目の前にお店。
千代田線の霞ヶ関駅C4出口からも徒歩1分ぐらいの距離。
店内は中央にテーブルが1卓あるだけ。
奥の厨房ではシェフと日本人男性の2人が切り盛り。
一部ガラス張りで動いている様子は見えますが調理は見えず。
日本人女性数人が給仕係となっています。
テーブルの中心には調理器具のミニチュアが並びます。
接待で利用するにはカジュアル過ぎるように感じますが、
プライベートな空間で料理を楽しめます。
本日のメニューは以下の通り
・前菜5種
コカ デ レカプテ
サーモンのマリネ
エビ・かにマヨネーズのピンチョ
スパニッシュオムレツ
イベリコ生ハムのクリームコロッケ
・サルモレホ
・ホタテのロメスコソース
・いさきとヤリイカのグリーンソース
・パエリアのアロスカルドソ
・和牛のシェリーワインソース
・フルーツのマセドニア
・スペインワイン
Dry Fino La ina Domeca
Agusti Torello Mata Reserva 2008
Sisquella 2011
Cervoles
Senorio de Sarria Gran reserva 2004
Pedro Ximenez San Emilio Lustau
食前酒にやや強めのシェリー酒から始まり、
魚料理の多い前半戦は白ワイン、後半の肉料理には赤ワイン。
〆は日本の皇后もお気に入りという甘いシェリー酒。
食後はエスプレッソかカモミールティー。
実はバルセロナが発祥のチュッパチャップスが最後のお菓子。
シェフ曰く「世界で一番有名なピンチョス」。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
【4.0】前菜5種
ミニチュアのような5種類の料理が登場。
コロッケとサーモンマリネは想定内の味といった印象。
イベリコ生ハム入りのクリームコロッケとのことですが、
コロッケに押されて生ハムの特長はあまり感じられず。
サーモンは僅かですが魚臭さがありました。
スパニッシュオムレツはオムレツというよりジャガイモ。
玉子よりジャガイモの比率が遥かに高かったです。
海老と蟹マヨネーズのピンチョは串こそ刺さっていませんが、
自分のイメージするスペイン料理のピンチョスそのまま。
どの料理も味付けは上品で、まさに高級レストランの味。
市井の大衆的スペイン料理より洗練されているように思います。
白眉だったのがコカ デ レカプテ。
レカプテとは「パンの上に何かを乗せる」の意。
今回は上に秋刀魚が乗っていたのですが、この秋刀魚が絶品。
サラマンダーで皮目から一気に火入れしたそうですが、
火入れが絶妙ゆえか秋刀魚の食感が独特で官能的味わい。
単品で評価すればこの秋刀魚は4.5評価。
シェフの火入れの技術はかなり高いと思います。
【3.6】サルモレホ
ガスパッチョのようなスペイン南部料理の冷製スープ。
スープはトマトとオリーブオイルの主張が強いです。
トマトのあの緑臭さというか特有のクセがありながら、
酸味は抑えられてオリーブオイルとともに飲みやすいスープ。
具はウズラ卵、クルトンのような揚げパン、イベリコ生ハム。
生ハムのしょっぱさとスープが合わさると面白いです。
不思議な味わいですが美味しいスープでした。
【3.7】ホタテのロメスコソース
大きいサイズのホタテ貝柱を火入れ良くグリル。
ホタテだけ見ると普通なのですが下に敷かれたソースが独特。
焼きニンニク、揚げパン、トマト、アーモンド、ビネガーなど、
色々な食材を合わせた赤いソースで酸味やコクがあって美味。
このソースが淡いホタテの味わいを引き立てます。
上には松の実も散らされていて食感にアクセント。
【3.5】いさきとヤリイカのグリーンソース
皮はパリッと、身はしっとりのイサキ。
パスタのような独特の形状にカットされたヤリイカ。
それらをグリーンソースと温泉玉子で頂きます。
グリーンソースはアサリとパセリのソースのようで、
アサリ由来の魚介の旨味のようなものを感じます。
イサキやヤリイカの下にはアサリの剥き身も隠れていました。
ホタテのときに比べるとソースが大人しいように感じましたが、
上品で美味しい料理とは思います。
イサキの火入れは文句無しでシェフの火入れ技術は相変わらず。
【4.3】パエリアのアロスカルドソ
魚の骨やアラで出汁を取り、サフランやニンニクも感じる、
リゾットのような汁気たっぷりのパエリア。
アイオリ(ニンニクマヨネーズ)とともに頂きましたが、
旨味が超強烈で米の火入れも良くこれは美味しい。
ニンニクを強く感じて高級レストランにしては下品な味ですが、
こういう料理のほうが自分は断然好みです。
使っている米は日本のコシヒカリだそうです。
米はスペインより日本のほうが美味しいとはシェフの言。
確かに欧州旅行に行くとパンは美味しいと思っても、
米に関しては日本が恋しくなってホームシックになります。
スペインのトップシェフも認める日本米の美味しさに脱帽。
【4.0】和牛のシェリーワインソース
和牛の銘柄は不明ですが、肉をオーブンに入れては寝かせて、
少しずつ何度も火入れして完成させたという肉料理。
レアーに近い火入れでありながら肉の中心に温かさ。
生に近い軽い火入れのカリフラワー、マッシュルームとともに。
肉の火入れが絶妙、シェリー酒のソースも絶品。
シェリーソースが肉だけでなく野菜にも相性良く絡みます。
フォークが外側に広がっているので料理を掬いにくく、
使いにくかったのは気になりましたが美味しい肉料理でした。
米に続いて牛もスペイン産ではなく日本産。
豚に関してはスペインもイベリコ豚という凄いヤツがいますが、
米と牛に関しては日本が世界最強のようです。
スペイン人も認める日本米と和牛のレベルの高さ。
何故かスペイン料理店で日本の誇りのようなものを感じました。
【3.4】フルーツのマセドニア
葡萄、無花果、梨、グレープフルーツの上に葡萄のグラニテ。
果物そのままの味を活かすようなアッサリ仕立てのデザート。
この秋に1万円クラスの和食店で食べた無花果や梨に比べると、
ストレートに勝負するには果物のクオリティが少し力不足。
スペイン料理ということで濃厚なデザートを予想しましたが、
肉料理の後にはこういうサッパリしたデザートも良いものです。