점포명 |
Soba Yoshi
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장르 | 소바、우동、카레 |
03-3241-0884 |
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예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都中央区日本橋本町1-1-7 本町山崎ビル 1F |
교통수단 |
東京メトロ銀座線 三越前駅(A1出口)徒歩2分 미쓰코시마에 역에서 261 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
~¥999 ~¥999 |
예산(리뷰 집계) |
~¥999~¥999
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지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 가능 (교통계 전자 화폐 (Suica 등)、nanaco) QR코드 결제 불가 |
서비스료 / 차치 |
なし |
좌석 수 |
12 Seats ( カウンター席のみ) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近隣にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함 |
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이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
독채 레스토랑 |
서비스 |
테이크아웃 가능 |
아이동반 |
어린이 가능(초등학생 이상 가능) |
드레스코드 |
カジュアル可 |
「おかかごはん」という武器。
僕らの世代以上の人は、弱いのではなかろうか。
郷里の京都では、志ば漬などの漬物や、万願寺を炙って添えるコトも多かった。
「ねこまんま」でもある。
僕の個人的な認識では、幼少時、京都では、汁のぶっかけメシも、鰹節かけメシも、双方ともに「ねこまんま」と呼んでいたと記憶するのだが、ネット上の多くの意見では、関西での「ねこまんま」は、汁のぶっかけメシだと断定的に書かれているケースもあるが、どうなんだろう?
僕の場合は、父親が江戸っ子だったから混同しているのか?
さて、この店である。
20数年前、京橋や日本橋室町の企業戦士だった頃、この界隈はよく歩いていた。
その頃、この昭和通り沿いの宝町〜岩本町の間には2つの鰹節専門店の立ち食いそば店があったと記憶するが、どうだったろう?
双方ともに訪問した記憶はあるのだが、何年か前に探したときは両店とも見つけられなかった。
ソレが、この日、急に目の前に現れたのである。
勝手に無くなったモノだとしていたのに、現れたのだから、寄らないわけにはいかなかった。
店内、こんな小ざっぱりした印象ではない。
また、明るい感じも記憶とは相違する。
オヤジさんが1人でやっているような感じだったが、今はそうでない。
記憶の店のどちらかと一緒の店なのか、若干の疑心暗鬼になりながらも入店した。
券売機の前金制の記憶も無かったが、現在はそういうシステム。
気になるモノを見つけた。
「かき揚げうどん」(550円)+「半ライス」(150円) ーー 写真の通り。
うどんは4,5分お待ち下さいと言われた。
出てきたうどんは、きしめんのように平たかった。
そばもうどんも自家製麺らしいが、こういう鰹節問屋があえてこういうカタチのうどんを作っているのは、ダシの効いた汁を拾い上げるという観点からの表面積との関係であろうか。
麺質も良好で、美味しいと思う。
そして、汁、流石である。
昨今のダシの押し売り的な厭らしさは全く感じず、かと言って薄いわけでもない。
芳醇なダシが、本来的にあるべき濃度で、全体へ影響を及ぼしている。
好みの差こそあれ、コレをウマいと言わずして、何をウマいと言うのだ。
そんな感じである。
かき揚げは、玉ネギがメインの野菜天である。
このかき揚げの持つ油感は、汁とも馴染むようにできている。
そして、おかかごはん、コレがまたイイ。
券売機では「半ライス」である。(もちろん並ライスもある)
この店のあるビルの3階の工場で出た「粉かつお」が使われていると云う。
ご飯にササッとふりかけ、醤油を数滴たらす。
アツアツご飯、立ち昇る香り。
食べる前から、美味しい。(笑)
食べれば、さらに旨し。
あぁ、日本人に生まれて良かったと、心の底からしみじみと思う。
決して、飛び跳ねるような、また豪勢なウマさではないんだ。
じんわりと、そして身体の内側からホッとするような味わいが、間違いなく僕のDNAに反応し続けるようなウマさ。
今の人はどれぐらい知っているのだろうか?
昭和の40年代前半ぐらいまでは、まだ各家庭に、当たり前に削り器があった。
小袋のパックの鰹節なんて、そうそう簡単に売っていなかったと思う。
その削り立ての鰹節のウマさ。
子どものお手伝いだったから、もちろん、その削り立てを勝手に食べる。
刃の下のヒキダシを引っ張り出すと、その香りの豊潤さに圧倒される。
日本の家庭が失ってしまった味わいが、ココにあった。
鰹節卸問屋の直営の立ち食いそば店。
侮るコトなかれ。
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.5.21)
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