공식 정보
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점포명 |
Hirose Yohei Shouten(Hirose Yohei Shouten)
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장르 | 다이닝 바、비스트로、카페 |
예약・문의하기 |
050-5600-9888 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
※当店はキャッシュレスとなります。現金でのお支払いは出来かねますので、ご了承ください。 |
주소 |
東京都千代田区神田錦町3-17 廣瀬ビル 1F |
교통수단 |
도쿄 메트로[다케바시역]3b 출구에서 도보 3분 도쿄 메트로·도에이 지하철[진보초역]A9 출구에서 도보 5분 다케바시 역에서 282 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 전자 화폐 가능 (교통계 전자 화폐 (Suica 등)、라쿠텐Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QR코드 결제 가능 (PayPay、d바라이、라쿠텐 페이、au PAY) |
영수증 |
적격 청구서(인보이스) 대응 영수증 발행이 가능합니다. 등록번호T4010001027145 *최신 등록 현황은 국세청 인보이스 제도 적격 청구서 발행 사업자 공시 사이트를 확인하거나 음식점에 문의해 주시기 바랍니다. |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
64 Seats ( 카운터 7석, 테이블 43석, 테라스 10석, 반 개인실(3~4인용)) |
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연회 최대 접수 인원 | 50명 (착석)、120명 (입석) |
개별룸 |
가능 4인 가능 3~4인용 반 개인실 있음 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인~50인 가능、50인 이상 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 인근에 동전 주차 가능 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,자리가 넓은,커플석 있음,카운터석 있음,소파자리 있음,오픈 테라스 있음,바리어 프리,전원 사용가능,무료 Wi-Fi있음,휠체어 입점 가능 |
코스 |
음료 무제한 |
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음료 |
외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 와인 |
요리 |
채소 요리를 고집함,건강/뷰티 푸드 메뉴,영어 메뉴 있음 |
이럴 때 추천 |
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위치 |
경치가 아름답다,야경이 보인다 |
서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능,축하・서프라이즈 가능,음료 지참 가능,애완동물 가능,테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능),유모차 입점 가능 |
홈페이지 | |
오픈일 |
2023.6.5 |
전화번호 |
03-5577-7071 |
비고 |
※애완동물은 테라스석만 가능 ※저희 가게는 캐시리스가 됩니다. 현금으로 지불할 수 없으므로 양해 바랍니다. |
「囚人のジレンマ」というゲーム理論があります。
元々は、1950年(昭和25年)にカナダ人の数学者が考案した古典的な理論なのですが、今の時代でも十分に通用する実に含蓄に富んだゲーム理論です。
ひと言で言えば、各プレーヤーが常に利得の大きい選択肢(絶対優位の戦略)を選ぶ場合に、協力した場合よりも悪い結果を招いてしまうジレンマのことを言います。
これだけだと抽象的過ぎて分かりづらいと思いますが、多少分かりやすく説明すると以下の通りになります。
・AとBという2人の犯罪容疑者を想定します。
・この2人は、ある犯罪に関連した別件容疑で警察に捕まり、罪を犯した可能性は高いのですが、決定的な証拠がないため、2人は別々の部屋で尋問を受けています。
・AとBが取りうる選択肢は、自白するか、黙秘するかの2つになります。
・ここで、2人とも自白した場合には共に懲役5年、2人とも黙秘すれば共に懲役2年の刑が科されるものとし、また、一方が自白して他方が黙秘した場合には、自白した方は情状酌量により無罪となるが、自白しなかった方は懲役30年となることとします。
・Aにとっては、Bが自白する場合、黙秘する場合を想定し、自白する場合は、自分が黙秘したら懲役30年、自白したら懲役5年なので、自白を選ぶことになり、逆にBが黙秘する場合でも、自白する場合は無罪、黙秘すると懲役2年なので、いずれにしても自白した方が刑が軽くなると考えます。
つまり自白が絶対優位ということで、これはBにとっても全く同じことが言えます。
