もっと評価されても良いと思う : Kuro Kawa

2017/9/14初訪
こちらも誕生祝いでのお呼ばれです。
こちらはむとうさんとは真逆の感動がありました。
私が行く時点での食べログ評価は3.08
しかもランチの海鮮丼の評価が殆ど。
こちらこそ不安に思っていったのですが、，，
良い意味で裏切られました。
場所は當店以外はすべて夜のお店（チャンネーがいる）ばかりです。
そのビルの地下。
地下に行くエレベーターはありません。
階段は急です。
相当急です。
でも店内は暖かく、それでいて、きりっとした雰囲気が漂っておりました。
先方が気を利かせてくれて、泡からスタート。
シャンパンじゃないけど美味しいあわでした。
マメに冷やしておいてくれて、最後まで美味しく頂けました。
コースはつまみから入って握りに変わるコース。
つまみはどちらかというと切った物を並べるスタイルです。
手の込んだ物はあまりないです。
でもその時園との旬の素材を旨く使っていて、なかなか楽しめます。
サンマも鰹も旨かった。
蛸の足の大きいのには驚きました。
生だこ食べたの久しぶりです。
まぁ、言ってみれば、柔らか煮にするとかの工程を省いているって言えばそうかもしれないんですけどね。
でも美味しかったから良し。
のどぐろの塩焼きには悶絶したなぁ。
これは悶絶級に旨かったです。

握りに入って感じたことは先ずシャリの独特さ。
結構主張する赤酢です。
それでいて固く炊きあげられている。
温度はさほど温かくないです。
でもそのシャリに合わせるネタとのコンビネーションが良い。
結構固めに握られています。
この固めの握りと赤酢とネタのコンビネーションが素敵なのです。
悶絶級ではないけれど、一つ一つ江戸前の仕事した料理に、じゅうぶん楽しむことが出来ました。
出たあと後学のためにと言って聞いたお値段聞いてびっくり。
この価格でこのパフォーマンスならば、もっと評価されても良いのではないのでしょうか?
評点にはそういった応援の気持ちを込めて、少し甘めにつけてあるのは事実ですが、行く何でもここまで放置されなくても良いお店だと思います。
伺ったところ5年目になるそうです。
40代後半の脂ののった職人のお店、少し応援したくなりました。
なお昼も事前に予約すれば夜と同じことをやってくれるそうです。
予算を言えばそれにも合わせてくれるそうです。
ここは少し使ってみようと思いました。
大変ご馳走様でした!
感謝です。