점포명 |
Teuchisoba Mutou(Teuchisoba Mutou)
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장르 | 소바、일본 요리 |
예약・문의하기 |
03-3231-7188 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
東京都中央区日本橋室町1-13-1 梅むらビル 1F |
교통수단 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 徒歩1分 미쓰코시마에 역에서 79 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥10,000~¥14,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥10,000~¥14,999¥3,000~¥3,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB、AMEX、VISA、Diners、Master) |
좌석 수 |
20 Seats |
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개별룸 |
가능 4인 가능、6인 가능 |
금연・흡연 |
− |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
차분한 공간 |
음료 |
일본 청주(사케) 있음,소주 있음,외인이 있음,일본 청주(사케)에 고집 |
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요리 |
채소 요리를 고집함 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
아이동반 |
お子様ご同伴の場合は、10歳からご来店いただけます。 |
홈페이지 |
コレド室町の路地を入ったところに出された、清楚な暖簾。
昼でも夜でも「おまかせ」を基本に、料理と手打ち十割蕎麦を楽しんで、というお店です。
HPを見ると、脱サラして蕎麦打ちから入ったご主人が、
蕎麦屋を営みつつ日本料理の修業を積んだ末、
このスタイルに行き着いたのだとか。
外からは窺い知れない店内は、広くはないものの、
個室風に仕切られた静かで落ち着ける空間が拡がっています。
昼の「おまかせ」は
季節の野菜スープ
そば豆冨
本日の主菜 今日は「ぶり大根」または「穴子と春野菜の天ぷら」
せいろ蕎麦
甘味
以上で3,390円。
せっかくなので昼呑みを…と日本酒のお品書きを見せてもらうと、
女将サンでしょうか、「どのようなお酒がお好みですか?」と訊いて下さり
岩手・盛岡の「赤武」(あかぶ)を勧めて下さいました。
「一合ではチョット多いのですが…」と言うと、五勺でもOKとのこと。
赤い兜が勇壮なラベルから受ける印象とは異なり、
円やかで芳醇なお酒なのにビックリ。
なんといっても昼から、お酒を一人ちびちびとやりながら、
静かに料理と蕎麦をいただく幸せよ…(^-^;。
後から調べたら、岩手・大槌町「赤武酒造」は震災ですべての酒蔵を失い
今は盛岡市内の復活蔵で酒造を営んでいるのだと…。
まずは「赤かぶのスープ」。
トロミがあってほっこりと温まる、かぶの風味たっぷりのスープ。優しいですねぇ。
そして「そば豆冨」は、これも小松菜としめじの優しいあんかけに浸った
まーるいそば豆富。中には豚ひき肉と高菜が入っていて、
あんかけの優しさとは裏腹な、予想外のインパクトがあります。
「あんかけそば饅頭」という感じでしょうか。
天つゆと一緒に、「穴子と春野菜の天ぷら」が。
ふっくら、サックリと揚がった穴子。
天つゆでいただくのも美味しいですが
添えられた粗塩でも、アッサリと穴子の甘みを感じられます。
春告げの苦味が嬉しいふきのとう、かぼちゃ、肉厚の椎茸。
そしてお待ちかね、栃木・益子の契約農家の蕎麦粉を使ったという、十割手打蕎麦。
やや太目に打たれた蕎麦は、細かく挽かれた蕎麦粉が滑らかで、
みっしりと蕎麦の密度と甘みが楽しめる蕎麦です。
キリリと辛めの汁がまた、イイ。
「よくかき混ぜてお召し上がり下さい。」と供された、湯桶の蕎麦湯。
確かに白濁し、重たく見える蕎麦湯ですが、
これが汁と出合うと、極上の延びやかさを感じさせ、
気持ち的にも、物理的にもホントに「ゴクリ」と喉を鳴らして飲み干しました(*‘∀‘)。
甘味は、島根の郷土菓子をヒントに…という独特の歯ごたえのある餅。
抹茶ときな粉の二味です。温かい蕎麦茶も美味しい。
新橋の「ひろ作」は、和食の大将が料理の一つとして蕎麦を打って出す
という印象なのですが、こちらのお店はご主人がHPでも語るとおり
主役の前に出る主菜としての天ぷらや煮物、
〆というのではなくあくまでも主役は手打ち蕎麦
という独自のスタイルが伝わってくる、渾身の蕎麦 と感じました。
ご主人はじめ、お店のスタッフで千葉・佐倉での蕎麦栽培にも携わっており、
年に数週間は、ご主人手ずから育てた蕎麦で打たれた蕎麦を提供しているのだそうです。
昼のおまかせでもサービス料込の料金となっていますが
料理と雰囲気の良さだけでなく、サービス料に見合う素晴らしい接客で
実に穏やかで気持ちの良い時間を過ごせたのも、特筆すべきことかと思います。
場所柄、商談がらみの会食などにも使われるのでしょうけれど
気のおけない少人数で、静かに杯を傾けて、蕎麦を楽しむ隠れ家…
というのが、お店の個性を活かした楽しみ方では、と思いました。
夜はやや敷居が高め?ですが、季節を変えてまた、再訪したいものです。
ご馳走様でした。