공식 정보
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점포명 |
Shiten Keihan
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장르 | 싱가폴요리、중화 요리、이자카야 |
예약・문의하기 |
050-5872-0792 |
예약 가능 여부 |
예약 가능
※当店基本的には飲み放題はご用意しておりませんので、お飲み物は別途ご注文頂いております。 |
주소 |
東京都渋谷区渋谷3-18-10 大野ビル2号館 2F |
교통수단 |
시부야역에서 도보 2분 시부야 스트림 부근 메이지 거리를 따라 시부야 경찰서 대각선 맞은편 「아부라소바」의 2층입니다 시부야 역에서 271 미터 |
영업시간 |
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예산 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥5,000~¥5,999¥1,000~¥1,999
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지불 방법 |
카드 가능 (VISA、Master、AMEX、JCB、Diners) 전자 화폐 가능 (교통계 전자 화폐 (Suica 등)、라쿠텐Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QR코드 결제 가능 (PayPay、라쿠텐 페이、au PAY) |
좌석 수 |
23 Seats ( 카운터 7석, 테이블 16석) |
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개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 20인 이하 가능、20인~50인 가능 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 있음 |
음료 |
소주 있음,외인이 있음,칵테일 있음,엄선된 와인,엄선된 칵테일 |
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요리 |
채소 요리를 고집함,생선 음식을 고집함,건강/뷰티 푸드 메뉴 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
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위치 |
숨겨진 레스토랑 |
서비스 |
2시간 반 이상의 연회 가능,테이크아웃 가능,배달 |
아이동반 |
어린이 가능(유아 이상 가능,미취학 아동 이상 가능,초등학생 이상 가능)
어린이도 드실 수 있는 메뉴가 있습니다. |
오픈일 |
2022.4.7 |
전화번호 |
03-6811-1193 |
実はわたくし、記事にしている店以外にもいろいろ行っておりまして、特に普段から行きつけにしている店はなかなか記事にしない傾向があるんです。
理由をあげればいろいろあるんですけれど、記事化を考えず楽に飲み食いしたいってのが一番でしょうか。
ですがやっぱり好きなお店の応援もしたいということで、折角の新年ですし、普段記事にしていない「行きつけ店特集」をやってみましょう。
まず最初はこちらのお店。
香港の街角みたいでしょう?けれど実はここ、渋谷なんです。
いつものように夜の街を何かないかと彷徨っていて、あきらめて渋谷駅へ引き換えそうとした矢先、ふとアンテナに引っかかったお店です。
そのままふらり突撃し、気が付けば月一以上のペースで通うことに。
『獅天鶏飯』(してんけいはん)
「シンガポール中華」縛りで超絶美味いフードを提供してくれる、最高の居酒屋です。(私にとっては)
渋谷駅からはスクランブルスクエアから2階の通路をずーっと歩き、渋谷ストリームを突き抜けたまさにその脇に位置しており、渋谷のガチャガチャした雑踏とは無縁なアクセスの良さも魅力なんです。
店主の佐藤一聖さんは元バックパッカー。
パン屋や居酒屋など様々な飲食店で修業したのち『焼鳥串焼どろまみれ』『松記鶏飯』『タイ屋台999』で修業。
新宿での間借り、新橋での期間限定営業を経て2022年4月7日に渋谷『獅天鶏飯』をオープンしました。
多彩な食文化がクロスするシンガポールの料理の中でも中華系(華僑系)に的を絞った料理の数々は、どれを頼んでも間違いなしのクオリティ。
というか好きモノのツボを押さえつつ、誰をお連れしても満足していただける絶妙のバランスは素晴らしいの一言です。
ドリンクのセレクトもなかなかのもの。
オススメは香港のクラフトビール、これ扱っているお店少ないんですよね。
★クレイジーリッチルブリンズ¥1078
キュッとした風味の香港IPA。缶のカッコ良さもポイントです。
★サワーパンチ¥1078
こちらはとにかく酸っぱいビール。レモンやらシークワサーやら何か酸味欲しいな、という時はこっちから。
★紹興酒ビール¥825
これ、シンプルかつ革命的な一杯なんです。
ビールを紹興酒で割ったものなんですが、ちょっとしたカラメルっぽさがあるダークビールテイスト。