・しかし、これによって、2人とも自白してしまうと懲役5年という、2人にとって好ましくない結果に辿り着いてしまうわけです。
仮に2人の間において協力の約束ができていたとしても、個別の立場ではより利得が少ない黙秘という選択(絶対優位でない)をせざるを得ないため、常に裏切りの動機を内包しているとも言えます。
囚人のジレンマには回避策も考えられていますが、実際の場面で回避策を講じるのは容易なことではないんですね。
数日前のニュースで、インドで行われたG20エネルギー担当相会議で共通声明が採択されなかったという報道がなされていましたが、分かっているけど協力出来ないという意味において、ついこの囚人のジレンマを思い浮かべてしまいましたね。
その結果、人類にとって歓迎されざる方向へ行くとしたらとても悲しいことです。
さて、7月も終わりに近づいたこの日は出勤日でしたが、この環境問題とも大いに関係してそうな連日の猛暑日で遠出する気力も無かったので、近場のお店の中から、2023年6月5日にオープンした新しいカフェである当店を選びました。
当店を運営しているのは、廣瀬ビルディング株式会社。
元々は、1880年(明治13年)に初代廣瀬與兵衛氏が神田錦町河岸にて開業した薪炭問屋「廣瀬與兵衛商店」が嚆矢になります。
一時は東京で五指に入る薪炭問屋に成長しますが、昭和20年の空襲により本社屋、倉庫、自宅や貸家等が全滅し、薪炭問屋業は壊滅的な打撃を受けてしまいます。
その後、戦後復興の過程では、エネルギー源も薪炭から石炭、重油、電気、ガスへと移り変わり、輸送方法の変化等もあって、薪炭問屋の事業基盤は脆弱なものとなり、薪炭問屋としての再興は断念することになります。
そして昭和33年には、新たに不動産業を主業とする廣瀬不動産株式会社を設立し、社業に新たな歴史を刻むことになります。
同社では、廣瀬家の個人資産である土地を取得することと併せ、近隣土地を買収して社有資産の整理統合を進め、昭和40年に社名も現社名に改めます。
昭和46年には、これらの一つの成果として、神田錦町3丁目17番地(千代田通りの錦町河岸交差点際)に地下1階、地上12階建ての自社ビル(廣瀬ビル)が竣工しました。
その後、昭和40年代後半から50年代初頭にかけて、この廣瀬ビルの対面に廣瀬第2ビル、廣瀬第3ビルを建設し、現在はこの3つのビルのテナント管理や貸会議室の運営が主たる事業になっている模様です。
当店は、その廣瀬ビルの1階にオープンしたコンセプトカフェで、廣瀬家の家業でもあった薪炭業=炭をコンセプトシンボルに置いています。
店名も、前記の薪炭問屋の創業時の屋号そのものですしね。
店内には炭のオブジェが並び、炭火焙煎にこだわったコーヒー豆や、炭を練りこんだ料理など、食を通して炭を体感してもらうことを念頭に置いており、いわば炭の持つ主たる効用である浄化作用、デトックス効果等を食と結びつけることをビジネスの基本に置いていると思われます。
またカフェの他にダイニングやワーキングスペースとしての活用も想定しており、その中で神田・神保町・御茶ノ水周辺の企業、団体、店舗等とタイアップし、当該エリアの魅力を発信していくことで町の活性化につなげていくことも企図しています。
カフェ・ダイニング部門では、シェフとして、山の上ホテル、帝国ホテルグループを経て、某企業内カフェテリアにて店長を経験した気鋭のシェフであるMさんを起用し、力を入れています。
この日は、12時25分頃の訪店となりました。
フラットなテーブル席が中心の店内ですが、夏の暑い盛りでも中心部に本物の火鉢が置かれて炭が燃やされており、テーブルの色も炭を意識したブラックで統一されています。
広々として席間もたっぷり取られてゆったりできる空間です。
そんなこともあって、8割以上のお客さんが女性ですね。
入店するとスタッフから、当店はキャッシュレス決済オンリーですがいいですか?と聞かれ、OKと返答すると席に案内してくれます。
そして卓上にあった説明書のQRコードを読み取ってこちらから注文して下さいと言われます。
最近、このタイプのお店が増えていることもあり、特に違和感なく対応し、ランチメニューの中から廣瀬與兵衞商店炭バーグのランチ@1,100円を注文しました。
待つこと6分ほどで注文の品が運ばれてきました。
炭バーグは、断面は確かに真っ黒。
ただ、炭の香り、臭さのようなものは全く感じず、ビーフがたっぷり使われた風味豊かなハンバーグです。
調べてみると、大阪に「街の肉バルBuff 南森町店」と言うお店があって、そこで「炭香黒バーグ」と言うのを出しているようですが、それをパクったのかどうかは定かではありません。
しかし、これ、ジューシーで味はなかなか素晴らしいですね。
ややボリューム不足ではありましたが。
添えられている野菜は世田谷の契約農家から直送で仕入れた新鮮野菜だそうで、確かシャキシャキして鮮度を感じます。
ご飯は五穀米のような感じでヘルシー志向を感じ、スープもクミンの香りのするスパイシーな豆とにんじん、玉ねぎのスープでなかなか美味しかったです。
全体に味は満足出来るレベルにあるのですが、ハンバーグのボリュームも含めて比較的軽めのワンプレートランチで@1,100円というお値段はどうでしょうか?
この日のランチのピーク時でそれほどの混雑はありませんでしたし、物価高の折でもあり、この価格水準が集客面でマイナスに作用しているのは否定出来ませんね。
特に客層が女性中心でしたし、コスパにはシビアな方々が多いと思われるだけに、今後、さらに客が離れないかという心配もあります。
将来展望としては、飲食業に関しては不透明な要素も多いと感じました。