中華とナチュールの融合 : Fu shue

東日本橋にある中華料理店。
平日のディナーで訪問。

中華とナチュールを合わせる。

以前に来たときからレイアウトが変わり、カウンターメインになっていた。

【料理】

■秋刀魚
肝もしっかり。

■蛤
上のソース絶妙。

■カマス
当店のスペシャリテの春巻き。
皮がミルフィーユのように薄く多重層。

■海老真薯
海老の身がぎゅっと詰まる。

■真鯛

■鴨
火入れベスト。

■麺
当店のスペシャリテの汁なし坦々麺。
ソースをよく絡めて食べる。
山椒が利いて心地良い刺激。

【ドリンク】

■Nid de guepes（ロワール）
シュナンブランの微発泡。

■La Desiree（ロワール）
シュナンブランの白。

■Kristian Keber Brda 2018（スロベニア）
ブレンドの白。

スペシャリテを代表する料理は相変わらずセンスがいい。
ワインともマッチする。

東日本橋にあるチャイニーズレストラン。
平日の夜、「虎穴にイラズンバで」の会で3年ぶりに訪問。
夜は初めての訪問だが、昼以上に素晴らしいパフォーマンスだった。

昼は行列ができる担々麺の専門店であり、私のベストオブ担々麺が当店だ。
夜は昼の顔と全く異なり、凄腕のシェフによる中華料理が堪能できる。

昼は3名、夜は1名で営業している。
夜は元々、2名体制だったが、スーシェフが体調不良により戦線離脱。
今ではシェフが1人で店を切り盛りしている。
捌ける人数はMAXで12名とのこと。
予約がない来店客には、申し訳なさそうに断っていたので、夜は予約必須と思われる。

ワインのラインナップが豊富なため、中華料理とワインとのマリアージュも楽しめるだろう。

【おまかせコース】（6,000円）

■アヒルの卵の塩漬け
「えっ、ゴマ団子？いきなりスイーツ！？」
と思いきや、中身はアヒルの卵を塩漬けにしたものだった。
バターで優しくまろやかに仕上げている。
すごいなこのセンス！

■子持ちヤリイカと雪下人参
パクチー添え。
ヤリイカの蒸し加減が絶妙。

■カスゴの春巻
春巻の衣が非常に薄く、幾重にも重なって、ふんわりと軽く独特だ。
油切れも良く、上品な春巻になっている。
トウモロコシの皮を使用しているらしい。
中身はカスゴと新玉ねぎ。

■菊芋の薬膳スープ
生姜の香り。

■イトウの海苔和え
旬の筍添え。
旬と筍の漢字が、竹冠の有無だけで似過ぎ^^
四川山椒による適度な刺激。

■くまもとあか牛のモモ肉
葉付きのペコロス添え。
30分時間をかけてじっくりと焼き上げている。
非常に柔らかく、噛むたびに肉汁が溢れる。
黒胡椒がスパイシー。

■蛍烏賊のチャーハン
ご飯と蛍烏賊を一緒に炊き込んだ、しっとり系のチャーハン。
蛍烏賊の肝によって、旨みとコクが引き立っている。
塩加減は強め。

■成群式辛味和えそば（追加オーダー）
全体をよく混ぜてから食べる。
山椒がかなり効いているため、徐々に舌が痺れてくる。
ウスターソースが隠し味だろうか？旨みがある。
酢が強め。

■エッグタルト
しっとりして軽い歯ごたえのタルト生地に、ふわふわな玉子。
上にカラメル。
甘さは抑えられてさっぱりしている。

■ホット烏龍茶

6,000円のコースは破格であり、価格破壊もいいところ！
おそらく夜はシェフの道楽でやっているのだろう（笑）

一品一品の素材の活かし方に並ならぬセンスを感じる、驚きと感動の中華だった！
これらの料理はシェフの研鑽の賜物であり、今後もオーバーワークにならないようにセーブしながら提供し続けて欲しい。
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2013年4月

東日本橋にある中華料理屋。
平日ランチで訪問したら、行列ができていた。

中華料理の店だが、ランチの担々麺がうまい！
自分にとってベストオブ担々麺がここ。

内装は綺麗で洗練されていて、店内のスペースはゆったりしているため、女性１人でも入りやすい。

クリーミーなスープはまろやかで、山椒の辛さが絶妙なバランス。
スプーンはスープ用と挽き肉用で2つ用意されていて、心遣いがうれしい。
全てにおいて無駄がなく、完成度が高い。