超デート/女子会用 / 20-30代の男性必見 : Sel sal sale

こんにちはー、皆様の食の下僕『孤高のグルメ』です♬


もう移転まで日数ないから期待してなかったのに銀座『ラルジャン』レビューの反響結構すごいなー。


そして先日の僕のレビューで銀座『ドミニク・ブシェ・トーキョー』の来店者数が激増したみたいで良かった、ひと安心、今の課題が改善されたら素敵だなー♬


今日はちょっとランチに恵比寿『セルサルサーレ』に伺ってきました。


お店前にはドンッとオーシー、「塩」の文字。


さて、知的聡明グルメンなフォロワーの皆様はお気付きでしょうか？


それは店名『セルサルサーレ』が仏語「sel」スペイン語「sal」イタリア語「sale」をつなぎ合わせた造語だからです（たぶんw）。


僕は塩の外国語は英語の次にイタリア語を覚えました。


それは何故かといいますと、学生の頃に今から2000年前の古代ローマ時代に軍兵に報酬てして支払われていたのが「塩」と知り、そこから興味を持ったからです。


えー、そんな話いらないって？∑(ﾟДﾟ)


でも、当時の報酬を塩で行っていたことが語源で、皆さんの「給料」を「サラリー」と表現するようになったと知ったらちょっと見方変わるでしょ？(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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サラリーマンの『サラリー（Salary）』は古代ローマ時代に市民が給料で国に雇われていた軍団兵に与えられていた「塩」を表すラテン語サラリウム（Salarium）が語源となっています。 このサラリウム（salarium）がやがて英語のソルト(Salt)の語源となります。ちなみに魚の鰯/イワシの英語名サーディン（Sardine）はサルディーニャ島（Sardegna）を語源としています。
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紀元前5-7世紀頃に海上民族であるフェニキア人からシチリア島経由でギリシャ人を介して塩の作り方がナポリやローマに伝わり、イタリアでも大変貴重なモノとして広がっていきました。


「敵に塩を送る」なんて言葉もあるくらいです。


ビタミンだなんだと色々な栄養素を語る前に人体に大切なのは、人体に必要なのは、ミネラルの１つ「マグネシウム」です。


医師にとっては当たり前なのでミネラル不足はまず指摘されませんが、夏場に体調崩される女性の８～９割が


・運動不足と冷房による冷え性
・ミネラル不足


だったりします。


なので夏場に疲れ気味な女性の皆様、余計な薬や栄養剤を購入する前にまずは自宅で良い塩を摂取しましょう。


コスパ重視の方はまずは「伯方の塩」などで充分です。


塩が大切と知りつつも自宅で岩塩ばかり摂取していて普段身体が疲れ気味な女性が結構いらっしゃいます。


ちなみに岩塩はNG、何千万年も空気に触れているため、とっくの昔にミネラルが揮発してしまい、ただの塩化ナトリウム（NaCl）の塊になっているからです。


僕からしましたら日本人は不思議な民族。


こちらのようなお店のことではなくて、一般家庭においては、「塩」と同じくらい重要な「砂糖」や「油」に頓着されない方が多いからです。


健康的効用だけでなく、塩と反対の調理料を効果的に使うことによって、深い層/layerで塩が活きるということがありますからね。


良いモノをお知りになりたい方は気軽にLINEください。


で、そんな「塩」を店名にされているのですからオーナーシェフとしましては使うお塩を世界中から取り寄せてとてもこだわっていらっしゃるということでしょう。　　


国内にも世界にも本当にビックリするくらい色々な塩があってそれらの塩を使い分けるだけでお料理がまるで変わりますからね。


さて、今回はそんなお店のランチのお話になります。


お料理の味付けやワインは僕からしたらとても一般的で家庭レベルなのでここでは割愛しますが、とはいえやはりこちらのお店はそれ以外がすごい、大繁盛するには理由があります。


流行るレストランは味は及第点としつつも、実は味以外の要素の方が大きいのが常。


やっぱり、この立地×内装×接客×お料理の総合力がすごく高い。


30代40代の主要スタッフ達の表情や動きがカジュアルな店内に良いアクセントを入れていて、内装とは別のスタッフの方々によって作られた雰囲気がとても心地良いです。


恵比寿で20代30代の方々を中心に繁盛するお店とはどういうお店なのかが一目瞭然。


人気店になってこそどんどん良いスタッフが集まるわけですから、このスタッフ間の雰囲気作りというのはお金では買えません。


画像にあるような

前菜3品+メインのパスタ+デザート+食後のコーヒー紅茶

がついて税込2,500円/人、ボリュームもさすがです(≧∀≦)
　

最後に頂いた美味しいスイカのシャーベットを頂いて、墨田区『マチヤス』のシャーベットを大量取り寄せないといけないことを思い出しまたしたー！


僕がもし今20代30代前半でこの近くに住んでいましたら、まずはこういうお店に通いまくって常連になってデートや飲食経験を重ねていってから徐々に大人の世界もトライしていくと思いますし、事実僕は別のエリアでそうしてきました（笑）。


こういうお店を選んだ時点で皆さんのその恵比寿デートや女子会の大半は成功したようなもの。


普段から年の1/３はヨーロッパに滞在することが多いため、高級フレンチや高級リストランテなどには手厳しくなる僕ですが、今回は恵比寿カジュアルイタリアンというターゲット層/立地をよく理解されたお店としてのこの総合評価です。


日中は近くにお住まいの老若男女の総ての方々へ、夜は一定水準以上に食べ物や雰囲気にこだわる20代30代を中心とした恵比寿カジュアルデートや年齢問わずの女子会に最高だと思います♬


はぁ、ほんと空間×スタッフの居心地が良い、お昼からワイン飲んで眠たくなってきた(ノД`)・゜・。


※人気店なので昼も夜も事前予約必須です。
※ランチのワインは一律1,200円/杯と夜の3割程お安く頂けます。個人的にはカジュアルワインを普段口にしないのでとても新鮮です。
※カウンターも良いですが、こちらのお店でしたらテーブル席でも端側でしたらどこでも居心地よいと思います。段で滑ったりしないように男性はしっかりサポートして差し上げましょう。
※このエリアで同じようなカジュアル利用でしたら渋谷『Ata』代官山『アビス/abysse』あたりがお勧めです。
※ このエリアで同じようなカジュアル利用でしたら広尾『メログラーノ』あたりがお勧めです。

※40代以上の方のちゃんとしたデートにはこのあたりのイタリアンとしては代官山『アルモニコ』恵比寿『アムール』あたりがお勧めです。
※40代以上の方のちゃんとしたデートにはこのあたりのフレンチとしては恵比寿『アーティーショー』あたりがお勧めです。

※店内中央部分に一つの段があります。お手洗いなどで奥に向かって上がるときはもちろんのこと、奥から入口へ向かう際にお連れ様が足を踏み外さないよう男性の皆様はちゃんとエスコートしましょう。トークが下手でもそういうところで挽回できます。

※以前は無かった店内の少し光沢あるネイビー/紺のテーブルクロス、良い感じです。色はこのままにこの繊維ランクを替えるだけで雰囲気はさらに良くなります。

※あのお値段でどうこう申し上げるのもどうかと思いますが、僕的にはあんなリーズナブルなコースの中にも、こちらの店名やお店の夜の素晴らしさを僅かにでも想起させるような「何か」をお料理のどこからか感じ取りたかったです。

※地鶏のインボルティーニ（巻き料理）も外側パリッと中はしっとりとでメリハリ効いてないので多分オーブンで同じ温度でそのまま放置調理した印象で全体的にちょっと水分飛ば過ぎ、内側の味付けに魚醤などでも良いのでもう1layerかませるだけでお料理の格調が全然変わります。

※こういう感じのクリームパスタでしたら途中で口の中が単調になるのでこちらも調味料レベルで良いのでもう1-2layer、もしくは途中から味変したくなります。特別な塩/saleか胡椒/pepeなどの味変調味料や付け合わせがテーブルにあると大人イタリアン目線では素敵です。

※店内のこなれた30代40代のスタッフの皆さんが、自分の表情1つ動き1つで来店者に与えるお店の印象が段違いに変わるという大切さを深く理解している様子がとても印象的でした。あとは終始ブスッとしている1番若い男性スタッフがその大切さを理解することですね。そんな彼を見守る周囲のオトナの方々、皆様本当にお疲れ様です( T_T)！


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