いつもおかわりしちゃいます。
こんないいアイデア、なんで他店でやらないんだろうと聞いてみたら、「単純に原価がかかっちゃうからじゃないですか?」と店長。
有難くいただきます。
そのほか、甕出し紹興酒やナチュールワイン、クラフトジンなど、ここの料理はどれも酒が進むので困っちゃいます。
★コーヒーポーク¥880
私がいつも、いきなりスターターで頼むのがこちら。
コーヒーを用いて煮込んだコーヒーポークはシンガポールで人気ですが、お店によって味付けのバランスはいろいろ。こちらのお店ではコーヒーコーヒーしすぎず、けれどコーヒーを感じつつの「旨さ重視」バランス。
柔らかく煮込まれた肉が口の中でほぐれる具合も最高ですし、何より脂っこさがない。絶対おすすめです。
★マントゥ(蒸し・揚げ)いずれも一個¥150
コーヒーポークと一緒に頼みたいのがこちら。
余ったソースをこれにつけていただくんです。
どっちが好き?と訊かれたら私は「揚げ」。アッツアツの提供でコーヒーポークとの相性も抜群ですよ。
★とうもろこしの夏巻き(2P)¥780
テーブルのメニュー以外にも黒板に「本日のオススメ」が書かれているんですが、こちら季節の揚げ春巻き。
季節ごとに「春巻き」「夏巻き」「秋巻き」「冬巻き」と変化するんです。
この「夏巻き」アッツアツでトロっとした餡にコーンの食感。美味しかったなぁ。
メニューにある「獅天特製海老蟹炒」は、海老か蟹を選び、調理法を指定できます。
このオーダースタイル自体、シンガポールっぽくて痺れますよね。
★獅天特製海老蟹炒(ソフトシェルクラブ×パッポンカレー)¥2310
こちらはいわゆる「プーパッポンカレー」なかでもソフトシェルクラブを用いた「プーニムパッポンカレー」になります。
元々バンコクの華僑系レストランが発祥のプーパッポンですが、もちろんシンガポールでも人気。
そして今、わたしが東京で一番好きなプーパッポンがこちらになります。
★獅天特製海老蟹炒(ソフトシェルクラブ×ブラックペッパーソース)¥2100
こちらは調理法を変えブラックペッパーソース仕立てに。
ソフトシェルクラブ自体片栗粉の衣でカラッと揚がっており、最高の酒の肴です。
★肉骨茶 バクテー スペアリブの白コショウ煮込み¥1045
★油条¥200
マレーシア・シンガポールを代表する庶民料理バクテー。
骨付きの豚スペアリブを漢方スープで煮込んだものです。
元々はクアラルンプール近郊の港町クランで華僑系労働者のスタミナスープとして生まれたとされていますが、
マレーシアのバクテースープが黒っぽいのに比べ、シンガポールのバクテーは白っぽくて胡椒が効いているのが特徴。
オプションで油条という揚げパンをつけ、浸して食べるのが定番です。
そしてこれまた、並みいるシンガポール料理店の中でもこのお店のバクテーは好みの味。
居酒屋スタイルのお店(私にとっては)の枠を超えた、料理センスに溢れています。
ちなみにこのスープ、スペアリブ抜きで素麺ブッ込んだ小鉢で500円。
(メニュー表記は「スペアリブ出汁の白胡椒ラーメン」)
こちらが飲みの〆に最高なんです。
★海南鶏飯 名物シンガポールチキンライス¥1100
はい、お店の看板メニューにしてシンガポール料理を代表する人気料理がこちら。
こちらのお店では蒸し鶏のプルルンとした柔らか食感がめっちゃ特徴的。
鶏白湯で炊いたライス、シンガポールスタイルのお約束である三種のソースまで完璧です。
ちなみにこちら、蒸し鶏だけ、ライスだけのオーダーも可能と、ホント痒いところに手が届きます。
★ホッケンミー 海鮮汁焼きそば ¥1540
漢字にすると「福建麺」。華僑系シンガポール焼きそばの代表格であるホッケンミーですが、言わせてください。
シンガポール以外のジャンルも含めた焼きそばで、ここのホッケンミーが一番「うわっ!美味い!」と思った焼きそばなんです。
で、お連れした人に食べさせても皆「うわっ!美味い!」と言うのですから、間違いなく美味いんでしょう。
海老の香ばしさと海鮮の出汁感、2種類の太さの麺を使用と、ディテールまで完璧です。
★ラクサ 海老出汁濃厚スパイシー麺 ¥1375
地域によって全く仕様が異なる麺料理ラクサ。
こちらは海老出汁にココナッツミルクをふんだんに用いたシンガポール式、いわゆる「カトンラクサ」です。
辛さはかなり抑えられていて、ココナッツミルクの甘みと海老の旨み推し。
ちょっとした〆のお口直しに最適です。
★南インド風チャイニーズフィッシュカレー
こちらはレギュラーメニューじゃなく、8月のJAPANESE CURRY FESTIVAL会期中のスペシャルメニュー。
シンガポールのインディアンタウンに隣接したチャイナタウンで提供されていたフィッシュカレーがネタ元になっているカレーだそうです。
魚の旨味とともに野菜を美味しくいただけるスープカレーで、いやはやホント面白くてマニアックな引き出しを持っておるお店だなぁと嬉しくなった次第です。
たくさんの引き出しと素晴らしい料理センスを持っていながら、中華系シンガポール料理に絞ったメニュー構成というのは、一見勿体ないようにも感じますが実はここでは正解。
だって、「シンガポール料理か中華、どっち行きたい?」って訊いて、どっちを答える人もここに連れてこれるんですから。
とっても便利で、何度行っても満足できる素晴らしいお店です。
席数が多くはないので、入れなくなっちゃうと困るんですが。
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell