女子におすすめの横丁のビストロ : Bistro maman

恵比寿横丁内にあるビストロです。

恵比寿横丁は、屋台風の飲食店の集合体です。
飲み物については、席についたお店で注文しなくてはならないシステムです。料理については横丁内の他店舗からのデリバリーがＯＫです。
ちょっと昭和な雰囲気を演出していて、ひと昔前の屋台で飲んでいるような感覚になれます。それでいて、トイレもあり、空調も効いているので快適です。
それもあってか、横丁のお店は、どこも大人気で、ほぼ満席です。若者と外国人観光客が主なお客さんですね。

ザ･居酒屋なお店が多いなかで、こちらは横丁に店を構えて、内装もテーブルもおしゃれにしていて、料理は低価格高品質なので、横丁初心者の女性におすすめです。

メニューは、屋号は「ビストロ」ですが、ヨーロッパの美味しいおつまみを集めた感じに創作も加えた感じです。
白レバーペースト（６５０円）やトリッパの赤ワイン煮（７００円）などの軽いつまみが多いですが、ステーキ１ポンド（３，５００円）もあります。


いただいたのは、
■牛しびれ（膵臓）のグリル（７００円）
フランス料理で「シビレ」と言うと、胸腺の場合と膵臓の場合があります。両方をシビレと言うのが正しいそうで、実にややこしいですね。しかも、両方とも珍味のような部位なので、日本で食べられる機会が少ないです。
今までに記憶しているだけで、４度「シビレ」と呼ばれる部位を食べていますが、どちらを食べているのかイマイチわからずでした。
今回のものは、メニューに「膵臓」と明記してあります。
食べると、フワッとしていますが、なかなかの脂のある感じです。クセは無く、食べやすい印象でもあります。
白子に近い感じですが、もうちょっと噛み応えがあって、生臭さが無い感じですね。


■アボカドとチーズのポテトサラダ（６００円）
こちらはイタリアンっぽい創作料理です。
ポテトサラダにアボカドを混ぜてあります。アボカドは、しっかりと潰して混ぜてあり、ポテトサラダ全体が薄く緑色になっていますね。
これだけだと味に深みが足りないようで、パルメザンチーズをかけてあります。チーズのコクもあって、シンプルですが美味しい仕上がりですね。
材料がわかってしまえば、作れそうな料理で、真似して家庭で作るのもいいでしょう。


手軽にビストロの料理を食べられるお店のさきがけ的なお店ですが、なぜか、レビューが少ないですね。しかし、実際のお店はなかなか人気ですし、食べてみると料理もちゃんとしていて美味しいのでおすすめです。
また、隣のワインバーに席をとったら、こちらから料理をデリバリーしてもらうとベストマッチですね。

恵比寿横丁内のお店です。恵比寿横丁は、屋台風の飲食店の集合体です。飲み物については、席についたお店で注文しなくてはならないシステムです。料理については横丁内の他店舗からのデリバリーがＯＫです。

リニューアル前は、フレンチを気軽に食べられていいお店でしたが、リニューアル後は、フレンチ・イタリアンの手軽なおつまみのお店にシフトしたようです。リニューアル後も、定番の白レバーペーストは健在です。

ザ･居酒屋なお店が多いなかで、こちらは横丁に店を構えて、内装もテーブルもおしゃれにしていて、料理は低価格高品質なので、横丁初心者の女性におすすめですね。

いただいたのは、
■トマトと生ハムのマリネ （６００円）
トマト・玉ねぎのマリネに生ハムがのっています。マリネは、さわやかな酸味で漬かり感は軽いですね。ちょっと酢を効かせたドレッシングで合えた感じです。

■アンチョビキャベツ （５００円）
キャベツの炒めをアンチョビで味付けしたものです。アンチョビペーストではなく、フィレを使っています。肉料理が多い横丁でちょっと箸休めが欲しいときにぴったりの料理ですね。


手の込んだメイン料理が少なくなったのは残念ですが、軽くつまめるものが増えたのは嬉しいですね。みんなで飲んでワイワイする横丁らしいメニュー構成になったかと思います。