コッソリ佇む美味しいお店です。 : Washoku Iijima

何ヶ月に一度の茅場町ランチです。

少し時間があったのでかなり歩き回って開拓する時間ができました。歩きだと普通は気づかない店も気づいてみたりするもので､､､

ということで、見つけました。
B1へ続く階段、「和食 いいじま」の看板。
ランチメニューも店先に出してありました。
混んでるのかどうかも分からないまま、階段を降りて行きました。

少し賑やかな音が聞こえてきて扉を開けると7-8割の満席率でした。

席に案内され、日本人の若者男子バイトに変な日本語で席を移動させられ、『炙りひらめ丼』をオーダーしました。

到着するまで店内を見回してみました。厨房には愛想の良い大将がおり、フロアは男1女1のバイトスタッフがいるという感じ。明らかに女子の方が的を得たバランスの良い動きをしてます。

そうこうしている間に到着しました。
『炙りひらめ丼』
うしお汁と小鉢に入った煮物がセットになっています。見た目にも何となく豪勢な感じに見えますし、炙ったひらめも美味しそうです。

まずは、潮汁をいただきます。
口に含んだ瞬間、「うわっ」と塩っ気がガッツリと広がったかに見えましたが魚から出る旨味と脂、柔らかい塩加減が実は絶妙という程よく絶品でした。出汁が良く摂れているからこそ、しっかり感じられる塩味とそもそもの塩も岩塩とか優しめな塩を使ってるのかもしれません。

炙りひらめもなかなかです。ひらめの旬は夏のはずですが炙ることでひらめの味をひき出されています。炙っていなかったら激しく淡白なのでしょうね。それはそれで日本酒を頼みたくなってしまいますが､､､

これで1,200円なら納得のお値段。
美味しくいただきました。
私を含めた男性には少し軽いかな？と感じましたがよく見たらやはり客層は女性が多かったです。

私が席についた時には既に食べ始めていた隣りの女性2名様は私が食べ終わって帰る時にも食べ終わってませんでしたから、ゆっくりランチを楽しめるかもしれません。
そんな人ばかりではないでしょうが満席になってしまったら回転は悪いかもしれませんね。

何より良いお店です。

ごちそうさまでした。